凛: | あちゃ〜。また面倒くさいの選んでくれちゃったわねー、まったく。 |
綺礼: | 今日はこんなところか。相談があればまたいつでも来るがよい、衛宮士郎。 |
士郎: | もう来ねえよ! さてと、もう夜も遅いし… どうする、遠坂。 |
凛: | どうするも何も、最終ののぞみに乗って帰るしかないでしょ。わたしたちの家、神戸なんだから。 |
士郎: | あーあ、どうせなら全部神戸にまとめてくれりゃよかったのになあ。 |
綺礼: | 贅沢を言うな衛宮士郎。この教会など、ここ正面玄関が長崎で中庭が神戸だと思ったら礼拝堂は福島だ。お前達、こんどは中庭から入ってくれば早いかもしれん。 |
士郎: | 意味わかんねぇし。遠坂、明日は学校イベントのある日だっけ。 |
凛: | そうね。朝一番のJALで千葉の学校行って、夜は幕張のビルで見回りかぁ… |
士郎: | ていうか無理ありすぎだろこの選択肢。やめろよ。 |