松濤から代々木公園へ
2004年11月
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渋谷駅前 |
渋谷駅の忠犬ハチが居る、道玄坂方向の出口へ出て、目の前の大きなスクランブル交差点を渡りましょう。 |
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SHIBUYA 109 |
若い女性をターゲットに、トレンド性の高いアパレルショップが集まったファッションビル、SHIBUYA 109を目指して歩きます。109を真ん中にしたY字路を左へ進むと、道玄坂へと続きますが、今日は右の通りへと入って行きます。 |
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文化村通り |
文化村通りと呼ばれるこの通りの正面にあるのは、東急百貨店本店。この角を左へ折れましょう。 |
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Bunkamura |
東急本店の隣はBunkamura。劇場や、映画館、美術館などが入った、平成元年オープンの複合文化施設です。Bunkamuraを右に見て、松濤郵便局前の小さな交差点を渡り、更に先へと進みます。 |
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丸山町付近 |
この辺りの左側一帯は円山町と言って、その昔三業地と呼ばれた、料理屋、芸者置屋、待合が集まる、当時のいわゆる花街でした。ちなみにあの阿部定事件のふたり、定と吉蔵は、ここ円山町の待合に宿泊したのを振り出しに、待合を転々とした後、事件に至ります。
途中、ご覧の様なY字路になりますが、指導標に従い、左の松濤美術館方向に進みましょう。 |
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指導標 |
指導標は至る所に設置されているので、コースを迷わずに歩いて行けます。 |
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山手通り前を右へ |
正面に山手通り(環状6号線)の高架橋が見えたら、その手前のマンションの角を右へ。 |
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松濤美術館 |
そしてすぐ右側にあるのは、渋谷区立松濤美術館。閑静な住宅街の一角にある、落ち着いた雰囲気の美術館です。 |
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松濤 |
この辺り一帯が松濤。各界の著名人が多く住む、日本のビバリーヒルズ? です。美術館前の緩やかな坂道を下り、鍋島松濤公園への指導標に従い、最初の角を右へ。少し歩くと、渋谷区立鍋島松濤公園の前に出てきます。 |
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鍋島松濤公園 |
公園に入って、水車小屋の見える池の畔でひと休み。ここは元々御三家のひとつ紀州徳川家のお屋敷があった場所で、明治に入り、旧佐賀藩主鍋島家の所有になったものです。 |
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鍋島松濤公園正門 |
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公園の角を右へ |
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戸栗美術館 |
松濤中学校前を通り過ぎ、少し歩いた先左側にあるのが、陶磁器専門の美術館、戸栗美術館。佐賀藩鍋島家の武家屋敷跡に建てられています。 |
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観世能楽堂 |
その先、左に観世能楽堂を見て、道なりに歩いて行きましょう。 |
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NHK放送センター |
しばらく進むと、井の頭通りとの交差点越しに、NHK放送センターが見えてきます。 |
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2.26事件慰霊像 |
交差点をぬけた先の右側にある渋谷税務署の手前には、観音像が建っています。これは2.26事件の慰霊碑として、事件の30年目にあたる昭和40年2月26日に建てられたものです。元々ここは旧陸軍刑務所があった場所で、叛乱を起こした一部民間人を含む将校達が処刑された場所でもあります。 |
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NHK正面玄関へ |
2.26事件の慰霊碑を後にして更に進み、NHK放送センターの正面玄関へ。 |
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NHKスタジオパーク内 |
NHK放送センター内にあるのがNHKスタジオパーク。テレビ番組づくりを実際に見学出来たり、スタジオ体験やテレビ放送の歩みを知る事が出来きたりと、子供も大人も楽しめる施設です。入館料、大人200円。
追記参照 |
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代々木公園へ |
NHK放送センターを出たら、すぐ隣にある代々木公園へと向かいましょう。 |
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代々木公園イベント広場 |
公園のイベント広場では、フリーマーケットをやっていました。 |
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代々木公園 |
東京のど真ん中にある広大なこの森林公園は、東京オリンピックの選手村跡地につくられたものです。時間があれば、隣接する明治神宮に立ち寄ってみるのも良いです。
帰りはJR山手線原宿駅か、東京メトロ千代田線の代々木公園駅、または明治神宮前駅を利用するのが便利。 |
記事中のNHKスタジオパークは、2020年5月11日を以てその運営が終了となったため、現在NHK放送センター内を見学する事は出来ません。(2021年1月追記) |
★交通 |
JR山手線その他 渋谷駅下車 |
★歩行距離 |
約 4.0 km |
周辺地図

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