2003.05.04
前後ブレーキパッド交換。
ブレーキはとっても重要なパーツです、ちょっとでも不安のある人はプロに任せましょう。

まずはフロントから

ブレーキキャリパーの裏についている黒いのを外します、するとブレーキパッドが見えます。
キャリパー自体はフロントフォークにつけたままで作業可能です。


矢印の割ピンをラジオペンチ等で外します、それだけでパッドを止めているピンが抜けて、パッドが外せます。
ピンを抜く前に押さえになっている金属の板がどのように付いているかしっかり観察しておきましょう。
ピンを抜く際は、この金属の板を押さえていないと、飛んで行ってしまう恐れがあるので気をつけましょう。


写真上が古いパッド、写真下が新品のパッド。驚くほど減ってます。
この厚いパッド入れるわけですから次に説明する前準備が必要になります。あせって新品のパッドをねじ込まないように!!

新しいパッドを入れる前に、ブレーキフルードのチェックをします。ここではフルードの汚れや質ではなく量をチェックします。
これをしないと、フレーキフルードがタンクから溢れて悲しい思いをします。何故溢れるか??、面倒なので説明しません。

矢印の部分のネジを外します、ここは”なめ易い”ので気をつけましょう。蓋を外すと右写真のような中蓋が出てきます。フルードが垂れないように外しましょう。


次の作業を行うと、左写真から右写真のようにフルードが増えてきます。やばかったらテッシュ等で吸い取ってやります。今回の交換では右写真のような状態に計3回なりました、1度で安心せず常に注意して作業しましょう。
補足ですが、新品のパッドを入れるのにフルードを減らしたということは、パッドが古くなった(減ってきた)らフルードを補充する必要があるかも って事です。


古いパッドを外した直後は左写真の位置にピストンがいます、これを右写真の上側の位置になるくらいまで4つのピストンを全て押し込んでやります。
ピストンを押し込むのに専用工具があるらしいけど、マイナスドライバーとかで力技でやってもいいです。ただしピストンやブレーキディスクに傷を付けないように注意しましょう。


後はばらした通りに組上げます、その時パッドをとめているピンにグリスを塗ってあげるといいです。間違ってもパッドに塗らないように。
組上げた後は手応えが出るまでブレーキレバーを数回握っておしまいです。



次にリア

まず緑矢印を緩めます、外しちゃダメです。次に赤矢印を外してキャリパーを外します。

キャリパーが外れるとこんな状態、ここで先に緩めた緑矢印のピンを抜いてやるとパッドが外れます。
ここからはフロントと同様にピストンを押し込んで組上げればおしまいです。リアもブレーキフルードの量は確認しながらね。


リアのブレーキフルードはここにあるので溢れそうになったら、テッシュ等で吸い取ってやります。


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