工房あべ(新潟県小千谷市岩沢)

工房あべ

「工房あべ」は新潟県小千谷市岩沢という所でやっています。(生業ではありません)

小千谷市岩沢と岩沢の土

新潟県小千谷市でこれといったものといえば、錦鯉と蕎麦かな?。市内には数件の蕎麦屋さんがあります。
小千谷市岩沢は市街地から国道117号で十日町市方向に10Kmほど離れた地域です。田舎です。 冬は雪がたくさん積もります。

ここから1~2Km離れたところにうちの畑があります。
じいちゃん・ばあちゃんが元気な頃は、二人で畑仕事に汗を流していました。
その畑の土を掘り起こして、一輪車(別に車で運んでもいいんです。)で運んできて、水簸(すいひ)します。 厳密な水簸ではありませんが、とにかくそうやって粘土質のところを取り出します。
水分をきって、しばらく「ねかせて」みるのですが、粘りがありません。単味で成形できるのは板皿とぐい呑みくらいです。 どこにでもあるような土ですから鉄分は多いけれど、耐火度は十分で、1250度でもOKです。
そんなわけで、通常は市販の粘土(鉄分の無い、信楽粘土や木節粘土)と混ぜて使っています。

岩沢の土で焼いた陶器

単味で焼いたものです。 (高さ65mm 直径75mm)
うわぐすりは「杉の灰」と「籾殻の灰」

うわぐすり

畑の隣に以前神社があって、畑と神社の間に杉の木が植えてあります。
この辺は雪が多いので、小さい木は冬の間に雪で倒されてしまいます。そこで、春になるとロープで木を起こしてやるんです。 小さい頃、じいちゃんが生きているときはそんな手伝いもしましたっけ。
そこへいって、杉の木(枯れ枝や風で落ちた杉の葉)を燃やして灰を集めます。それをアク抜きしてうわぐすりにします。
杉の灰の他に、稲藁や籾の灰を入れます。これはうちの田んぼの稲のものです。稲刈りが終わると、稲藁や籾を田んぼで 燃やして土に返すのですが、その灰を使います。
こんなふうにして、うわぐすりには地元の天然灰を使っています。

しかし天然灰のうわぐすりだけでは白い色や様々な色を出すというわけにはいきません。素地の鉄分の含有量の違いによって、黄瀬戸調になったり 茶色に近くなったりといった違いになるだけです。
そこで、各種の発色を取り入れるために2001年8月からは市販の白萩釉なども使っています。

畑がある所&杉の木

私は・・・

私は、1957年生まれ。
生まれも育ちもここなんですが、19の時から17年間くらいは県外で過ごしまして、結構いろんなとこに転勤しました。
長野県では小諸市と長野市、東京は国分寺市と北区(田端)、群馬県の高崎市、前橋市、伊勢崎市・・・。どこも良い所 でした、そして懐かしい!。

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