●アイラ島を訪ねて(後編)
待望(?)の後編です.
さっそく満足してBOWMOREのDistilleryを後にしたつくばびと.次はLAPHROAIGのDistilleryがあるPort Ellenへ向かう.でもバス時間までちょっと時間があいているので,Bowmoreの街を歩き回ることにしました.
ぶらぶら歩いていると,バスの時間になった.ぽつぽつ雨が降り始める中,つくばびとはやってきたバスに乗り,Port Ellenに向かう.
ここで,Islay島の交通機関を紹介.Islay島では主に,バスを使って移動します.っていうか,バスしかないのよ.田舎にしては珍しく,1〜2時間に1本といった割合で走っているんだ.面白いのは,郵便配達車に便乗する『Post Bus』.一応バスの時刻表にも乗っているし,正式な交通機関みたい.残念ながら,つくばびとは『Post Bus』に乗る機会がありませんでした.
Port EllenからLAPHROAIGのDistilleryまでは,歩いて30分くらい.小雨が降り始める中を,とぼとぼとつくばびとは歩き始める.と,そこに,一台の軽トラックが通りかかり,運転手のお兄さんが「どこまで行くんだい?」と声をかけてくれる.「LAPHROAIG Distilleryなんです.」と僕が言うと,「天気も悪くなってきたし,乗りなよ」と言ってくれた!またもやラッキー!ありがとう,お兄さん!
親切なお兄さんのおかげで,無事LAPHROAIG Distilleryに到着.いやあ,やっと来たー!と感動するのも束の間,Visitor Centreに言ってみると,声のでかい早口のおじさんに「見学は予約制なんだけど,予約しているのか?」とまくし立てられる.「い,いえ・・・」と泣きそうになっていると,「まあ,いいか.案内してやるぞ」と言ってくれたので,好意にあずかることにした.この日はラッキーなことに,Peat(泥炭)を使っての乾燥作業が行われていた!辺りにPeatの香ばしい煙が漂っている.この煙が,あのかぐわしいLAPHROAIGの香りになるのね,と改めて感動.