2010.12.2 参政員制度概略
参政員制度とは

選挙で議員を選び出し、その議員に自由委任して、立法に携わってもらう間接政治制度では、テーマAは与党を支持し、テーマBは野党を支持したいという意思は表現のしようはありません。さらに選挙後に生まれた政治テーマに意思を表現することも不可能です。また、「自由委任」の為に、選挙の時の公約に反しても合法です、さらに議員・官僚、企業に不利益となるような法案が作られる可能性が少ない事も上げられるでしょう。 参政員制度は、国民の価値観、感覚を立法の機会に直接反映できることで、それらの矛盾を解決でき、さらに国民の政治への関心が高まる事で政治的民度が向上することが期待できます。 具体的には、参政員制度とは、(年5-7の重要議案)について、「政治意識の高い人は(参政員登録そして選挙権閉鎖)二ヶ月に一つ出されてくる政治テーマ(参政議案)について政党の姿勢を見て、支持する党を選び、役所や銀行、郵便局、コンビ二のATM(将来はケータイも)で議会議決のスペースに入力します、 同じ党への参政員の票が「10万票になる毎に1票として議員同様の議決票として取扱う」方 式で「10万票1票案」と言っています。 例えばある政治テーマについて、A党を支持する参政員票が815万票、B党を支持する参 政員票が645万票になったとしますと、議会の議決にA党票として81票、B党票として64票 を加算する訳です(議員はこれまで同様一人一票)尚10万票という数字はあくまで仮定のも ので、選挙区当選の平均得票数が適当でしょう、尚、出されてくる政治テーマは一般国民投票のテーマよりは下位で、流動性のある外交テーマ、プライバシー関連、そして極めて技術的なテーマを除いた政治テーマであって、当初の数年は議会から出されてくると想定しています。 (もう一つの方式として、「参政員は重要なテーマ毎に政党を選択して一票を投じる、一方政治向きの事は議員に任せておきたい人(多分国民の半数)は議員が代行(一人の議員は選挙区議員の得票数の平均票数約10万票を行使します)するシステム」があります。 参政員登録は1500万人を想定していますから、議員は約5000万票、参政員は1500万票を行使するのではないかと思われます。 参政員のキャパシティーには限界がありますから、参政議案以外の年間100-120議案は従来の政治手法で議員が消化されることになります。

もう一つの方式として、
「参政員は重要なテーマ毎に政党を選択して一票を投じる、一方政治向きの事は議員に任
せておきたい人(多分国民の半数)は議員が代行(選挙区議員の得票数の平均票数約10万票)す
るシステム」があります。
この場合には議員は約5000万票、参政員は1500万票を行使するのではないかと想定しています。

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