【食育講座1〜10】 生活習慣病や「旬」のありがたさ等、子供達の食育に関するヒントを紹介します。

  
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食育講座 1〜10

INDEX
1.【とっても心配!「おかあさんやすめ」】  2.【まごわやさしい】  3.【子ども達の食習慣に黄色信号!】
4.【 朝食抜きと生活習慣病】  5.【おいしい「旬」を食べよう!!】 6.【五感で食べよう !】 
7.【おやつを食べる なに食べる?】
 8.【夏の水分補給を大切に】  9.【気をつけてペットボトル症候群】 
10.【味覚を育てよう】


                     味覚を育てよう!

 味覚には、甘味、塩味、酸味、苦味の4つの基本味がありますが、最近はこれに旨味を加え、味の五源味と言ったりします。

 人間が初めて出会う味は、母乳に含まれる乳糖の甘味。甘味は本能的に受け入れる味なので、甘味の強い食品に慣れてしまわぬよう、飲み物だったら清涼飲料水よりお茶にするなど、甘味を控える心がけが必要です。

 甘味以外の味は、毎日の食体験から学習していきます。
 離乳食期は甘味以外の味に慣れる重要な時期ですから、茹でてすったにんじんやほうれん草など、食材本来の味を多く体験させたいですね。そして、徐々にダシ汁を加え味の幅を広げていきましょう。

 さて、ダシ汁は旨味が主成分です。旨味とは、かんぶのグルタミン酸や、鰹節のイノシン酸のこと。味覚を育てる第一歩として、本物のダシの味を味わわせていきましょう。

 最近、味を感じられなかったり、全く違う味に感じたりする「味覚障害」が、20代の若い人たちに増えているといいます。原因は食生活の乱れ。ファーストフードやコンビニ食に頼らない食生活を心がけたいですね。

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              気をつけて!「ペットボトル症候群」

 暑くなればなるほど冷たい飲み物が欲しくなってきますね。「ゴクッと一杯ビールが美味い!」はお父さんですが、「ゴクゴク一本ペットボトル!」は10代の若者達に欠かせないようです。

 日常的に清涼飲料水を飲み続けるうちに、糖尿病性昏睡に陥るという出来事が起きています。その多くが大量のペットボトル飲料を飲んでいたことから、「ペットボトル症候群」と言われるようになりました。

 スポーツ飲料を含めた清涼飲料水は種類が多いだけでなく、容量も1.5〜2リットルが当たり前。糖分量も500ml.中、20〜50gも含まれています。

 このような糖分の多い飲み物を一日中飲めば、摂り過ぎになるのは当然のこと。水に溶けた糖分は吸収が早いため、血糖値が急激に上昇し、これを下げようとインスリンが大量に分泌され、低血糖状態になることもあります。

 低血糖になると、脳のエネルギー源が不足し、不眠、イライラ、暴力的などの症状が現れるといいます。清涼飲料に限らず糖分の多いものは習慣性があり、次からまた欲しくなるので気をつけなければなりません。

 糖尿病予備軍を防ぐためにも、喉の渇きには水や麦茶が好ましいですね。

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              夏の水分補給を大切に!

 私たちの身体は、約60%の水分で構成されています。水がそのままの形で入ってるわけではなく、血液や体液の成分となっていろいろな働きをしているのです。

 さて、人は毎日安静にしていても1日に約2500ml.の水分を失っています。尿や便、皮膚からも水分が蒸発していきますね。暑い夏はそれに加え体温調節のためにたくさん汗をかきますから、いつも以上に水分補給することが大切になってきます。

 でも、水分をとればなんでもいいというわけではありません。
清涼飲料水のような冷たく甘い飲み物を多く摂ると夏バテの原因になってしまいます。

 冷たいものは、暑さで弱った胃腸に負担をかけ食欲不振になったり、甘いものは糖分により空腹感がなくなり、食事がおろそかになりがちだからです。

 水分は食べ物にも含まれていますが、1日に1.5〜2.0リットルの水を飲む習慣をつけていきましょう。とくに起床時、入浴後、汗をかいた後は水分が不足しています。

水分が減ると血液が濃くなり血流も低下して血液がドロドロ状態になります。血液がドロドロになると血栓ができやすくなり脳梗塞や心筋梗塞をまねくことにもなるので、「こまめに少量」の水分補給が大切ですね。

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              おやつを食べる なに食べる?

 一般に「おやつ」は間食のことで、1日3回決まった食事の間にとる軽い食べ物のことをいいます。

 子どもは1回の食事量が少なく、大人のように3色で必要な栄養量を満たすことはできません。それで、栄養補給を目的とした間食が必要になるわけです。


おやつにお菓子や果物を与えることが多いようですが、おやつは食事の一部ですから、「おやつ=甘いもの」は考え物ですね。

 甘いものの代表白砂糖には、ほとんど栄養が含まれていません。そのため代謝に必要なビタミン、ミネラル類は体内の栄養素を使うことになります。

 また甘い清涼飲料水はお菓子に含まれる砂糖と違い、吸収率がとても早くなり、血糖値を急激に上昇させインスリンを浪費させることになるので、糖尿病になりやすい状況をつくることになりますよ。

 時にはお楽しみでお菓子や飲み物をとることもあるでしょう。
けれども、やはり噛んで甘くなるもの(材料が米・小麦・イモ類・豆類・果物)を選んで食べさせていきたいですね。
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食育講座6
                     五感で食べよう !

 指先、手、目、耳、鼻で食べ物を愛で、舌で味わうのが料理。
五感を意識して食べるようにすると、さらにおいしさを楽しめるようになりますね。

 また、料理をつくることは五感を総動員する作業です。
子どもが手伝ったり料理体験する「台所育児」はいろいろな神経の発達に役立つすばらしい実践総合教育です。

視覚・・・食べ物のつや、色、形、盛り付け、食器、花、照明などを楽しむ。

聴覚・・・煮る、焼く、揚げる、切る音。サクサク、パリパリの歯ざわりや歯ごたえの音。食卓での楽しい会話や笑い声、音楽。

嗅覚・・・野菜や果物、魚介類などの鮮度を見分ける目安。台所や食卓でのおいしそうな匂いは食欲増進。

味覚・・・甘い、辛い、スッパイ、苦い、しょっぱいのほか、多種多様な旨味を味わう。

触覚・・・皮をむく、ちぎる、切る、こねる、混ぜる、盛り付ける。硬さや温度を感じる。
箸ゃ包丁、缶きりを使うなど指先が器用になると、脳が発達する。

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食育講座 5
         おいしい"旬"を食べよう !!

 「旬」とは、野菜や果物、魚などその食べ物がたくさんとれて、一番おいしい時期のことです。

市場に多く出回るので値段も安く、栄養面にあいても最も栄養価が高くなります。

 例えばほうれん草。ほうれん草の旬は、本来冬ですが、夏でも栽培可能な品種ができ、一年中食べることができますね。栄養価はどうでしょう。

 ビタミンCの場合、夏20mg/100g、冬60mg/100gと、断然冬場の方が高いですね。「栄養価が高く、安くておいしい!」こんなお得な話はありません。

 旬の食材をできるだけ意識したり、地元で収穫された野菜や果物を食生活に取り入れ、健康を維持していきましょう。

                    
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食育講座 4
                  朝食抜きと生活習慣病

 朝食を食べない体の状態は、低体温、低血糖で頭がボーッと集中力が低下し、体は眠ったままの状態です。

食欲や時間がないからと 食べない習慣が続くと、成長期の身体に悪影響を与えるだけでなく生活習慣病の要因になってしまいます。
朝食抜きの悪影響は?

朝食を抜くと残りの2食で日のエネルギーや栄養を摂らなければならないため、1食の食事量が多くなる傾向にあります。ご経験はありませんか?そうすると、体内で使われなかったブドウ糖が脂肪になって蓄積され、肥満を招くことにつながっていきます。

また、女性の間に広がっているダイエット志向で、朝食を食べない人がいます。痩せたいために朝食だけでなく、他の2食の食事量も減らしている場合が多く、 日に必要な栄養やエネルギー量が不足状態です。

これが習慣化すると体調を崩し病気の引き金になってしまうのです。

朝食抜きは習慣化しやすいと言われますから、子どものうちから朝食を食べる習慣をつけたいですね。
好きな果物、口当たりのいいスープからでもいいでしょう。家族みんなで食卓を囲み日をスタートしませんか!

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食育講座 3
                   子ども達の食習慣に黄色信号 !

 「朝、起きるのが遅く食べる時間がない」「食欲がない」「朝食を食べる習慣がない」などの理由で朝食を食べない児童生徒の割合が増えているといいます。

乳幼児の朝食についても1割の乳幼児に欠食があり、「寝る時間が遅い」「母親が欠食ぎみ」などが原因として考えられています。

 朝食で元気な一日をはじめよう !

 食べ物は私たちの身体を動かす大切なエネルギー源。車で例えればガソリンみたいなものですね。

 私たちの身体は常に体温調節をしたり、心臓や内臓を動かすためにエネルギーを消費していますが、眠っている間も同様です。睡眠中は食事ができないので、肝臓に蓄えられている糖質が使われます。朝目覚めたときには身体に蓄えられた糖が使い果たされて、いわゆるガス欠の状態になっているというわけです。

そこで、朝食を食べると睡眠中下がっていた体温が上がり始め、脳にエネルギーを補給し、元気に活動できるようになるのです。
 朝食ぬきが習慣化している人がいますが、こうした習慣が将来の健康状態に影響があることを知っていますか?

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食育講座 2
                       ま・ご・わ・や・さ・し・い

 みんなで食べよう ! 「まごわやさしい」
 今、見直したいのは日本人が伝統的に食べてきた「和の食事」です。
アメリカやヨーロッパでも、健康に関心の高い人々の間では「豆腐」「米」「みそ」「魚」などの和の食材と調理法が注目されています。
「ま・ご・わ・や・さ・し・い」という言葉は、私たち日本人が昔から食べてきた伝統的な食材を表しています。
これらの食べ物をバランスよく摂ることで、幼少期に必要な脳(心)の栄養を過不足なく得ることができ、生活習慣病の予防にもつながります。

  「ま」・・・豆類(豆腐や納豆)
  「ご」・・・ごま
  「わ」・・・わかめなど海藻類
  「や」・・・野菜
  「さ」・・・魚 特に、いわし・あじ・さんま・さば等青みの魚
  「し」・・・しいたけなどきのこ類
  「い」・・・イモ類
 
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食育講座 1
         とっても心配 「お・か・あ・さ・ん・や・す・め」

 食べることは、人が生きていくうえで欠かすことのできない大切なことですが、日々当り前に繰り返されるため、何気なく見過ごされてきたように思います。

 「食」は、胃袋だけでなく心も満たし、豊かな感性と味覚を育みます。
そして食事は、人と人とをつなぐ「心の栄養」でもあります。

昨年の食育基本法制定に伴い「食育」の必要性が高まってきていますが、食育は頭で「知識」として理解するだけではなく、実際に「知恵」として実践しなければ意味がありません。
子ども達に食の大切さを理解し、健康な社会づくりを目ざして力を合わせていきましょう。

  とっても心配 ! 「おかあさんやすめ」

生活習慣病が大人だけでなく子ども達にも広がってきます。原因は食事の欧米化。「お・か・あ・さ・ん・や・す・め」「ハ・ハ・キ・ト・ク」は、子ども達が大好きなメニューの頭文字を集めた言葉です。何かわかりますか?

洋風の料理が多く、手軽にできるメニューですね。
これらは、動物性脂肪を多く含みカロリーも高いので、毎日食べ続けると生活習慣病の引き金となってしまいますよ。

・・・オムライス  ・・・カレーライス  ・・・アイスクリーム  さん・・・サンドイッチ  ・・・焼そば  ・・・スパゲッティ  ・・・目玉焼き」

・・・ハンバーグ  ・・・ハムエッグ  ・・・ギョウザ  ト・・・トースト  ・・・クリームスープ」

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