上野から押上へ


2013年5月




JR上野駅 浅草口  今日は上野駅から東京スカイツリーのある押上駅まで歩いて、途中三つの問屋専門店街に寄って行こうかと思ってます。空は爽やかな5月の晴天で、絶好の散歩日和だね。
JR上野駅 浅草口


 JR上野駅の浅草口前に出て来ると、正面を横切る昭和通りを越えて真っすぐに浅草まで延びている大通りがあります。これは浅草通り。先ずはこの道を直進です。 浅草通り
浅草通り


立派な鳥居発見  スタートして間もなく、通りの右側に立派な鳥居を発見。どこの神社だろう? ちょっと寄ってみよう。
立派な鳥居発見


 730年創建の下谷神社でした。案内板によるとこの神社、江戸時代の初め頃からこの辺りの鎮守として広く信仰を集め続けている、由緒ある神社でありました。 下谷神社
下谷神社


東京メトロ稲荷町駅  再び浅草通り。この道の真下には地下鉄銀座線が走っているんですが、昭和2年に上野〜浅草間で開業したこの銀座線こそ、日本初の地下鉄でした。だから浅草通り沿いにあるこのクラシックな稲荷町駅入口にも、当時の雰囲気がまだ残されています。
東京メトロ稲荷町駅


 上野駅前から浅草通りを、真っすぐに900m程歩いて来ました。今日はこの道を浅草まで更に歩いて行く予定なんですが、ここで寄り道。この菊屋橋交差点を左折しましょう。 菊屋橋交差点
菊屋橋交差点


かっぱ橋道具街  ここ菊屋橋交差点から始まる商店街がかっぱ橋道具街。この先の言問通りと交わる交差点までおよそ850mもの間、通りの両側に延々と続くアーケードは食器・調理器具・食品サンプルなど、「食」に関係する道具の一大問屋街です。
かっぱ橋道具街


 せっかく来たんだから、往復およそ 1.7km にもなるこの大問屋街を全部見て廻ろう。

 しかしさすがに日本有数の道具街。店頭の品揃えにも気合が入ってますねぇ。
ここは瀬戸物の店
ここは瀬戸物の店


鮮魚の食品サンプル  かっぱ橋は合羽橋と書きます。由来は案内板によるとふたつあり。ひとつは19世紀の初め頃、豪商の合羽屋喜八が隅田川の河童たちの助けを借りながら、私財を投じてこの辺りの治水工事を完成させたという故事に因んだもの。
鮮魚の食品サンプル


 もうひとつは、昔この付近にあった伊予新谷藩下屋敷に住む足軽たちが、内職に作っていた雨合羽を屋敷近くの橋で天日に干していたから、と言うもの。 店舗装飾品専門店
店舗装飾品専門店


合羽橋交差点  かっぱ橋道具街のちょうど中間に位置するのがこの合羽橋交差点。当時この辺りに合羽橋があったのでしょう。
合羽橋交差点


 合羽屋喜八の故事には後日談があります。治水工事を助けた河童たちを目撃した者は、その後運が開けて商売も繁盛したのだとか。それにあやかって合羽橋交差点近くには、かっぱ河太郎の商売繁盛黄金像が建立されています。 かっぱ河太郎像
かっぱ河太郎像


かっぱ橋のゆるキャラ発見  かっぱ橋のゆるキャラ発見!

 道具街の各店舗前には、おなかに屋号を付けた河童たちがたくさん泳いでました。
ゆるキャラ発見


 長くて大きな商店街をひやかして歩くだけでも、ちっとも飽きない。時間を忘れます。この店のショウウインドウには美味しそうな洋食のサンプルがたくさん並んでいます。 洋食の食品サンプル
洋食の食品サンプル


 そして後ろを振り返ると、店舗前の歩道には巨大にぎり寿司がころがっていました。実はこの店舗をロングショットで眺めると、もうひとつ驚きの発見が。
見出し


 きょ・・・ 巨大カブトムシ出現!

 食品サンプルだけでなく、いろんな物をリアルに作っちゃうんですね。
もうひとつ発見!
驚きの発見!


巨大コック像  往復 1.7km のウインドショッピングを終えて、菊屋橋交差点まで戻って来ました。さっきは気が付かなかったけどここにもサプライズ、巨大なコックのおじさんが居ます。このおじさんは結構有名。
巨大コック像


 ウインドショッピングのつもりだったけど、気が付いたら徳利とぐい飲みをお揃いで買ってました。計861円也。安い!  芳醇な香りと、まるでチョコレートの様に濃厚な味、そして舌にピリリとくる刺激ある辛口。お気に入りの剣菱といっしょに自宅で記念撮影であります。 徳利ぐい飲み衝動買い
徳利ぐい飲み衝動買い


浅草通りを進む  さあ、引き続き浅草通りを歩いて行きましょう。ところでこの浅草通り、実はこの道沿いにもある専門店がたくさん並んでいるんです。
浅草通りを進む


 それは神具・仏具の専門店です。上野駅前から稲荷町を経て田原町までのおよそ 1.2km の間、浅草通りの南側に並ぶのが上野・浅草通り神仏具専門店会。だから浅草通りは、別名仏壇通りとも呼ばれます。 仏具専門店
仏具専門店


店頭でお出迎えするのは・・・  昔この辺りには沢山の寺院が集まっていたので、それに伴って仏具の職人逹もここへ集まって来たのだとか。江戸切絵図の嘉永6年(1853年〜1854年)版で確認すると、なるほど現在の浅草通りには沢山のお寺がびっしりと並んでいるのが分かります。

 実は我が家の仏壇も、この浅草通りで買い求めたものなのでありました。
店頭でお出迎えするのは・・・


 さてさて、神具・仏具の専門店が途切れた辺りで、前方に水色のアーチ橋が見えて来ました。駒形橋です。ここは橋の手前の駒形橋西詰交差点を左折して、国道6号線の江戸通りへと入りましょう。 駒形橋の手前を左折
駒形橋の手前を左折


江戸通りを進む  さあ、浅草にやって来ました。前方には時計台のある東武浅草駅が見えています。本来はこのまま江戸通り沿いに進んで行くのですが・・・
江戸通りを進む


 そろそろお腹も減って来ました。折角グルメの街浅草に来たんだから、この辺りでランチと行きますか。浅草駅を出た東武線が大きく右へカーブするあたり、高架が浅草通りを横切る手前の交差点を左折して、ガード下を通過します。 東武線のガード下を左折
東武線のガード下を左折


伝法院通り  そのまま進むと伝法院通り。今はゴールデンウイーク中とあって、浅草は何処も人・人・人。
伝法院通り


 伝法院通り沿いの浅草公会堂。その裏手に今日お目当ての洋食レストラン、浅草Bellがあります。 浅草公会堂
浅草公会堂


浅草Bell  老舗のプロマイド販売会社が経営する浅草Bell。店内は懐かしいスターのプロマイドがところ狭しと掲げられていて、昭和レトロが充満。メニューもオムライスやハヤシライスをはじめ庶民的な洋食メニューばかり。お腹一杯ランチを食べて、千円札一枚でお釣りが来ます。
浅草Bell


 エネルギー補給を済ませて再び江戸通りへ戻って来ました。歩いていると間もなく、通り沿いに靴の販売店の看板がたくさん並んでいるのに気付きました。この辺りは浅草の花川戸。靴や履物の問屋街として昔から知られた場所です。 花川戸 靴・履物問屋街
花川戸 靴・はきもの問屋街


靴が安い!  今日は祝日のためか、休業している問屋さんも多いのですが、開いている店先を覗いてみると確かに安い。原則卸売なのですが、一般客に安く小売りをしてくれる店も多いです。
靴が安い!


 前方に言問通りが見えて来ました。江戸通りと交わる言問橋西交差点を右に折れ、言問橋を渡りましょう。 言問橋西交差点を右折
言問橋西交差点を右折


 言問橋は隅田川に架かる橋。この隅田川を境に、台東区から墨田区へと移ります。目の前には今日最後に目指す場所、押上にある東京スカイツリーが快晴の青い空をバックにそびえ立っています。
言問橋を渡る


 この辺り、隅田川沿いの両岸には隅田公園があります。言問橋を渡って、墨田区側の隅田公園をちょいと覗いてゆきましょう。 隅田公園
隅田公園


牛嶋神社  公園内を歩いていると大きな神社がありました。これは860年創建の牛嶋神社
牛嶋神社


 そして境内にいるこの牛は撫牛(なでうし)。まず自分の悪いところをなで、次に撫牛の同じところをなでると、ばっちり良くなるんデス。

 アタマと顔を、この時ごしごしなでたのは言うまでもありません・・・
撫牛
撫牛


スカイツリー目指して  ウシにご利益を期待しつつ、もと来た道に戻ってまいりました。東京スカイツリーも、もう目の前です。
スカイツリー目指して


 道なりに進んで間もなく、東京スカイツリータウンに到着。高さ634mの電波塔東京スカイツリーを中心に、ショッピングセンターやレストラン、水族館、オフィスなどが集まった複合施設です。 東京スカイツリータウンに到着
東京スカイツリータウンに到着


おしなり公園  東京スカイツリーの麓にあるこの公園はおしなり公園。北十間川を整備して造られたこの親水公園でちょっとひと休み。
おしなり公園


 東京スカイツリータウン内にある押上駅は都営地下鉄や東京メトロ、京成電鉄、東武鉄道などが乗り入れる共同使用駅です。 押上駅入口
押上駅入口









★交通 JR山手線、京浜東北線、その他 上野駅下車。
★歩行距離 約 7.0 km


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