■■■奇跡のチカラ■■■■■■■■■■■■ | |
《第1話 エリカ登場ムービーより》 | |
大神: | お、おい大丈夫か!今医者を… |
エリカ: | 待ってください。 |
大神: | (ん?なんだこの娘は? ……右手をかざして…… あ! 手のひらに光が……!) |
エリカ: | ……ん……く…… |
大神: | (なんて暖かい光なんだ…… ……球状の光が手のひらに集まって…膨れ上がっていく…) |
エリカ: | 破ーッ! |
大神: | って攻撃すなー!! |
エリカ: | さ、神様の奇跡に感謝を。 |
大神: | いや、あんた今、神様のところに送り届けたろ?! |
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■■■ついていきます■■■■■■■■■■■■ | |
《第1話 緊急出動シーンより》 | |
エリカ: | さ、大神さんも、私のあとについて来てください。 |
大神: | よし! |
エリカ: | ん、って大神さんのシューターはあっち! ついてこないでくださ〜い! |
大神: | ついて来いって言ったのは、エリカくんじゃないか! 良くわからないが、 このままついてくとなんかいいことありそうな気がする! |
エリカ: | やーん! |
大神: | さ、いこうエリカくん! さあさあ慌てず急いで! |
グリシーヌ: | ……いいかげんにせぬと、斧でしばくぞ。 |
大神: | ……はい、すいません。 |
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■■■おおいなる海■■■■■■■■■■■■ | |
大神: | 今日から、グリシーヌが舞台に上がるのか……。 |
グラン・マ: | ふふふ、新しいスターが生まれるのさ。 |
大神: | 支配人、グリシーヌのレビューはどんなものなんですか? |
グラン・マ: | 歌さ。あの子らしく、「海」がテーマだよ。 |
大神: | へえ〜。あ、始まるようですね。 |
♪ちゃちゃーらちゃちゃーらちゃっちゃーらちゃっちゃーらちゃん! | |
グリシーヌ: | ♪きょほだひぶふぅねはぁぁあ〜〜 ♪オヤジのほぉかぁったみぃ〜ん〜 |
大神: | ど演歌?! |
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■■■見たな■■■■■■■■■■■■ | |
さくら: | …………。 |
カンナ: | いよう、どしたさくら。なんかあったのか? |
さくら: | あ、カンナさん。……実はさっき、衣装部屋に入ったら… |
カンナ: | 衣装部屋? あ、ひょっとして、マリアが娘役の衣装を体に当ててみてんのに出くわしちまったか? あはははは! あいつにだってそういう気持ちはあんのさ。 ま、気にすんなお互い! |
さくら: | ……いえ、大神さんが。 |
カンナ: | 隊長が? |
さくら: | メイド服を体に当てていたんです。 |
カンナ: | …………マジ? |
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■■■ある事情■■■■■■■■■■■■ | |
グラン・マ: | あ、ムッシュ。 巴里華撃団の新隊員は、あと一名ということになったよ。 |
大神: | ということは、俺を入れて6人ですね。 ……ちょうどいいですね。 |
グラン・マ: | あたしもそう考えていたのさ。 ま、予算やらなにやらで…… |
大神: | リボルバーカノンの弾倉、6発ですもんね。 |
グラン・マ: | ……あんた、ものすごく感じ悪いよ。 |
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■■■いきたい■■■■■■■■■■■■ | |
花火: | 私だって、私だって、私だって……!! いきたい!! |
ゴゴゴゴゴ! バッシュウ! | |
グリシーヌ: | わ、わかった花火! サーカスに誘わなかったのは私が悪かった! よし、明日行こう明日! な? |
花火: | え? ……いいのグリシーヌ? |
グリシーヌ: | も、もちろんだ。 |
花火: | ごめんなさいわがまま言って……ぽっ。 |
グリシーヌ: | (こ、怖かった……。) |
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■■■黒髪の…■■■■■■■■■■■■ | |
《グリシーヌ連鎖イベントより》 | |
グリシーヌ: | あったぞ! わが一族の歴史を綴った中巻だ! なになに……? 「航海中、原因不明の病気で倒れていく一族の者を助けたのは、 捕虜の黒髪の男であった」 そうか、我が一族は、捕虜の黒髪の男に…… ……貴公も黒髪の男だな……これは……運命なのか……? |
大神: | グリシーヌ……。 |
グリシーヌ: | ち、ちがうぞ!! 私は……別に貴公のことを…… |
大神: | なんだい……? |
グリシーヌ: | 捕虜にしようなどと思ってはいないぞ! 丸太に両手両足をくくりつけて、 メイド達に屋敷まで運ばせようと思うてはおらぬ! ああ、考えたこともないとも! |
大神: | ……なにゆえそんなに具体的……? |
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■■■ご利用は計画的に■■■■■■■■■■■ | |
ロベリア: | ふぅ〜。食った食った。 |
花火: | まあ、ロベリアさんったら、お行儀が悪いですよ。 |
ロベリア: | さ、勘定済ませて帰ろうかねえ。 |
花火: | そういたしましょう。 |
ロベリア: | はっ! あんなところにポーンが! アタシを狙っているのか!? |
花火: | え!? ど、どこですか!? |
ロベリア: | 花火! 友情カウンターだ! |
花火: | は、はい! 「ここは私が!」 |
ロベリア: | ……そうかい? 悪いねえ〜。それじゃあ、勘定はまかせたよ〜。 |
花火: | え!? あ、あのロベリアさん、お待ちになって……。 ……そんな……ひどい……。 |
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■■■花火大会■■■■■■■■■■■■ | |
グリシーヌ: | おお、隊長か。ちょうど良いところに来たな。 |
大神: | ん? なにかあるのかい? |
エリカ: | いまからみんなで花火大会なんですよ! |
大神: | へぇ、そうなのか。それはいいね。 |
コクリコ: | ただの花火大会じゃなくってね、ニッポン式のなんだよ。 |
大神: | 日本式? |
エリカ: | ええ! 織姫さんが帰る前に教えてくれたんです! |
大神: | 織姫くんが? |
グリシーヌ: | では、そろそろはじめようぞ! |
大神: | ? はじめる? ここで? |
グリシーヌ: | …………大神、さん。 |
大神: | へ? |
グリシーヌ: | …………ぽっ。 |
大神: | な? |
エリカ: | …………ぽっ。 |
コクリコ: | …………ぽっ。 |
大神: | んな? |
グリシーヌ: | ……まあ……そんな……。 |
エリカ: | ……はい、かしこまりました……。 |
コクリコ: | ……わたし……どうしたら……? |
エリカ: | ……よろしく……おねがいします……。 |
コクリコ: | ……どこまでも、ついてまいります……。 |
グリシーヌ: | ……ごめん……なさい……。 |
大神: | (だまされている……キミタチはまた織姫くんにだまされている……) |
グリシーヌ: | …………ぽっ。 |
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■■■ニッポンノココロ■■■■■■■■■■■■ | |
《第9話クライマックス》 | |
ゴゴゴゴゴ…… | |
大神: | ああ……カルマールが、業火の中で滅んでいく……。 俺たちは、勝ったんだ……。 |
花火: | ええ……大神さんのおかげです……。 |
大神: | ときに、花火くん。 |
花火: | はい。 |
大神: | いい匂いだね。 |
花火: | ええ。イカの焼けるとっても香ばしい匂い。 |
グリシーヌ: | (……日本人って……) |
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■■■わが怨敵■■■■■■■■■■■■ | |
《第5話より》 | |
コルボー: | ハハハハハ! 信頼しあう者どうし、傷つけあえ! 最高だ! 最高の茶番だ! |
バシュ! | |
コルボー: | グガァァァ!! な、何事だ……!? |
グリシーヌ: | この暗闇の中で正確に狙うあの腕前…… まさか!! |
エリカ: | あ、あれは……!! |
♪ちゃらーらちゃらっちゃー! | |
紅蘭: | ウッチやあっ! |
グリシーヌ: | って誰だおまえーっ! |
紅蘭: | ふ。ふふふ。ふふふふふ! |
コルボー: | (びくっ)カ、カア? |
紅蘭: | カラス……カラス!……カラス!! おどれがカラスの総大将やな! ゆるさへんでぇ! くらえくらえくらえーっ! えんまくくん乱れ撃ちぃ! |
コルボー: | カアー!(泣) |
大神: | こ、紅蘭……。 |
エリカ: | わあ、あの人すごいですね! がんばれチャイナさーん! |
紅蘭: | ウチのトマトのかたきぃ! 往生せいやぁ! |
エリカ: | ……トマト!? まさかトマトの味方!? ちょっとがんばんなさいそこのカラス!! 負けたらエリカが承知しません!! |
コルボー: | カアー!(泣) |
紅蘭: | うわははははは! おちろおちろおちろーっ! |
グリシーヌ: | 隊長、あの女知り合いか!? |
大神: | い、いいえ。私は、彼女を、見たこともありません。 |
紅蘭: | ひゃーっひゃっひゃっ! 死にさらせーっ! |
花火: | あの……私の一番の見せ場が……あの……おどきになって……。 |
コルボー: | カアー!(泣) |
エリカ: | がんばれタッちゃーん! 負けたら承知しないぞー! |
グリシーヌ: | タッちゃんて誰だーっ! |
コクリコ: | ……ロベリア、帰ろう。ボクにはもうツッコミきれないよ。 |
ロベリア: | ……珍しく気が合うな。帰ろう。 |
コルボー: | カアー!(泣) カアー!(泣) |
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