日本環境クラブ湯布院「幸」文字植林プロジェクト


5万坪の土地に桜で「幸」の一字を植林します。旅客機からも見える巨大文字植林プロジェクトです


現地は大分県の湯布院市街地から車で15分、湯布岳を眼前にするまさに雄大なロケーションです

構想の詳細

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牛のいる牧場の画像は今の現地ではありません。平成20年12月16日植林計画修正・・過去千本を遥かに超す苗木、数十万を超す 種子を撒いてきましたが、ススキの繁殖力に負けた可能性があります。現在入口近辺の数百坪を残して、殆ど全域が220センチばかり のススキに覆われてしまっています。このため、これまでの植林方法を一旦休止して、植林可能な土地に改良すべきかもしれません。 と言っても広大ですから人力や薬品を用いるのではなく、北海道旭川の斉藤晶氏の 「斉藤晶牧場」の牧場を志向し、上のようになった段階で苗木を植え ていくべきかも・・と考えます

ススキの繁茂する前の現地の画像







日本環境クラブ湯布院実験演習地について



多くの伐採跡地や台風のよる倒伏地が再植林されずに、禿げ山として放置される林地
が爆発的に増えて200万ヘクタールに達したとのことです。
しかし現森林法は生きていて、こうした山地にはヘクタール3千本の植林をしなければ
なりません。(18年5月15日と6月21日県より杉・檜、黒松・赤松・椚もしくは高木性
の広葉樹をヘクタール3千本を植林せよとの命令あり)
「高木をヘクタール当たり3千本」という高密度植林をして、間伐を怠れば林間は必ず
昼なお暗い状態になります、法は森林組合に間伐を依頼することを前提としているよう
です、当然山主に採算は取れませんから国が補助せざるを得ません、
平成18年9月8日 3兆円からの赤字を抱える林野庁が方針を転換し、新たな森林・林
業基本計画を閣議決定しました、
これまで指導の高密度植林の指導とは、まるで様相の異なるものです。基本計画では明
らかに広葉樹の落葉の有効性を認めています、又植林には草が生える明るさ(空間)を確
保せよとも言っています、参照。この条件は、生物多様性条約締約国会議の主旨に即し
ています、(ヘクタール3千本植えよの法も生き残っていることは問題ではあるのですが)
2006年12月2-4日台19回「日本の森と自然を守る全国集会熊本集会」が熊本学園大学
にて行われました、メインテーマは「森林の保水力」です。元熊本大学教授松本幡郎氏
は「森林の保水力に関して、平成16−17年に、国交省と民間で「山林の水に対する
浸透保水実験をし、保水については、植種は保水に影響はない、大きなファクターは地
質・土質的要因であり、森林の保水力については多くのデーターそして有効無効各論が
あり現時点では確実な事は誰にも分からない、明確な事は森林が渇水を緩和したと認め
られる事例は世界に一例もなく「森林は水の消費者である」ということであった。従っ
て暫定的に「現状維持」し、学説が定まった時点で再検討との結論」とのことです
「山を花と果物のパラダイスにすべし」.
「高知県大豊町、緑で渇水に」.
「杉ヒノキは山を荒れ地に」.
「森林組合支所長も認める渇水」.
「森林に関する学術資料」
「山に木を植える漁師たち」
さて、ここに、とびきり省エネで安価に植林できる粘土団子工法という植林技法があり
ます。2006年5月7日 朝12チャンネル5.30-6.00で 伊予の自然農業提唱者  故福岡
正信さんの「粘土団子が地球の起死回生の手段」とい う趣旨の放送がありました 、ア
フリカ、インド、中国、ほか世界各地での粘土団子工法が実践された様子の写真などが
紹介されました。
放送で印象的だったのは、「この種は春播き」などという「人智」 こそが緑化の最大の
障害、種は「いつ芽を出そうか」という 知恵を自ら持っている」「子供は無心で団子を
播く、学者は知恵を働かせて播く、結果はいつも子供が最上位になった」というもので
した 。
同12月7日NHKテレビ2チャンネルに於いて「プロフェッショナル、腐らない?奇跡と呼
ばれるりんごを作る男」という45分番組がありました。これも土がスポンジのようであ
ること、雑草も役に立っている、害虫が出れば天敵が湧くという福岡農法です。このリン
ゴは台風で落ちなかったとのことです、同農法は一斉造林、森林保水説にも示唆するとこ
ろが多いようです
もし草生地への粘土団子植林法が成果を上げれば、広大な放棄山地対策として画期的です
種子入りの粘土団子約1万千粒の散布植林は5月22日4名にて実施しました。
7月27日に、桜紅葉ほか鹿用葉菜の種子を1万粒ばかりを播きました
11月20日には4名で山桜百本植林実施。また楠500粒、モミジ250粒、マキ250粒、サ
ルスベリ500粒など約4千粒の粘土団子を撒き、テストの為の小哺場も設定して粘土団子
を撒きました
12月11日には粘土団子に各種の処理をしたもの、そして対品、ドングリを現地のテスト
圃場(3メートル四方の区画を20区画。約50坪)に播き、又埋めました。現地は今(19.3.18)
冬枯れで、地表全体は 細長い雑草の枯れたものが厚さ5-10センチばかりの層となって地
表を被っています、春には雑草の影になり生長が疎外される可能性があるのですが、去る
3月11.12両日に、粘土団子植林そして、カエデの苗木100本を植林しました
内容はマテバシイ800個を含めてドングリ類8000個、モミジ4400粒、ナンキンハゼ4500粒、
桜(一部完全乾燥の為処分)2000個楠900個、センダン620個、ハナミズキ350、マキ250、ツ
バキ250ほかの粘土団子を撒きました、尚数種類のドングリ類は粘土団子化は一部で、かな
りについてはネズミ対策として薄荷油を塗して散布しました、
11月に植林した山桜の多くが先端を切られ、又引き抜かれていたのはショックでした、そう
した事を回避するために今回は目印をつけませんでした
5月2.3.4日県中部振興局より芦原・菅原両氏ご来臨の下、桜苗木350本を植林しました、
5月20日にはモミジの苗150本を植林しました、桜の種(赤黒くなり落下した
もの)買い入れています、19年11月5日林道舗装しました.20年4月3日ドングリ30キロを忌避
剤処理して撒きました。 20年7月7日穴に保水剤を入れて桜苗木300本を植えました、振興局
より蒸発を減らす為に葉を少し減らすようにと指導がありました。
10月15 - 16日 桜苗400本を植林しました。振興局重松様より「業者は春植えがいい」との
ご指導でした。残念ですが粘土団子はススキの陰になり生育が見られません。
粘土団子植林も苗木による植林も敵は鹿ではなく、ススキであったかも知れません。
平成21年4月20日高さが2メートルの山桜を100本を植林しました。

09年6月おおいた森林組合に2メートルの桜の苗など100本の植林を依頼しました。
09年7月おおいた森林組合にヤマモモの種20キロを現地に散布して頂きました
現在 保水材をまぶし粘土団子の 桜の種約 13000粒 を保冷中です。(低温要求時間をクリアー)
 早春におおいた森林組合に散布して頂きます。これまでのものはひょっとすると低温時間が不足していたものかも知れません・・
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