洗足池散策


2013年6月




東急池上線洗足池駅  東急池上線洗足池駅の改札口は一つだけ。その改札を抜けて駅舎を出ると、目の前を中原街道の大きな通りが走ります。
東急池上線洗足池駅


 そして、通りを隔てた向こう側に見えている緑の木立が洗足池公園。今日の散歩はこの洗足池の畔をぐるりと1周歩いて来るという、いたってシンプルなものであります。 中原街道
中原街道


洗足池公園へ  駅前の歩道橋で中原街道を越えて、公園の入口前まで移動して来ました。
洗足池公園へ


 公園のど真ん中で満々と水を湛える洗足池は面積およそ40,000平米、周囲およそ1.2kmの湧水池。池の畔は見所いっぱいです。 洗足池
洗足池


池の畔の道を歩く  それじゃぁ早速、洗足池1周ツアーをスタートしましょう。
池の畔の道を歩く


 公園入口付近にあるこの石碑は、大正12年建立の中原街道改修記念碑。江戸と相模国を繋ぐこの中原街道、嘗ては急坂が多かったようで、大正時代に大掛かりな改修工事が行われた事が記されています。 中原街道改修記念碑
中原街道改修記念碑


のどかな散歩道  池の畔はしっかり整備されていて、のどかな歩きやすいプロムナード。
のどかな散歩道


 小さな三連太鼓橋がありました。池の小さな入り江をショートカットするこの橋は池月橋 池月橋
池月橋


池月橋は三連太鼓橋  池月橋と言うこの橋の名前は、ある名馬伝説に由来しています。それは・・・
池月橋は三連太鼓橋


 池月橋を渡った先にある千束八幡神社。平安時代の前期頃からこの地の鎮守として祀られ続けている、由緒ある社です。 千束八幡神社
千束八幡神社


千束八幡神社本殿  神社の境内には白馬の大きな絵馬や、大きな馬の像があります。これが伝説の名馬「池月」。境内に立つ由来書には、この馬の詳細が記されていました。
千束八幡神社本殿


 池月とは源頼朝が所有していた愛馬の名前。頼朝がこの地に宿営していた時、何処からともなく現われた逞しく美しい馬を気に入り、池月と名付けて自らの乗馬としたのでした。 池月の絵馬
池月の絵馬


名馬池月像  その後、頼朝に従う武将の佐々木高綱がこの池月を譲り受け、1184年源義仲追討の宇治川の戦いでは、池月にまたがった佐々木高綱が先陣を切って敵陣に乗り込んだと伝えられます。
名馬池月像


 さてさて、池の畔に目を向けると弁天島が浮かんでいました。 弁天島
弁天島


遊歩道を進む  あの弁天島を目指して、岸沿いの遊歩道を歩いて行くとしましょうか。
遊歩道を進む


 洗足池に注ぐ水の流れを見つけました。この池の水源は湧水です。流れを遡って後ろを振り返ってみると・・・ 池に注ぐ流れ
池に注ぐ流れ


清水窪湧水路  洗足池に隣接するスポーツグラウンド沿いに水路が通っています。これが池の源流、清水窪湧水路
清水窪湧水路


 そしてこの水路は洗足池から北へおよそ1kmほどのぼった場所にある、水源の湧水から続いています。 清水窪湧水路
清水窪湧水路


頂への小道を上る  清水窪湧水路の東側は小高い丘。頂へと通じる小道を上ってみましょう。
頂への小道を上る


 洗足池を見下ろすこの丘は、桜山と呼ばれています。その名のとおり春には満開の桜がとても美しいのでしょうが、今は夏、ちょっと残念デス。 桜山
桜山


目の前は弁天島  桜山を下りて再び池の畔に戻って来ました。さっきは遠目に見えていた弁天島はもう目の前。
目の前は弁天島


 池に浮かぶ弁天島は、小さな太鼓橋で岸と繋がります。 弁天島へ
弁天島へ


洗足池弁財天  この弁天島、築島は昭和7年ながら、祀られている弁財天はそれ以前の大昔から、洗足池の守護神として信仰され続けて来たのだとか。
洗足池弁財天


 弁天島をあとにして先へと進みましょう。池の畔を歩き始めて、ちょうどこの辺りで半周です。 ちょうど半周!
ちょうど半周!


水生植物園へ  行く手に木橋が現れました。暫し水上散歩。
水生植物園へ


 辺りを見回すと、水面から多くの花々が顔をのぞかせています。 水生植物園
水生植物園


水生植物園  ここは水上植物園。植物園とは言えささやかなものではありますが、案内板によると、ここで育成されている植物は35種類にものぼります。
水生植物園



木橋を進む
木橋を進む

 池に浮かんだ花々を眺めながら、水上に架けられた長い木橋を歩いて行きましょう。天気は上々、あたりは静かでのんびりモード。いやぁー気持ちが和みます。




 水生植物園のすぐ隣で小さな鳥居を見つけました。ちょっと気になりますねぇ、寄ってみましょう。 小さな鳥居発見!
小さな鳥居発見!


西郷隆盛留魂祠  これは西郷隆盛留魂祠。敵将とは言えお互いに親交が深かった勝海舟が、西南の役に斃れた西郷の死を悼んで建立したものです。
西郷隆盛留魂祠


 そして西郷隆盛留魂祠に隣接した場所で、勝海舟は夫人と共に眠っています。実は、勝海舟は洗足池の畔に別邸を構えていて、辺りの静かな佇まいをこよなく愛していたのでした。 勝海舟夫妻の墓
勝海舟夫妻の墓


御松庵妙福寺  こちらは池の畔の寺、御松庵妙福寺。日蓮宗の古刹です。
御松庵妙福寺


 この寺院の境内には伝説の松の木があるという事なんですが・・・  と言う事で、境内へ入って、竹林の道を進みます。 御松庵妙福寺境内
妙福寺境内


馬頭観世音供養塔  1840年に建てられた、馬頭観世音供養塔がありました。観音像の下の角柱に薄っすら「北」という文字が刻まれているのが確認できます。角柱のそれぞれの面には東西南北の文字が記されていて、道標も兼ねていたんだって。
馬頭観世音供養塔


 ありましたありました。伝説の松の木袈裟掛けの松

 時は1282年、鎌倉時代の事。日蓮上人が甲斐の身延山から常陸の国へ湯治に向かう途中、この池の畔で旅の疲れを癒すためにひと休み。袈裟をそばにあった松の木に掛けて、池の水で足を洗ったのだと伝えられています。

 そうかぁ、だから洗足池なんだ。
日蓮上人袈裟掛けの松
日蓮上人袈裟掛けの松


水辺の散歩も大詰め  周囲1.2kmの池の畔を少し寄り道しながら、およそ1時間半かけてぶらりぶらりと歩いて来ました。水辺の散歩もいよいよ大詰め。
水辺の散歩も大詰め


 ゴールはここ。中原街道に面した、洗足池公園入口脇のボートハウスです。 ボートハウス
ボートハウス








★交通 東急池上線洗足池駅下車
★歩行距離 約 1.5 km


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