●サントリー特集
久しぶりの「男と酒」.そのテーマは,最近新製品を連発しているサントリーに焦点を当てることにしたよ.
まずは『モルツスーパープレミアム』(写真右).「醸造家の夢と情熱を凝縮した贅沢なビール」だとか.なかなか大した但し書きですな.よっぽど自信があるに違いない,なんて考えながら一口.う〜ん,なかなかまろやかな口当たりだねえ.そしてそのあとにさわやかな苦みが口の中を覆う.結構いいバランスなんじゃない?サントリーにしては(失礼),なかなか上出来ではないでしょうか.久しぶりの本格派といったところかな.さすがは宣伝することはあるね.結構満足.でも僕の中では,表彰台には上がらないなあ.たまになら飲んでもいいかも.念のために言っておくけど,美味しいことは美味しいのよ.あとは好みの問題ということで.
続いては『夏のイナズマ』.夏季限定の発泡酒.キャッチコピーは「しびれるうまさ 限定醸造(生)」.しびれるとは何だ?フグの毒でも入っているのかしらんと思っていたら(笑),アルコールが6%で炭酸が強めの“高刺激”なんだそうな.いわゆるキレ・スッキリ系なんだろうと思って一口飲むと,やはり予想が的中.確かに炭酸は強いかも.でもやはり発泡酒だからボディが弱いし,味はそんなに深くないよ.名前の示すとおり,暑い夏なんかに外でグイっと飲むにはいいかもしれないね.ジメジメっとした梅雨前のつくばにはあまり似つかわしくないかもしれないなあ.冬季限定の『冬のイナズマ』も楽しみに待ってます(笑).(2001/5/28)