一次大戦時にドイツで開発量産され、戦後はスイスで生産が続けられた名銃。 初めて大量に量産されて使用された短機関拳銃(マシーネン・ピストーレ(仏語ならピストレ・ミトライユール))、下記のPerosaがサブマシンガンの原型なら、こちらは元祖です。 左側ストレートマガジン、銃身の排熱孔、フォアグリップ無しの曲銃床と、見た目は、エリカマシンガンの「ラファエル」ほぼそのままです。 左側装填のモデルが標準ですが、まれに右側装填のモデルもあり、その両方を合体させればそのままエリカマシンガンになります。 この銃の後継であるMP1934のほうがより似ているのですが、まあさすがに年代が違うので。 |
ニ連装銃身(&マガジン)の、拳銃弾使用機関銃です。 サブマシンガンの原型ですが、現在のように個人で持ち歩きながら使用するのでは無く、ニ脚で地面に据えたり、車両・航空機に搭載(元々そのために開発された)して使用されました。 大きさはさほどないので、グリップとトリガーさえ付ければ普通に持ち歩きながら使用できるほどです。実際、MP1918に追随する形で、Perosa OVPという短機関拳銃タイプが開発されました。 見た目はたいして似ていませんが、エリカマシンガンのようなニ連装銃身(&マガジン)の機関銃というのはこれぐらいしかないので。 |