低回転でもたついたり、なんとなくエンジンパワーが無い場合はディストリビューターのチェックと共に点火タイミングの調整をしてみましょう。
 タイミングランプがある場合と無い場合2つの方法を書いておきます。

 まずタイミングを合わせる場所を確認します。矢印の所が中央なので、丸印の部分の切れこみがここと合うようにします。
 ただ私のやつは写真のように少し左(早目)に合わせると走りも燃費も良くなるのでこの位に合わせておきます。
 スパナを付けてある部分ネジを緩めるとデスビが回るようになります。このデスビを回してタイミングを調節します。
 点火タイミングは左にまわすと早く、右にまわすと遅くなります。

タイミングランプ有り

 これがタイミングランプです。大き目の工具店で5000円くらいで買えます。
 使い方はコードを1番のプラグコードにつなげてスイッチ入れるだけ、あとはエンジンをかけると間欠的に光るので一番上の写真の位置に切れこみが見えるようにデスビ回して完了です。

タイミングランプ無し

 一番上の写真の位置にクランクを合わせておいてエンジンキーをONにします。エンジンかけてはいけません。
 この状態で一度デスビを30度くらい右にまわしておきます、そしてゆっくりと左にまわしていくと、矢印の部分に火花が出て「パチッ」と音がします。ここが点火タイミングです。
 この方法は90度ずれても火花が出るので、気をつけてください。
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