石神井公園ひと回り

2008年7月






 
駅前ロータリー
 駅前ロータリー

 西武池袋線石神井公園駅の南口に出て来ると、目の前に駅前ロータリーが現れました。





ロータリーの先を右へ
 ロータリーの先を右へ

 この駅前ロータリーを隔てた正面の、左右に延びる通りを右手方向へ進みましょう。





信号を左へ
 信号を左へ

 そのまま通りに並ぶ商店街を進み、最初の信号を左折。バス通りに入ります。





石神井公園通り
 石神井公園通り

 そして石神井公園通りと呼ばれるこのバス通りを、暫く進んで行きましょう。





石神井公園ボート乗り場
 石神井公園ボート乗り場

 駅前から歩くこと10分足らず、通りの右側にボート乗り場が見えて来ました。都立石神井公園に到着です。





石神井池
 石神井池

 石神井公園の面積は約6万1千坪余り。二つの大きな池から成る公園で、最初に見えてくる池は石神井池。日差しの溢れる明るい池です。





池を右手に見ながら進む
 池を右手に見ながら進む

 先ずはこの石神井池を右手に見ながら、池の南岸を歩いて行く事にしましょう。





アーチ橋
 アーチ橋

 池に浮かぶ中の島が見えて来ました。中の島に架かるアーチ橋を横目に、先へと進みます。





散歩にもってこいのロケーション!
 散歩にもってこいのロケーション!

 現在石神井池があるこの場所は嘗ては一面の田んぼだった所ですが、その水路を堰き止めてこの様な池を作ったのだとか。





三宝寺池へ
 三宝寺池へ

 前方に車道が見えて来ました。石神井池のあるエリアはここまで。横断歩道を渡って二つ目の池、緑が生い茂る三宝寺池のあるエリアへと入って行きましょう。





食事もできます
 食事もできます

 今度はここでは、三宝寺池を左手に見ながら池の北側を歩いて行きます。ご覧の様に公園内には大きな売店もあって、食事もできる様になっているんです。この辺りで腹ごしらえ。





木道を進む
 木道を進む

 満腹になったら再出発! 湿地の上に渡された木道を歩いて行きます。





三宝寺池
 三宝寺池

 それにつけてもこの景色、とても都会の真ん中にある公園の景色とは思えません。





都心の公園とは思えません!
 都心の公園とは思えません!

 池の畔では公園に委託されたNPOのメンバーが生態系維持のため、池に繁殖した外来種の生き物の駆除作業をしていました。





三宝寺池のカメ
 三宝寺池の亀

 写真左はこの池の昔からの住民、国産の在来種クサガメ。そして右側の巨大なカメは外来種のミシシッピアカミミガメ。元は縁日などでもよく見掛けるミドリガメですが、飼育に困った飼い主が池などに棄てた後の巨大に成長した姿がこれ。最後まで責任を持って飼育できないのなら飼わない事!生き物にとっても不幸です、結局処分されてしまうのですから。





厳島神社
 厳島神社

 気を取り直して先へと進みましょう。左手対岸には厳島神社が見え隠れしています。





姫塚
 姫塚

 三宝寺池北側の丘の上に登って行くと、姫塚殿塚があります。公園内の案内板によると、嘗てここ三宝寺池の付近には、中世の武将豊島氏の居城である石神井城がありました。





殿塚
 殿塚

 1477年、太田道灌との戦に敗れ石神井城は落城、時の城主であった豊島太郎泰経は愛馬もろとも三宝寺池に沈みます。姫塚と殿塚は、この時後を追って同じく池に身を投げた次女照姫とともに、城主を供養をするために築かれたものだと伝えられています。





池の畔をのんびり進む
 対岸にはさっき歩いた小道が通う

 殿塚と姫塚のある丘を下って、再び池の畔を歩いて行きましょう。対岸に見える林の中には、さっきまで歩いて来た小道が通っています。





水神社
 水神社

 進行方向左側にとても小さな鳥居が見えて来ました。これは水神社





石神井城跡
 石神井城跡

 水神社を過ぎた少し先の右側には、石神井城址の石碑があります。嘗てこの辺り三宝寺池南側の一帯には、石神井城の中心部分があったのでした。





石神井城主郭跡
 石神井城主郭跡

 遺跡保護のためのフェンスに囲まれた、石神井城の主郭跡を左手に眺めながら、三宝寺池南側の丘を上って行きます。





氷川神社
 氷川神社

 丘の上にある神社は氷川神社。室町時代に豊島氏によって、石神井城内に創建されたと伝えられる神社です。





氷川神社参道
 氷川神社参道

 神社境内を背にして、参道を歩いて行きましょう。





十字路を左折
 十字路を左折

 すぐに十字路があるので、ここは左へ。旧早稲田通りに入ります。





旧早稲田通り
 旧早稲田通り

 静かな住宅地の中を通る旧早稲田通りを、そのまま進みます。





三宝寺山門
 三宝寺山門

 間もなく左の角に見えてくる寺は、1394年の創建になる三宝寺





大師堂(奥の院)
 大師堂 (奥の院)

 この三宝寺、東京23区内の住宅地の中にある寺にしては境内の敷地がとても大きな寺で、ご覧の様に奥の院まで控えています。





通用門(長屋門)
 通用門 (長屋門)

 境内にある駐車場の脇に何気なく建っているこの通用門。実はなにを隠そう、とても由緒ある建築物です。





通用門(長屋門)
 通用門 (長屋門)

 案内板によるとこの長屋門、嘗て同じ練馬区内にあった勝海舟邸の屋敷門だったもので、昭和35年にここ三宝寺へ解体移築されたのでした。





道場寺の三重塔
 道場寺の三重塔

 三宝寺に隣接してあるのは、豊島氏の菩提寺であったと伝えられる1372年創建の道場寺





道場寺本堂
 道場寺本堂

 どこかで見た様な本堂は、奈良にあるご存じ唐招提寺の金堂を模したものです。





石神井小前交差点
 石神井小前交差点

 道場寺をあとにして、目の前の旧早稲田通りを更に先へと進んで行きましょう。すぐに石神井小前交差点になるので左折。





石神井図書館
 石神井図書館

 左手に石神井図書館を眺めて、そのまま進みます。図書館に隣接する練馬区立郷土資料室には練馬区の歴史や自然などに関する沢山の資料が展示されています。





石神井池へ
 石神井池へ

 石神井図書館のすぐ先にある信号を右へ折れ、再び石神井公園内に入って行きます。ここはさっき、石神井池エリアから三宝寺池エリアへ移る時に渡った横断歩道です。





再び石神井池
 再び石神井池

 石神井池を左手に眺めながら、初めに歩いて来た道を今度は戻って行きましょう。





前方にはボート乗り場
 前方にはボート乗り場

 前方には再びボート乗り場が見えて来ました。





この辺で小休止
 この辺で小休止

 真夏の散歩で汗もかきました。ボート乗り場のベンチで小休止。売店もあります。





石神井公園駅前
 石神井公園駅前

 帰りは公園まで来た時に歩いた道を戻って、スタート地だった西武池袋線石神井公園駅前に到着です。









★交通 西武池袋線石神井公園駅下車
★歩行距離 約 4.5 km



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