Sexual Sensate Design System

 Self Therapy

性充足の実現(オーガズム獲得へのアプローチ)

性充足の実現がなければ、愛情を永続させることは難しい。また性充足は経済充足で補うことも容易ではない。
ここでは、性充足を得るために必要な環境整備について考えてみる。

●性充足とは
 信頼関係にあるパートナー間で、継続的にオーガズムを共有できる状態をいう。
 信頼関係にないパートナー間では、性充足は生まれない。
●オーガズムとは
 →オーガズム異変参照


■性充足を得るための条件を整える

●これまで獲得した性情報を一旦白紙に戻す。
 NHKの性の実態調査によると、10代の性情報の入手先は、
        友人から 78%
        恋人から 22%
 メディアでは テレビ深夜バラエティ 55%
        アダルトビデオ    46%
        アダルトグラビア誌  40%
となっている。性充足が存在しない現実を考えると、これらの情報は性充足を得るためには何の役にも立っていないということになる。従って、これらの情報は、一旦廃棄するか、または、性充足を得ないためのガイドとして存在するという認識を持って、客観的に見直す力を付ける材料とする。

●性機能を抑制する要因を排除する。
 オーガズムを得るためには、廃用萎縮で低下した性機能を改善する必要がある。その第1歩は、機能抑制要因を排除することにある。
・信頼を裏切る行為の排除→浮気、不倫の排除
・不安、不快、苦痛を伴う行為の排除
 不安→STDへの不安、妊娠への不安
 不快→アナルセックス、顔射、フェラチオの強要
 苦痛→暴力的行為、理に叶わないハードセックス

●性機能を改善するためのセックスを試みる。
・無用な体力消耗は避ける
 ピストン、スラスト運動はやめて、スラインディングに切り替える
・体位の検討
 女性が自己限界点に達し易い体位の選定→跨座位、騎乗位等
 女性が自己限界点を超え易い体位への切り替え→伸展位、開脚位等
・女性のオーガズムは、自己限界点を超えることにより発生し、終了することをしっかり把握する。
・事後処理
 不適切な性行為(女性のオーガズム達成以前に射精により終了した場合)を行った後は、必ずマスターベーションの補助かマニピュレーションにより確実なオーガズム発生を心掛け、子宮収縮を実行させる。

●マニピュレーション
・マニピュレーションの基本はサム(Thumb/拇指)インサート(下図参照)とし、クリトリスへの指による直接刺激は避ける。
 
 具体的には

・マスターベーションの補助の途中で次の体位に移行する
・横向きに寝る
・下側の足は真直ぐ伸ばし、上側の足は90度に曲げる(膝を顔方向に引挙げる)
・パートナーは、真直ぐに伸ばした足の両側に膝を置くように位置する
・パートナーの片手の拇指を膣に挿入する
 クリトリスが拇指と人さし指の間にくるようにする
 ピストン運動と回転運動を担当させる(できるだけソフトな摩擦刺激を与える)
・片手は、掌を臀部に置いて(肛門を塞ぐような形で)、圧力と振動を担当させる
 下後方から前方に向けて、十分な強さをもって、断続的に圧力をかける


・勃起障害により通常の性行為ができない場合は、マスターベーション補助とマニピュレーションの組み合わせで確実なオーガズムを得る方法を修得する。
・男性が疲労している場合、避妊が必要な場合も同様である。

●オーガズムによる子宮筋力の強化
 前項で述べた通り、1回のオーガズムによって得られる子宮筋力の強度は0.1%と推計できる。従って、10%強度を増加させるのには約1年掛かることになる。言い換えれば、性充足の獲得は、一朝一夕で実現できるものではない。確実な方法論の把握と、確実な実施によって初めて可能となる。方法論を持たない闇雲なハードセックスでは、オーガズムの発生は期待できない。弱化した子宮筋に過剰な負担を掛ければ、そこから機能破壊が開始される。そのことを十分に念頭において、機能改善のための性行為を実施しなければならない。

●男性オーガズムの意義
 パートナー相互が性充足を共有するという意味に於いて、男性のオーガズムの占める割合は僅か10%にしか過ぎない。性充足が実現できない原因は、これまで、男性の欲望による、男性本位の性行為しか行われてこなかったことにある。そのような方法では、いくら頑張ったとしても、性充足の10%しか達成できないことになる。
 性充足を実現するためには、女性が継続的にオーガズムを得られる条件を整えなければならない。それができれば、性充足の90%は達成できたことになる。そう考えれば、男性のオーガズムなどは、取るに足りない問題であることがはっきりしてくる。


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