鋸山・日本寺

2004年9月






 
 浜金谷駅前
 浜金谷駅前  正面の十字路を左へ

 JR東京駅から総武線快速、内房線と乗り継いで135分。浜金谷駅の改札を抜けて、駅前の小さな広場に出たら、正面の十字路を、「鋸山登山道」の指導標に従い左へ折れます。





 指導標に従って進む
 指導標に従ってY字路を右へ

 以降登山道入り口までは、指導標に従って進んで行くので迷いません。最初のY字路を右へ。そのまま道なりに歩き、橋を渡ります。





 薬局の手前を左へ
 薬局の手前を左へ

 正面に薬局が見えて来るので、ここを左に入るのですが、ここだけは指導標が分かりにくく、見落とし易いので注意。ちなみにここを左へ入らず道なりに進み、国道に出て左へ折れると、鋸山ロープウェイ乗り場。一気に山頂まで登れるので、時間や体力に余裕が無い時にはこちらがお勧めです。





 ガードを潜る
 ガードを潜る

 薬局前を左に入って先へと進み、内房線のガードを潜ります。





 鋸山登山口
 鋸山登山口

 そのまま進むと、間もなく鋸山登山口。ハイキングコースの始まりです。三つ又に分かれた道の、真ん中にある石段を登って行きます。





 ハイキングコース
 ハイキングコース

 ここから先は、鋸山裏登山道とも呼ばれるこのハイキングコースを辿り、国定公園にも指定されている、標高329mの鋸山の山頂を目指します。15分ほど登ってゆくと、見晴らしの良い休憩ポイント、観月台に到着です。





 観月台より鋸山の稜線を望む
 観月台より、鋸山山頂付近の稜線を望む。

 鋸山からは嘗て房州石が切り出されていたため、所々に石切場の跡を見る事が出来ます。そして、石が切り出された跡の山の稜線が、ノコギリの様にギザギザしているために、その名が付いたと言われています。

 この鋸山山中にある日本寺は、西暦725年創建の古刹で、山のほとんどの部分を境内にしている、とてもスケールの大きな見所いっぱいの寺です。今回の様にハイキングがてら登山道を利用して日本寺を目指すコースの他、既述の様にロープウエイで一気に山頂まで登り、日本寺をゆっくり観光するのもお勧めです。





 ハイキングコース
 ハイキングコース

 登山道入り口から観月台を経て1時間足らずで、日本寺の北口管理所に到着です。拝観料は大人600円。ここでは鋸山日本寺のガイド地図をもらるので、これを参考に、思い思いの順番で境内を見て廻りましょう。





 百尺観音
 百尺観音

 北口管理所を抜けると、いきなり目に飛び込んで来るのは百尺観音。世界の戦争の犠牲者と、交通事故の犠牲者供養のために、6年の歳月をかけて石切場跡の岩肌に刻み込まれたこの観音像は、高さが100尺、約30m余りあり、その神秘的な雰囲気は、さながらアジア大陸の何処かにある、上座部仏教の遺跡の様でもあります。昭和41年完成。





 百尺観音より地獄のぞきを望む
 百尺観音より地獄のぞきを望む

 百尺観音前の広場から、左上方の山頂付近を見上げると、頭をつき出した岸壁が目に入ります。地獄のぞきと言われるこの展望台も、切り出された岩の跡が利用されています。





 山頂広場
 山頂広場

 百尺観音を後にして石段をもうひと登りすると、いよいよ山頂です。





 山頂より、東京湾と三浦半島を望む。
 山頂より、東京湾と三浦半島を望む。

 山頂は360度の大パノラマ。東京湾を隔てて、三浦半島も間近に望めます。





 地獄のぞき
 地獄のぞき

 地獄のぞきも、ここ山頂広場にあります。





 地獄のぞきより、百尺観音前の広場を望む。
 百尺観音前の広場を望む

 この写真は、地獄のぞきから百尺観音前の広場を見下ろしたところで、観音様は左側の岸壁のくぼみに刻まれています。何ともあまりの高さに足がすくみます。





 通天関
 通天関

 山頂を後にして、千五百羅漢道へと石段を下って行くと間もなく、石像が二体安置されている事から二天門とも呼ばれる岩のトンネル、通天関が現れます。





 日牌堂
 日牌堂

 通天関を過ぎるといよいよ石仏の大行進。日牌堂奥の院無漏窟維摩窟、その他所々に出来た自然の洞穴に安置された石仏の数は、1553体に上ります。





 奥の院無漏窟
 奥の院無漏窟

 日本寺パンフレットによると、この千五百羅漢は、1779年から21年間をかけて、上総桜井の名工大野甚五郎英令が、門弟27名と共に作りあげたものだそうです。しかし現在、これらの石仏の中には頭がとれて無くなってしまっているものも沢山あります。





 維摩窟
 維摩窟

 これは明治時代の初期、当時の政府の政策がきっかけとなって広まった、仏教排斥弾圧運動の廃仏毀釈 (はいぶつきしゃく) によって破壊されたもので、以降も荒廃が進んでいましたが、現在は復興の途上にあります。





 日本寺大仏
 日本寺大仏

 山頂から石段で、山の中腹あたりまで下って来たところにあるのが大仏広場。昭和44年に復元されたこの日本寺大仏の原型は、復元の約180年前に、千五百羅漢と同じ作者たちによって彫られたものでした。大仏の総高31.05メートルは、奈良の大仏の約1.7倍で、日本最大です。





 日本寺仮本堂
 日本寺仮本堂

 昭和14年11月、鋸山は登山者の過失で山火事になってしまい、日本寺にあった仏像や建造物などの、貴重な文化財の多くを焼失してしまいました。以降現在に至るまで、未だ完全には復興されていません。





 日本寺鐘
 日本寺鐘

 そんな中、立派に残っているものの中に、この鐘がありました。案内板に依るとこの鐘は、国の重要文化財に指定されているそうです。





 頼朝蘇鉄
 頼朝蘇鉄

 仮本堂の前には、源頼朝の手植えと伝えられる、大きなソテツが構えています。樹齢、約800年。





 仁王門
 仁王門

 長い下りの石段で山を下りて来ると仁王門。見どころいっぱいの日本寺を、惜しみながら後にします。





 鋸山遊歩道
 鋸山遊歩道

 やがて道は、内房線の線路と並行して続く、田圃のなかの舗装道になります。日本寺と内房線保田 (ほた) 駅を結ぶこの道は、鋸山遊歩道と呼ばれています。

 日本寺を後にして遊歩道を歩く事約20分、朝のスタート地点だった浜金谷駅の一駅隣になる今日のゴール、JR内房線保田駅はもうすぐそこです。









★交通 JR内房線 浜金谷駅下車



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