水元公園
2010年6月
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JR金町駅北口 |
ここはJR常磐線金町駅の北口ロータリー。今日は目的地までバス利用です。 |
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金町駅前バスロータリー |
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水元公園停留所と都道 |
乗車およそ10分で、都道沿いの水元公園停留所に到着です。 |
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地下道を進む |
バスを降りたら停留所近くに造られた地下道で、都道の向こう側に渡りましょう。 |
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道なりに進む |
地下道を出て、目の前の歩道をそのまま道なりに歩いて行きます。やがて右側にはお堀が見えて来ました。 |
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小合溜 (内溜) と桟橋 |
今日の目的地である水元公園内まで続くこのお堀は小合溜。バス停から公園入り口までは内溜、公園内は外溜と呼ばれ、治水と灌漑の目的で1729年、江戸幕府によって作られたものです。 |
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こんなお知らせが・・・ |
小合溜にはコイやへラブナなどを始め多くの魚が生息していて、釣り人には人気のスポット。
しかしこんなお知らせも張り出されていました。 |
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歩道を進む |
・・・と言う事で、右手の柵越しに小合溜を眺めながら、このまま歩道を進んで行きましょう。 |
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公園正門前に到着 |
バスを降りてから、道なりおよそ500mほど歩いてきました。さあいよいよ都内で唯一の水郷公園、水元公園の正門前に到着です。 |
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水元公園と小合溜 (外溜) |
葛飾区の北の端、既述の小合溜沿いに造られたこの水元公園は面積およそ25万坪。東京ドーム球場が17個も入る、広大な敷地を誇る都立の公園です。 |
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水元大橋 |
先ずは、この水元大橋を境にして公園北側のエリアから歩いて行く事にしましょう。 |
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イベント開催中! |
水元公園では、年間を通して様々なイベントが催されます。 |
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陶器市 |
今日の催し物は陶器市。設営された長いテントの下では、数えきれないくらい沢山の陶器がところ狭しと置かれています。 |
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ポプラ並木 |
公園の中心を貫くメインストリートには、ポプラの大木が並びます。その数およそ200本。 |
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バーベキュー広場 |
木製のテーブルが整然と並んでいるここはバーベキュー広場。今日は平日と言う事もあってか、広場は閑散としているようですが・・・ |
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バーベキュー広場で |
いました、いました。グループでバーベキューやってます。単純に食材を炭火で焼いて調味料を付けるだけなんですが、自然に囲まれた中で食べるとナゼかメチャメチャ美味いんですよねー、これが。 |
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かわせみの里 |
この建物は小合溜の水質を浄化させる施設、かわせみの里。施設内は水元の小さなネイチャーミュージアムにもなっていて、更に野鳥観察もできます。 |
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閘門橋(こうもんばし) |
水元公園の端までやって来ました。前方に見える橋は閘門橋。洪水を防止する目的で明治42年に竣工されたこの橋は、東京都内に唯一現存するレンガ造りのアーチ橋で、閘門の名の通り川の流れや水位を調節する機能がありました。 |
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水辺を歩く |
ここまで来たらUターン。水元大橋がある正門近くまで小合溜とその湿地帯沿いに、今度は水辺を歩いて行きましょう。 |
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バードサンクチュアリ観察舎 |
バードサンクチュアリがありました。バードウォッチング用の観察舎は、園内に三個所作られています。 |
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アオサギ |
カワセミ、カルガモ、ムクドリ・・・・
自然と水の豊富なここ水元公園は、野鳥たちにとってはまさに楽園です。 |
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水生植物園 |
これは水生植物園。大きな池の真ん中には木橋が渡されて、数多く植えられた水生植物の中を歩いて行く事が出来ます。 |
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スイレン |
水面にはスイレンの白い花が、まるで敷きつめられた様に咲き乱れています。 |
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中央広場 |
突然360度の視界が開け、あたり一面に芝生が広がりました。公園総面積の1割以上を占める、広いひろい中央広場です。 |
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メタセコイヤの森 |
中央広場に隣接するのはスギ科の針葉樹メタセコイヤが1800本植樹された、昼でも薄暗いメタセコイヤの森。中央広場とは明暗好対照です。 |
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水元大橋を渡る |
水元公園内を歩き始めておよそ2時間、公園北側のエリアをほぼ1周して、正門近くの水元大橋まで戻って来ました。橋を渡って、今度は公園南側のエリアに入って行きましょう。 |
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ハナショウブ園 |
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ハナショウブ園 |
取材時は6月の中旬。幸いにもハナショウブのジャストシーズン。 |
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ハナショウブ園にて |
園内ではおよそ1万4千株、20万本のハナショウブが見事に開花を競っています。 |
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小合溜 (外溜) |
そろそろ歩き疲れて来ました。小合溜の畔に置かれたベンチでしばし小休止。対岸は埼玉県です。 |
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葛飾区金魚展示場 |
ところで、以前この地には東京都の水産試験場がありました。その名残がこれ、公園内にある葛飾区金魚展示場です。 |
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金魚展示場にて |
展示場内では24種、およそ1000匹の金魚が飼育されています。入場無料。 |
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水元さくら堤と松浦の鐘 |
公園沿いの西側を通る遊歩道は水元さくら堤。沿道には桜の木が植樹され、春には花見客で賑わいます。案内板によるとこの道は、将軍徳川吉宗が近くを流れる利根川の二次堤防として造らせたものの名残だとか。 |
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松浦の鐘 |
金魚展示場の辺りから公園を出たら、水元さくら堤を歩いて公園正門方向へ少し戻ってくると、何やら古めかしい鐘が左側に見えてきました。松浦の鐘と呼ばれるこの鐘は1757年に当時付近にあった寺へ奉納されたもので、後に明治に入ってこの寺が無くなると、村の警鐘として利用されるようになりました。 |
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さくら堤を更に進む |
水元公園を右手に眺めながら、水元さくら堤を更に歩いて行きます。ちょうどハナショウブ園の辺りまで戻ってくると左手に、しばられ地蔵への指導標が立っていました。と、言う事で、公園を離れてこのしばられ地蔵へ向かう事に。 |
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水元さくら通りを外れて直進 |
指導標に従い、左手の小さな石段を上って水元さくら堤を外れます。そして目の前の、前方へ延びる道を進みましょう。 |
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しばられ地蔵の看板が見える |
すぐ先の左手に、しばられ地蔵の看板が建つ南蔵院が見えてきました。南蔵院の塀に沿ってそのまま進んで行きます。 |
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南蔵院山門 |
左側に南蔵院の山門が現れました。これをくぐって境内へ。 |
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南蔵院本堂 |
この南蔵院は天台宗の寺で、創建は室町時代。元々は現在の墨田区にあったものが、昭和4年にこの地へ移転する事となりました。 |
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地蔵堂 |
そして境内の地蔵堂に安置されているのが、しばられ地蔵尊です。 |
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しばられ地蔵尊 |
このしばられ地蔵、お地蔵さまのからだを荒縄で縛って願をかけ、願いが叶ったら縄を解きに来るというのが風習だそう。
と言う事で、ご覧のようにお地蔵さまのからだは縄でがんじがらめです。 |
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二つ目の十字路を右折 |
しばられ地蔵に願をかけたらそろそろ帰路に。
山門を抜けたらそのまま真っすぐに、目の前の道を直進します。そして二つ目の十字路を右へ。 |
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しばられ地蔵バス停 |
右折するとすぐ、京成バスのしばられ地蔵停留所がありました。ここからバスに乗車、今日のスタート駅だったJR金町駅へと戻りましょう。 |
★交通 |
JR常磐線 金町駅下車 |
★歩行距離 |
約 8.0 km |
周辺地図
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