箱根旧街道ハイク

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畑宿  旧街道のハイキングコースは、県道732号を縫う様にして続きます。そして間もなく、「箱根細工」とも言われている寄木細工の店が並ぶ集落、畑宿に入って行きます。寄木細工づくりは江戸時代末、ここ畑宿から始まりました。
畑宿


 かつての宿場町畑宿には、江戸から数えて23番目の一里塚がありました。現在、調査復元を終えたものが保存されています。 一里塚
畑宿一里塚


七曲がり  畑宿を過ぎて県道に出ると、七曲がりと呼ばれる峠の急坂になっていて、脇に作られた歩道を登って行きます。ここからが全行程中で一番きつい所です。
七曲がり


 七曲がりから左脇道へ、更に登って行く195段の階段があります。ここは橿の木坂と言い、古文書にも「けわしき事、道中一番の難所なり」「橿の木の、さかをこゆればくるしくて、どんぐりほどの涙こぼる」と、東海道中最大の難所であった事が記されています。 橿の木坂
橿の木坂


見晴らし茶屋へ  急な階段を登りきり少し歩くと、右に見晴らし茶屋へ分かれる上り階段があります。本来はこのまま真っ直ぐ通り過ぎるのですが、茶屋の方へ少し立ち寄ってみました。
見晴らし茶屋へ


 県道に面した見晴らし茶屋の駐車場は、眺望抜群の見晴台になっています。茶屋では食事なども出来るのですが、この日は定休日の火曜日で、何も食べられなかったため、コメントは無し。 見晴台より
見晴台


猿滑坂  見晴らし茶屋から元の山道に戻って先へ進み、猿滑坂へ。
猿滑坂


 一旦は歩道橋で県道を渡り、猿滑坂の上りはまだ続きます。この辺りは野生の猿が多いらしい。 歩道橋
歩道橋を渡り・・・


追込坂  この先、追込坂を過ぎると、今日一番楽しみにしていた甘酒茶屋まであと少しです。
追込坂


 甘酒茶屋は県道に面しています。ここの自家製甘酒(400円)はまさに絶品。大げさでなく、一般の甘酒とは別物、別格です。箱根に行ったら是非一度お試しを。あべかわ、いそべ巻き、ところ天なども有り。 甘酒茶屋
甘酒茶屋


猪注意  一息ついたらまた出発です。少し歩いてふと見ると、こんな看板が!!
警告


 於玉坂を過ぎ、白水坂権現坂と進みます。ひたすら登りだった道もやがて下りに変わり、ホッと一息。この辺りは石畳が1kmに亘って続く、旧街道ハイク中一番長い石畳の道です。 石畳
一番長い石畳


大鳥居  いよいよ元箱根の町が見えてきました。箱根神社の大鳥居をくぐります。
箱根神社大鳥居


 芦ノ湖を右に見ながら国道1号線に沿って、元箱根の町を更に進みます。 芦ノ湖
芦ノ湖


杉並木  箱根の「顔」とも言うべき杉並木に差し掛かりました。樹齢約400年の杉の巨木が、道の両脇から迫って来る様は圧巻です。
杉並木


 杉並木の道を過ぎ、箱根恩賜公園のパーキングの辺りを、国道から右に分かれて少し進むと、箱根関所跡の建物が見えてきました。時間に余裕が有れば立ち寄りましょう。併設の資料館と共に、入館料大人300円。 ゴールは目の前です。 箱根関所
箱根関所


バスターミナル  午後2時45分、ハイキングのゴール地点、箱根関所跡バスターミナルに到着です。箱根湯本駅前をスタートしてから7時間、途中休憩や食事、関所見学などの時間を差し引くと、正味5時間程のハイキングでした。帰りはここからバスに乗り、箱根湯本や、小田原、沼津に出られます。
箱根関所跡バスターミナル




 このコースは行程の大半が登りです。もう少し時間を短縮したい、比較的手軽に箱根旧街道を歩きたいといった様な場合は、このコースの逆、つまり元箱根から箱根湯本まで下ってくるコースを選べば良いと思います。また、ハイキングコースと殆ど並行して走っている県道732号はバスルートにもなっているので、箱根湯本からバスで途中の畑宿あたりまで行き、そこから歩き始める、又は、元箱根から下って来て、鎖雲寺あたりでショートカットして、近くの須雲川バス停から箱根湯本まではバスを利用する等、色々アレンジが出来ると思います。









★交通 ・鉄道 箱根登山鉄道、箱根湯本駅下車。
・バス (帰路) 箱根登山バス等で、
箱根関所跡バスターミナル及び、
箱根町バス停より乗車。
・フリーパス 小田急電鉄の、箱根旧街道ハイキングパスは、
他社の鉄道やバスにも使えて便利。
乗り降りも原則自由で、2940円と割安。
但し利用可能な鉄道、バス会社に注意。


周辺地図
周辺地図





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