働くものの月刊学習誌 『まなぶ』

 『まなぶ』は、1960年の創刊以来、働くものの月刊学習誌として労働組合青年部、女性部をはじめとした労働者の学習活動のなかで育てられました。
 誌面は、社会の主人公である労働者が学習活動を通じて、この社会のさまざまなできごとから、その矛盾、発展について広く考えあうことをテーマに編集されています。
 なんで賃金が上がらないの、なんで憲法を変えようとするの、なんで格差や貧困が広がるの……と感じているあなた、いっしょに考えていきませんか。



好評発売中!  まなぶ 8月号

【特集】 沖縄とまなぶ 沖縄からまなぶ

 米朝首脳会談が行われるなど、アジア地域で平和への期待がふくらむいま、日本には「近くて遠い国」が、なんと多いことか。
 なにも国民国家の枠で語らなくていい。「国体護持」のために利用されてきた沖縄もそうだ。沖縄には「ウチナンチュ」「ヤマトンチュ」という言葉があることはよく知られているが、そこに大きな壁の存在を感じる。
 その壁はどのようにつくられてきたのだろう。そしていま、私たちはそこから何をまなぶことができるのか、考えてみた。

               

詳細はこちら A5版68ページ 定価:470円(税込) 送料70円

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まなぶ 7月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】いつまでつづく 原発神話

 今年3月の再稼動からトラブルつづきの玄海原発。「世界一きびしい基準」をパスしたはず。避難計画への不安も残る。そして「核のごみ」も増えていく。
  国内だけではない。輸出産業にしたい政府は、英国での展開をねらう日立製作所を後押しする。受け入れる英国の自治体側も「農業主体の島に給料のいい技術職を根付かせてくれる」と歓迎する。
 その一方で、「もんじゅ」の廃炉決定により核燃料サイクルが頓挫し、核のゴミの最終処分場も決まらない上に、日本が保有する約47トンのプルトニウムが問題となる。
 被災地はどうだろう。「復興」「帰還」が期待されるものの、高齢化は深刻だ。介護保険料が避難指示12市町村で急増している。将来が見通せず、話し相手もおらず、引きこもりがちになる人もいる。
 夢を与えてくれる“器”とは、もはやだれも信じなくなった原発。そこに、どんな摂理があるのであろうか。

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まなぶ 6月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】紛争は、なぜつづくのか

 「紛争は、なぜ起きるのか」「平和はどうやってつくられるのか」
   ―この問への答えは、どこにも書かれてはいない。
 国際社会では、いまも「力こそ正義」がまかり通り、「大国」が台頭する。
核抑止力への信奉もなくならない。小さな“違い”が大きな紛争へと発展する芽も広がる。調停役として期待される国連も、国際政治にふりまわされる。
 「正義か平和のどちらかを選ばねばならないとすれば、私は正義を選ぶ」─
─これは第26代アメリカ大統領セオドア・ルーズベルトが残した言葉だ。1906年には  ポーツマス条約で日露戦争を終結に導いたことで「ノーベル平和賞」を受賞している。
では、彼は平和主義者だったのか。
  これまでも多くの権力者が語ってきた「正義」。平和はその下でしか訪れないのか。人々の経験といま起きていることを学ぶときだ。

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まなぶ 5月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】口を開けば危機管理

 不祥事がつづいている。そしていつもの会見だ。
 すると、“何かあったらどうするのか”と危機管理が叫ばれる。
 いや、すでに起きている。
 国会では日報隠しにデタラメ数値。肝心な部分は「刑事訴追のおそれ」とうやむやに。ましてやパワハラ・セクハラなんて認めない。そんな人たちが唱える呪文のような言葉だ。
 ほんとうに管理しなければならない危機とはなにか。考えてみた。

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まなぶ 4月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】労働組合に入るあなたへ

 労働組合ってなに? どんなことをするところなの??
 社会人になったばかりの人が、こうした疑問をもつのもあたり前。生まれてこの方、労働組合の存在さえ意識しなくてよかったのだから。
 となりの先輩も同じように職場で労働組合とであい、その一員となることで、多くのことを学び、成長してきた。
 いまでは労働組合を担うようになった先輩たち。その思いをきいてみよう。
 そこに答えの一つがあるかもしれない。

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まなぶ 3月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】不忘

 忘れてはいけない。他人事にしてはいけない。
 だれでも、一度や二度は言われたことがある。でも、忘れることで前にすすむこともある。たいへんな出来事に遭遇すると、忘れないと、立ち上がれなかったり次にすすめなかったりもする。
 20世紀末からの大震災は人々に「備え」の大切さを思い起こさせた。そのためにはと、地域をあげた復興やこの国を守る姿勢が問われる。そしてそのパートナーは、いまや自衛隊であり、米軍である。
 大きな出来事を経るたびに、この国のためになにができるのかと問われる日本。もう一度、その時なにが起きたのか、そして今日までなにがつづいているのか。震災から学んでみよう。

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まなぶ 2月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】 あなたもハラスメント社会の一員です。

 ただいま春闘真っ只中。最近は賃上げが期待されるので働く人たちの関心も高いようだが、「うちはもうかっていないから」とか、「赤字だから」とあきらめてしまう人も少なくない。春闘ではもう一つ、働き方改革も課題だ。じっさいどんな改革なのかといえば、長時間労働を減らして生産性をあげることのようだ。
 もう一つ忘れてはいけない課題がある。職場ハラスメントの撲滅である。せっかく働きはじめても退職を余儀なくされたり、職場がぎすぎすしたり、心を病む労働者も少なくない。
 でも、自分は女性にも男性にも、部下にも上司にもきちんと対応している、ハラスメントは権力のある人がやること。そう思っているあなた。しっかりその一員です。

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まなぶ 1月号 (2018年) 
労働大学出版センター

【特集】 未来を構想し選びとる

ロシア革命の新事実と称する記事や番組と同じ報道機関によるアベ政治がかかげる「△△革命」への追従が目についた2017年でした。
 私たちがあらためて学びたいのは、なにがロシアでの大きな社会変革をもたらしたのか、どんな社会をロシアの労働者と農民が作りだそうとしたのかです。
 そして注目しなくてはならないのは、目の前にある経済と社会のシステムが、この国に住みはたらく人たちの衣食住さえ保障できなくなっているという事実です。

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まなぶ 12月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 競え、競ぇ、競え。

 先の総選挙では、アベノミクスの「成果」なるものが数字を使って宣伝されていた。ネット上では、中国や朝鮮などのアジア諸国にたいするヘイト情報があふれる。そんな中、神話のように聖域化されたものがある。
 そう、競争である。競わせれば、よりよい社会が生まれると。
 競争することを切磋琢磨、腐敗防止、イノベーションと置き換えれば、否定することさえはばかられる。そして今日、長時間労働や過労死がこれだけ問題になってさえ、「生産性革命」がとなえられる。「成長」への疑問は寄せつけない。

  競え、競え、競え。
  その結果を前に、いったいだれがそんな呪文をとなえるのか。
  チャレンジ、チャレンジ、そしてチャレンジ。
  この道しかないのだろうか。

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まなぶ 11月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 私たちの中にある排除

 差別はよくないけど、格差や区別があるのは、ふつうでしょう──。
 ふだんのくらしや職場の中で、こう感じているのではないだろうか。なにごとも行き過ぎが、よくないのだ、とも。
 では、どこからがあたり前で、どこからがあたり前ではなくなるのだろうか。どこまでが行き過ぎで、どこからが行き過ぎでなくなるのだろうか。『六法全書』を見ても、『広辞苑』をながめても、絶対的な基準はない。
 ふりかえると、なんとなくではあっても、この社会で人は人を排除している。一方ではつながりながらも。意図せずとも起こる結果に、目を背けてばかりでは生きていけない。

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まなぶ 10月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 文化活動になぜ取り組むの?

 労働組合活動をしていると、こんな疑問を突きつけられることもあるだろう。
 「労働組合はほんらい、組合員の賃金・労働条件を守るための組織。そのために高い組合費を払っている」……。
 みなさんの職場はどうだろう。日々の要求をとりまとめ、たたかっているだろうか。
 とはいえ、労働組合も日々の競争と無関係には存在しない。
 この間も、競争力のある生産・販売体制をつくることで、賃金や雇用が守られるとがんばってきた。その結果、労働者が過労で倒れたり失業しても、仕方がないこととして片付けられてきた。
 しかし同時に、そうしたあり方への抵抗、たたかいも生まれている。そこに、労働者としての自覚がひろがり、文化が生まれる。そこに携わる仲間たちの強い「思い」に触れてみた。

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まなぶ 9月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 私たちの求める、働き方

 「猫も杓子(しゃくし)も」ではないが、いまや働き方に関連して、ネットや本、セミナーといった類のものをあちこちで見かけるようになった。しかし、やることはいつも経済成長が最優先。どうやら先が見えてきそうだ。
 この間も午後8時を過ぎると電気をいっせいに消したり、フレックス(早朝出勤、早期退社)や在宅勤務と手を替え品を替え取り組むものの、長時間労働は大きく減りそうにはない。労働者不足が目立つ昨今、「がんばって成長」どころか退職者や病気休職者は増えつづけている。
 ともあれ長時間労働の是正や同一労働同一賃金は喜ばしいこと。でも、なぜこれがすすまないのか。じっさいの現場で起きていることから考えてみた。

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まなぶ 8月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 平和をつくる、とは

 戦争はどこか遠い国の出来事。。。もはやそう考える人は少数だろう。連日のように報じられる北朝鮮のミサイル開発、中国軍の海外展開。ISをはじめとするテロ集団への空爆、そして報復……。日本では「積極的平和主義」が語られ、集団的自衛権の行使など米軍と一体となった軍事力の強化がすすむ。。。
 ちょっと待ってほしい。私たちは恒久の平和を願い、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼し、軍事力を放棄したのではなかったのか。
 こう問えば、現実という“脅威”が返される。抑止力という“神話”とともに。 判断すべき情報は為政者に独占され、「怪文書」しか拝めない私たち。宰相の語る「新たな情勢」に応じた平和国家へとすすむのか。「平和」をつくるとはなにか、考えてみた。

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まなぶ 7月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 脱原発 この道しかない!

 4月24日、佐賀県知事は玄海原発の再稼働に同意した。新規制基準が導入された以降では、鹿児島県(川内原発)、愛媛県(伊方原発)、福井県(高浜原発)につづき4例目となる。
 着々とすすむように思える再稼動だが、その先は見えない。約12兆円もの金をつぎ込んだ“もんじゅ”の廃炉が決まり、最終処分場の目途はたたない。地震や津波、そして事故後への不安もつきない。
 原発依存をやめるのは、いましかない。

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まなぶ 6月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 すぐ隣にある貧困

 日本でよく使われるフレーズ、「天災は忘れた頃にやってくる」は、寺田寅彦の有名な警句とされる。本人の書いたものには見当たらないそうだが、20世紀末からつづく大震災は、備えることの大切さを思いださせる。
 ならば「貧困」はどうか。2008年末からの年越し派遣村を契機にして広がった「反貧困」のうねりは、物質的な豊かさを達成してきた日本社会に貧困が存在することを世間に知らしめた。そしていま、アベノミクスのおかげで「景気が回復し、完全雇用に近い状態だ」と宣伝される。
 だが、実感はない。先の見えない不安が社会を覆い、もっとがんばれ、もっと働けと促される。その裏では、努力をしない、活躍をしないものが排除される。貧困への入り口はすぐ隣にある。

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まなぶ 5月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 憲法があぶないって、どういうこと?

 共謀罪(組織犯罪処罰法改正案)の国会審議が進行中だ。この間も多くの懸念の声にこたえることなく“懸案”とされた法案が、たてつづけに決められてきた。そしていま、「情報隠し」があきらかとなったPKO部隊の撤収がはじまった。安倍首相は「一定の区切りを付けることができると判断した」という。
 4月にだされたNHK世論調査では、安倍内閣を「支持する」と答えた人は53%、「支持しない」と答えた人は27%。3月の日経世論調査では、政党支持率は自民党が39%、民進党は5%。最多は「支持政党なし」の42%となった。
 集団的自衛権の行使についての憲法解釈を、「立憲主義」を選挙によって選ばれた人たちによる決定に置き換える安倍政権の下、戦後築き上げてきた平和主義はどこにむかうのか。

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まなぶ 4月号 (2017年) 
労働大学出版センター

【特集】 労働組合って、こんなとこ

 「労使は運命共同体」といった時代から、ブラック企業とたたかう、セクハラ・パワハラ、そしてマタハラを許さない。もちろん不当解雇や賃金差別、処遇格差を許さない。一人の仲間のためにたたかう――そんな労働組合の存在がいま、見直されている。
 同時に、どこか面倒でよくわからないイメージがつきまとうのも事実。そもそも会社のために一生懸命働くのが社会人。そこで成長すれば、将来の生活や家族のためになる……いまもこんな感覚だろうか。いやいやベテラン社員だってお付き合いで活動している人も多い。労働組合の役割を伝え、広げていく努力は欠かせない。労働組合がどんなところなのか、経験や思いを重ねてみた。

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