荒崎海岸シーサイドハイク
2001年11月
三浦半島の南西に位置し、相模湾を望む荒崎海岸には、海水の浸食で入り組んだ海岸線に沿って歩いて行く、全長およそ4kmの、変化に富んだハイキングコースがあります。 |
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荒崎公園駐車場 |
京浜急行三崎口駅から、荒崎行きの京急バスに約25分乗り、終点の荒崎バス停で降ります。バス停前の海沿いの道を歩いて行くと、間もなく左に荒崎公園駐車場、右に水産研究所が見えて来ます。そして、正面車止めの先が荒崎公園です。 |
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荒崎公園 |
荒崎公園には、草木の生い茂った中を通る小径や芝生の広場、ベンチやテーブル、見晴らし台などが所々にあり、
公園内を散策するだけでも、十分自然を満喫できます。 |
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海岸を見渡せる見晴らし台 |
海岸を見渡すことが出来る、眺めのいい場所を、公園内に見つけました。この先、ハイキングコース中に売店などは無いので、ここで小休止。持って来た弁当を広げて、早速、腹ごしらえです。 |
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白黒の層を成す荒崎海岸の岩石 |
ところで荒崎海岸周辺の岩石は、どれも白と黒の層が積み重なって出来ています。説明板によると、これは黒くて固い凝灰岩(ぎょうかいがん)と、白くて柔らかい頁岩(けつがん)から出来ていて、数千万年もの長い年月をかけて、大自然の力によって変化して来たものだそうです。それではいよいよシーサイドハイクに出発しましょう。 |
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どんどんびき |
歩き出すとすぐに、狭い入り江が見えて来ました。波がこの入り江に打ち寄せてきた後、どんどんと引いて行く様子から、どんどんびきと呼ばれています。 |
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磯へと下る道 |
荒崎公園がある台地から、磯の方へ下って行きます。入り組んだ海岸が、間近に迫ってきます。 |
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絶景! |
磯に降りるとすぐに、素晴らしい景色が広がります。この絶景を逃さず捕らえようと、キャンバスに向かう人達がいます。 |
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十文字洞 |
波の浸食作用によって作られた洞窟、十文字洞です。その名の通り、内部でふたつの洞窟が交差しています。 |
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磯のハイキングコース |
ハイキングの初めのうちは、コンクリートで整備されたコースに助けられながら、複雑に入り組んだ海岸を巡ります。 |
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弁天島 |
美しい、絵の様な小島が目の前に迫ってきました。弁天島と言います。 |
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足下に気をつけて |
ハイキングコースは弁天島を過ぎた辺りから、足場がだんだん悪くなって行きます。 |
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変化に富んだ磯を歩く |
やがてハイキングコース上には、初めのうちにあったコンクリートの橋などの様な、人の手が加えられたものは、何一つ無くなります。 |
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頭をぶつけない様に |
大きな岩のトンネルです。ケガをしないよう慎重にくぐり抜けて行きます。 |
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浜辺 |
小さな浜がありましまた。今日は波静かで、水も澄んでいます。 |
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小栗湾 |
のどかな風景の小栗湾です。船だまりには、漁船が静かに停泊しています。 |
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和田長浜海岸 |
広い海岸に出てきました。和田長浜(なはま)海岸です。夏のシーズン中は海水浴場となり賑わいますが、秋も深まった今は、人ひとり無くひっそりとしています。 |
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円徳寺 御経窟 |
ハイキングコースが海岸線から外れると間もなく、左手に円徳寺が見えて来ます。鳥居の奥の小さな洞窟には墓が幾つか建っていて、御経窟と呼ばれています。
円徳寺を過ぎると、今日のゴールの矢作入り口バス停迄は歩いて20分程です。そして帰りはここから京急バスに乗り、およそ10分で来た時と同じ三崎口駅へ戻ります。 |
今日のコースタイムは、スタートの荒崎バス停からゴールの矢作バス停まで、途中食事をしたり、余裕を持ってゆっくり歩いても約3時間くらい。足場が悪いので、履物はトレッキングシューズや、履き慣れたスニーカーなどがオススメです。 |
★交通 |
京浜急行三崎口駅乗り換え
京浜急行バス荒崎行き 荒崎バス停下車 |
周辺地図
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