岩殿山
2004年2月
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大月駅ホームより岩殿山を望む |
JR中央線が大月駅のホームに滑り込むと、車窓からは山肌の現れた小高い、そして個性的な風貌をした岩殿山(634m)が目に飛び込んできます。
10時過ぎに駅前をスタート。 |
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Y地路を左へ |
駅を出て最初の横断歩道を左へ。さつき通り商店街という小さな商店街を歩きます。見上げると岩殿山登山口と記された看板が。間もなく見えてくるY字路を左に折れ、踏切で中央線の線路を渡ります。 |
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国道139号線 |
大月市合同庁舎を右に見ながら道なりに進み、前方に国道139号線が見えたら左へ。そのまま国道を歩いて行きます。車に注意! |
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岩殿山登山口 |
桂川を渡り少し進むと左手に、岩殿城跡入口と記された岩殿山の登山口が現れます。この山の頂にはその昔、戦国大名小山田氏の居城が築かれていました。 |
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岩殿山 |
さほど標高の高くない岩殿山。頂上までは一気に石段を上って行きます。 |
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御存知、富士山。 |
山頂までの登山道では、富士山の絶景ポイントも豊富です。 |
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岩殿山ふれあいの館 |
頂上までの道のりのちょうど中間地点にあるのが、お城の形をしたふれあいの館。岩殿山の歴史が分かるビデオや展示室、プラネタリウムまであります。入館は無料。因みにこの写真で、建物の上方に写っている岩壁は鏡岩と呼ばれていて、その上が山頂になります。 |
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こんなお知らせが・・・ |
首都圏の低山とは言え、野生の動物たちの生息圏でもあります。準備は万全に。熊除けの鈴を持ってきていて良かった! |
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山頂への石段 |
登山口から山頂までは、ストレートに登れば30分程。殆どが石段の歩きやすい道のりです。 |
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城門跡 |
山頂すぐ手前にある、自然の巨岩を利用した岩殿城の城門跡です。この様に岩殿城は、自然の断崖が巧みに利用されていて、攻めにくく守りやすい城だった事が良く分かります。 |
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岩殿山 山頂 |
本丸があったと言われる山頂に到着です。途中にあったふれあいの館やこの山頂などでゆっくりして、また麓に戻って来るだけのスケジュールなら、スニーカーやTシャツ、トレーナーなどの軽装でもOKです。 |
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兜岩経由で稚児落としへ |
山頂で一休みしたら、今回のハイキング中一番の見どころ、稚児落としへと向かいます。登ってきた道を少しだけ戻り、指導標のある分岐点を左、兜岩方向に進みましょう。 |
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岩壁を、鎖を頼りに登って行く。 |
この分岐点からは、それまで歩いてきた石段の道とは打って変わって、本格的な山道になります。30分程進んだところで、目前に6~7mくらいの岩壁が立ちはだかりました。 |
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鎖場 |
それほど高い鎖場ではありませんが、ここは焦らず、慎重に登って行きます。 |
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トラバースも慎重に |
鎖場をクリアすると次は、断崖の側面を渡る事になります。長さは5m程ですが、左側は深い谷底です。ここも慎重に、鎖をしっかり掴んで進んで行きましょう。 |
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断崖を渡り、振り返って写す。 |
断崖を渡り、今日ふたつ目の鎖場で再度岩壁を越えると、眼下に中央高速道の走るのが見える、兜岩の頂上となります。 |
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尾根道を進む |
そして、その先更に天神山の小さなピークを越え、幅のせまい尾根道を歩いて行きます。 |
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稚児落とし |
しばらく進んで行くと、今回のハイキングのクライマックス、稚児落としが目前に現れます。 |
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稚児落としの頂上へ |
稜線を更に進んで、稚児落としの頂上へと向かいましょう。 |
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稚児落としの断崖 |
稚児落としの頂上に立つと、足がすくむ程の絶壁が目前に迫ってきます。 |
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稚児落としより岩殿山を望む |
岩殿山や、今まで歩いてきた山の稜線などを眺めながら、この辺りで休憩、昼食です。コース中の主な休憩ポイントは、ここと岩殿山山頂になりますが、どちらも売店などはありませんので、食料は持参です。 |
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浅利の集落へ |
稚児落としからは、一路大月駅へ向けて下山です。山道を下って浅利集落に入り、その後車道を歩いて、午後2時過ぎに大月駅到着。稚児落としでの休憩タイムを含め、およそ4時間のハイキングでした。 |
周辺地図
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