町内会長への道 ADSL説明会

 
インターネットに接続する際に、当地区ではADSLや光が使えない。
ブロードバンドの設備はNTTの局舎ごとになされるようで、自分が使っている電話回線の収容局がブロードバンドに対応していなければ、使えないのである。

NTTに限らず、企業が設備投資をするのはその投資をして利益が出る場合だけであり、基本的に利益の出ない投資はやらないだろう。
その局舎をブロードバンド対応の局舎にするかしないかは、そのエリアの利用者がどれだけ利用するかということに関係している。交通機関と同じである。利用者がいれば鉄道の経営も成り立つがいなければ廃線だし、利用者がいないところに鉄道は敷設されない。

ブロードバンドも、人口が多い地域なら、NTTはためらいも無く積極的に設備投資するだろう。
この地区の収容局は「岩沢局」で、そのエリアの世帯数は800件ほどである。
800件のうちどれだけがインターネットを利用して(あるいはこれから利用しようと思って)いるのだろうか・・・。
そう考えると、私がNTTでも設備投資はしないだろう。今までブロードバンドが導入されなかった理由である。

しかし、そんな地域に住んでいてもADSLや光を使った快適なインターネットライフを送りたい!。

そこで、NTTの担当者様に来てもらって「ADSLの説明会」を実施することにした。できれば光が良いと思ったのだが無理だと思ったのでADSLを・・・。
NTTに連絡をとり開催日も決めて、岩沢地域の他町内会長に呼びかけてその通知を各戸に配ってもらった。

ところがその翌日、市役所から「市では、全市的に光の導入をNTTに働きかける。」という話を聞いた。
「なんてこったい!」と思ったが、そのまま開催することとした。
ただし、内容は変更してNTTには「ADSLと光の説明」をしてもらい、市の担当者にも来てもらって市の取組方針を説明してもらうこととしたのである。

話がまとまって、光が使えるようになると良いなぁ!。

<補足>
岩沢局舎のエリアには岩沢地域と真人地域が含まれていて、両方あわせて800世帯なのである。
真人地域では昨年末にADSLの説明会を開催しているそうである。

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