府中市郷土の森博物館

2011年6月




分倍河原駅  ここは京王線とJR南武線が乗り入れる分倍河原(ぶばいがわら)の駅。改札を抜けたら目の前の通路を右方向に進み、駅前ロータリーへと向かいましょう。
分倍河原駅


 ここ分倍河原は鎌倉時代の古戦場。鎌倉幕府第十四代執権だった北条高時の弟、泰家が指揮する幕府軍と新田義貞率いる倒幕の軍勢が、1333年に壮絶な戦いを交えた場所です。 駅前ロータリー
駅前ロータリー


新田義貞像  この戦いで大勝し勢いを増した新田軍は、数日後には鎌倉へとなだれ込み、遂に140年余り続いた鎌倉幕府は滅亡するのでした。  ・・・と言う訳で、分倍河原駅前ロータリーのど真ん中で、馬上から気勢を上げている新田義貞さんをお見掛けしました。

 ところで、この駅前ロータリーに発着しているバスに乗れば、今日の目的地府中市郷土の森博物館へは10分足らずで着いてしまうんですけど・・・
駅前の新田義貞像


 目的地までは大した距離でもないし、折角なので近くの遊歩道を歩いて行く事にしました。なにしろこのサイトのメインテーマは「散歩」ですから

 ロータリーを右手に、南武線の線路を左手に見て、駅前の通りを進みましょう。
駅前通りを進む
駅前通りを進む


突き当りを右へ  間もなく通りは突き当りになるので、踏切を左手に置いてここを右折。
左は踏切 突き当りを右へ


 すぐ先にある税務署角交差点を左に折れて、鎌倉街道へ入ります。 税務署角交差点を左折
税務署角交差点を左折


鎌倉街道  鎌倉街道の並木道を歩く事およそ250m。ひとつ目の信号を過ぎた先の右手に、「府中市郷土の森博物館まで1200m」 と記された指導標を見つけました。
鎌倉街道


 ここは指導標に従い、鎌倉街道を外れて右の道へ。 府中市郷土の森博物館まで1200m
府中市郷土の森博物館まで1200m


下河原緑道  小高い丘陵を正面に置いて真っすぐに伸びる遊歩道へ入って来ました。下河原緑道です。新緑に映えるこの道をしばらく歩いて行きましょう。
下河原緑道


 間もなく中央高速道路の高架が見えて来ます。このガードを抜けると、ビール瓶のたくさん詰まったケースが遊歩道の左側にうずたかく積まれているのが確認できます。いったい何でしょう? 中央高速道のガードを抜けて
中央高速道のガードを抜けて


ビール工場と下河原緑道  サントリーのビール工場でした。

 中央高速道を東京方面から車で走って来ると、進行方向右側に府中(東京)競馬場が見えたすぐ後、左側にこのビール工場が現れます。
ビール工場と下河原緑道


 「右に見える競馬場、左はビール工場」 どこかで聞いたような・・・

 古い歌ですけど、荒井(松任谷)由実の中央フリーウェイでした。この歌詞のビール工場ってここの事だったんです。
堆く積まれたビールケース
堆く積まれたビールケース


道標に従い左へ  下河原緑道をおよそ1kmあまり歩いて来ました。早くも前方に目的地の施設の建物が見えています。「府中市郷土の森博物館まで150m」との指導標に従い、目の前を横切る通りを左折。
道標に従い左へ


 分倍河原駅前からブラブラ歩きの遊歩道散歩ででおよそ40分。府中市郷土の森博物館の入口に到着です。入場料は大人200円。 府中市郷土の森博物館入口
府中市郷土の森博物館入口


博物館本館  ここは野外博物館。四季の花々が咲き乱れる3万9千坪あまりの敷地内には小川が流れ、田畑があり、古い建築物が移築保存されています。
博物館本館


 博物館のビジターセンターとも言える本館建物内では、府中の歴史や文化を多くの資料や展示物で知る事が出来るほか、様々な企画展も開催されます。レストランや観覧料400円のプラネタリウムまであり! 博物館本館内
博物館本館内


フィールドミュージアムを散策  それじゃぁあボチボチ、ノスタルジックな古い建物を眺めながら、野外博物館の散策と行きましょう。
フィールドミュージアムを散策


 これは旧府中尋常高等小学校の校舎。建物が建てられた昭和10年から大戦を経て昭和54年に解体されるまで、たくさんの子供たちがこの校舎で学びました。 旧府中尋常高等小学校
旧府中尋常高等小学校


校舎内の教室  木造2階建ての校舎内へは、自由に入って行く事ができます。復原された教室には、当時使われた机と椅子が並んでいました。
校舎内の教室


 屋根に天窓が見えているこの洋風の建物は、旧府中町役場の庁舎。大正10年の竣工です。 旧府中町役場
旧府中町役場


旧島田家住宅  頑丈そうな蔵造りの建物がありました。明治21年に建てられた旧島田家住宅。薬局を営んでいました。
旧島田家住宅


 こちらは江戸時代中期から明治にかけて呉服や酒などを手広く商っていた大きな商家、旧田中家の住宅です。甲州街道府中宿で大地主だった田中家のこの建物、明治天皇が兎狩りをした際の宿泊所として使用された事もあったとか。 旧田中家住宅
旧田中家住宅


旧矢島家住宅  この家の1階正面左下の辺りに、妙な形の窓が二つ並んでいるのが分かるでしょうか? 実はこの家、明治5年から22年まで郵便局として使われていたのでした。と言う訳でこの妙な二つの窓は、その当時の郵便窓口でした。
旧矢島家住宅


 この農家は養蚕を営んでいたため、明治末期の姿に復元されたこの建物の造りも、風通しや保温に優れた、蚕を育てるのに適した構造になっています。 旧河村家住宅
旧河村家住宅


旧越智家住宅  旧河村家住宅と同じく、こちらも養蚕を営んでいた農家の住宅で、江戸時代の終わり頃から昭和にかけて使われていたものです。。入母屋造りの旧河村家住宅に比べて、寄棟造りのこちらの建物は少し質素に見えます。
旧越智家住宅


 1829年の建築になる、農家の長屋門です。長屋門とは居室や蔵などの機能を併せ持つ大きな門の事ですが、それにしてもこの立派な門から察するところ、かなりの富農だったんでしょう。 旧三岡家長屋門
旧三岡家長屋門


緑もたっぷり  博物館の敷地内には古い建築物ばかりでなく、緑も豊富。バッチリ森林浴が出来ます。
緑もたっぷり


 古民家のゾーンと緑のゾーンをほぼ二分するのが、博物館の中央部を流れるこの小川。いやぁー、実に癒されます 小川も流れてます
小川も流れてます


小川の水車小屋  小川の畔で水車小屋を見つけました。しかしこれは、当時のこの辺りの地域にあった水車を参考に新築されたものだとか。
小川の水車小屋


 敷地内では一年中、四季折々の花が競い合うように咲いています。取材時にはあじさいのイベントが開催されていましたが、6月も初旬と言う事でちょいとまだ迫力が足りません。残念デシタ。 あじさいイベント開催中!
あじさいイベント開催中!


芝生広場  芝生広場では子供たちの遊ぶ姿が。彼らにとっては古民家や季節の花よりも、広場で暴れる方がお気に入りの様です。
芝生広場


 少し歩き疲れて来ました。大噴水の前でひと休みして行きましょう。 ちょっと一休み
ちょっと一休み


正門を抜けて  野外博物館内をのんびりと1周廻ってきました。そろそろ正門を抜けて帰路に。
正門を抜けて


 博物館前には京王電鉄バスの停留所がありました。ここから10分足らずのバス乗車で、分倍河原駅へと戻りましょう。 郷土の森正門前バス停
郷土の森正門前バス停








★交通 京王線又はJR南武線、分倍河原駅下車。
★歩行距離 約 4.0 km


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