315 立候補者の人選上の懸念

立候補者の選出に関して

衆院選挙の立候補者 1次公募を開始。転載
今回は約900人の維新政治塾生や政治・行政の経験者が選考の対象、  公募選考委は、大阪府議、市議ら従来の維新の会幹部のほか、合流した7人の国会議員。
 全国の小選挙区と比例区で350〜400人の擁立を目指すが、1次公募で十分な候補者が確保できなければ、2次公募も行う方針だ

橋下氏は底辺の苦労もご承知ですからこれ迄の政治家とは異なり、人を見る目はお持ちと思われるのですが、選挙の立候補者選出ベースは900名に絞った塾生、そして政治行政の経験者の中から選出します

そして審査員とも言える選考委員は大阪府議、市議ら従来の維新の会幹部や新党に入った国会議員。 考えてみれば彼ら審査員の殆どは、過去の生活環境がいわば「勝ち組」。ぬるま湯環境で育ち、役人のお世話になってきた人々が多数派ではないかと思われます・・
殆どの方は学歴優先社会の中で培われた勝利体験を蓄積され かなりの年収を得ておられます。
しかももし国会議員となったら大変な高給取りになります、甘いモチベーションの方々が「有利な立場、給与を捨ててでも日本を良くしたい」と考えるでしょうか。
要するに自己の有利さを維持し続けるには「維新の党議員であっても現体制がいい」のです。
彼等も審査員も、「日本社会を破壊し作り直す必要のあるもの」と感じておられる方々が多数派とは到底信じられません。

幼年期に最低の生活を経験し、社会の不条理に目覚め、数億の年収を放棄して 出馬された橋下氏のモチベーションが、維新の意思を作ったのであつて、選考審査員、 選ばれ立候補される人々、 そして幸運に議員になれれた議員諸侯が、いわば政治行政村出身者、ぬるま湯出身者、ボンボンなどで占めるなら、「火達磨覚悟で改革する」意欲などもてるはずもありません。
橋下氏は党の最終決議にも拒否権を持つようですが 決議のあまりの甘さに「こんなはずではなかった」と失望し、 党を「ちゃぶ台返し」したくなると予想しておきます。

勿論そうなれば国民は「期待はずれ」で政治不信がいや増す事になるでしよう。

橋下氏は支持率低下の原因を悟って 「国民投票や参政員制度を取り入れる」と宣言するべきでしょう。やはり究極の政治システムは参政員制度以外にはあり得ないのです

参政員制度 http://www2.osk.3web.ne.jp/~mine2/

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