帝釈天と柴又

2003年5月






 
 寅さん像
 駅前広場の寅さん像

 京成金町線柴又駅を降りると、駅前の広場で出迎えてくれるのは寅さんの像。葛飾柴又は寅さんを抜きにしては語れません。





 帝釈天参道
 帝釈天参道

 駅前から帝釈天まで続く約200m程の参道の、団子屋や佃煮屋、煎餅屋などが並ぶ下町の商店街は、寅さん映画に出てくるイメージそのもの。写真の手前、幟が見える店は高木屋老舗。映画で寅さんの実家とされている、とらや (シリーズの途中からはくるまや) のモデルになった店です。





 帝釈天
 帝釈天

 笠智衆の御前様でおなじみ柴又帝釈天は、本来の名を経栄山題経寺と言い、1629年に創建されました。





 帝釈堂の彫刻
 帝釈堂の彫刻

 そして特筆すべきは、帝釈堂、本堂、二天門など、寺にある建物の至る所に彫られた彫刻で、別名彫刻の寺とも呼ばれています。





 帝釈堂の彫刻
 帝釈堂の彫刻

 なかでも10年の年月を掛けて、昭和9年に完成されたという帝釈堂の彫刻は秀逸で、ゆったりと鑑賞できる様にギャラリー仕立てになっています。見学料は400円。





 回廊式庭園
 回廊式庭園

 彫刻ギャラリーの見学券で、隣接する庭園にも入る事が出来ます。





 回廊式庭園
 回廊式庭園

 庭園は回廊式になっているので、庭園の周りにぐるりと作られた廊下を歩きながら、ゆっくりと見て廻れます。





 帝釈天を後にして山本邸へ
 帝釈天を後にして山本邸へ

 帝釈天を後にして、参道の北側に並行して走る道を、江戸川方向へ200m程歩いて行きましょう。





川甚の角を右へ 
料亭川甚と山本邸への道標

 川魚料理で有名な、創業210年余りの料亭川甚 (寅さん映画では、ひろしとさくらの結婚披露宴会場になっていました) が見えたら右へ。間もなく山本邸の前に出ます。

 (追記参照)

 ここは、大正末期から昭和初期にかけて建造された大邸宅で、当時カメラ部品製造業を営んでいた山本家が所有していたものを、平成3年4月から一般公開しています。





山本邸 
 山本邸旧居宅

 入場料100円を支払い、建物の中へ入りましょう。庭に面した部屋では、昭和初期の庭園様式をのんびり眺めながら、珈琲やぜんざいなどを食べる事が出来ます。





 寅さん記念館
 寅さん記念館  くるまやのセット

 山本邸の目と鼻の先には寅さん記念館があります。館内には映画の原稿、台本、小道具などを集めた資料展示コーナーや、映像コーナー、松竹大船撮影所から移設した「くるまや」のセットなどがあって、特に寅さん映画のファンと言う訳でなくても楽しめる内容です。入館料、大人500円。





 江戸川土手
 江戸川土手

 寅さん記念館のエレベーターで上にあがると柴又公園です。そして目の前には、寅さん映画のオープニングでお馴染みの、江戸川土手が広がります。川岸へ下りて左手、川上の方向へ歩いて行くと間もなく、都内に残る唯一の渡し船矢切の渡しの乗船場に辿り着きました。





矢切の渡し 
 矢切の渡し乗船場

 その昔、江戸幕府はここに関所を作り江戸の出入りを取り締まっていたため、周辺に住む農民が川を渡る手段としてのみ、この渡しを利用することが出来たのだとか。





 矢切の渡し
 矢切の渡し

 料金片道100円で乗船時間僅か5分程ですが、渡し船に揺られて、対岸の下総の国へ渡って戻ってくるだけでも、なかなか風情があります。





 柴又駅ホーム
 柴又駅ホーム

 帰りは、京成金町線柴又駅へと戻ります。この柴又駅の上り線ホームも江戸川土手同様、寅さん映画によく出てくる場所。改装されて新しくはなりましたが、映画の頃の面影はまだ残っています。








 料亭の川甚は、2021年1月31日をもって閉店となり、創業230余年の歴史を閉じました。(2021年2月追記)






★交通 京成金町線 柴又駅下車
★歩行距離 約 2.5 km



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