2004.03.21
フォークオイルの交換。
足回りとっても重要なパーツです、ちょっとでも不安のある人はプロに任せましょう。
まず最初にフォークトップ(インナーチューブのキャップ)を緩めます、外すんじゃなくてちょっと緩めるだけです。この状態で緩めておかないと後で大変です。
フロントフェンダーとブレーキキャリパーは外してしまいましょう。
緑の矢印の部分も緩めておきます、後でジャッキアップするのですがジャッキアップの後だと安定感が無いので怖いです。なのでフロントスタンド等まともな装備のある方はこの限りではないです、ただまともな装備のある方はこんな所読んでないと思うが。
赤の矢印は緩めてはいけません、ジャッキアップした後にしましょう。
ジャッキアップします。自分はウマとボトルジャッキでジャッキアップしてますけど、非常に不安定で危険です。
緑の矢印を外すとタイヤが外れます。外すと右の写真の状態になります。
ここまでやって、2つ前の緩めなかった赤矢印ネジを緩めます。するとフォークが勝手に落ちてきます。
フォークを引き抜いてキャップを外します、この時のために最初にキャップを緩めておきます。この状態では緩めるのは無理でしょう。
キャップが外れた時、スプリングの伸びる勢いでキャップが飛びます。何度かやっていると力の抜き加減が分かってきますが、初めてのときは気をつけましょう。
ここまで終わったら、スプリングを抜いてフォークを逆さまにしてオイルを抜いておしまいです。
本当はボトムケースの中のシリンダも抜いて綺麗にしたいのですが、それ用の工具もないしやったこと無いです。
組み立てですが、まずオイルを入れます。時々オイルの量を几帳面に測って満足している人がいます、多分それでもいいのでしょうが、個人的な意見では量なんてどうでも良くて、問題は油面の高さだと考えています。
油面の高さはスプリングを入れなていない状態で、インナーチューブを一番下まで押し込んだ状態で測ります。オイルを入れた後、中の空気が抜けるのを待って、インナーチューブの上面からオイルまでの高さを測ります。
後は元通りに組み上げて終了です。
戻る ホーム