紅蘭: | で、その犬の名前なんやけど‥‥。
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さくら: | そうですね、大神さんに決めてもらいましょう。
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アイリス: | え〜〜! だめだよ〜、おにいちゃんアイリスのぬいぐるみにホゲホゲって名前つけたんだよ〜!
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すみれ: | アイリスの言う通りですわ。この際、花丸に決定しませんこと?
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カンナ: | おいおい、こいつの名前はダイって決まってんだぜ。
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織姫: | みんな優柔不断でーす。犬の名前なんてどーでもいーじゃないですかー。
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レニ: | 名前なんて記号にすぎない。
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さくら: | そ、そんな‥‥。マリアさんはどう思いますか?(キネマトロン経由)
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マリア: | 確かに、アイリスの服の選び方(サクラ大百科第1巻参照)といい、隊長の美的センスは疑わしいけれど‥‥ やっぱり私達だけでは決められないわね。
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大神: | あれ、みんな集まって何やってるんだい?
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紅蘭: | あっ、大神はん!実はこれこれこういうことなんや。
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大神: | ‥‥なるほど。ところで紅蘭それ夏服だよね、似合ってるよ。
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紅蘭: | 何をゆうとんねん、いつもの服やないか。車にはねられて頭うったんとちゃうか? もう、しっかりしてや。
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マリア: | ‥‥とにかく、名前の件は隊長に一任します。私はもう寝る時間なので
、失礼します。
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| プツッ(通信切)
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さくら: | それじゃ大神さん、お願いします。
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すみれ: | 少尉もやはり、花丸がお気に入りですわよね。
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アイリス: | だめだよすみれ〜。アイリス、トルテって名前に決めたんだから〜。
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紅蘭: | いや、やっぱ将来性をかんがえるならロンや!
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大神: | (‥‥困ったな。一つを選ぶと他から文句が出るし、かといってこのままじゃどうにもならないし、う〜ん‥‥)
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カンナ: | 隊長はどう思うんだ?
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大神: | ‥‥
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織姫: | 少尉さん、早く決めるで〜す。
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大神: | ‥‥こ、こいつの名前は、トンヌラに決まりだーっ!!
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一同: | ‥‥‥‥(石化)
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大神: | さあ、おいで、トンヌラ。
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犬: | ワンワンッ!
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大神: | おっ、こいつもトンヌラという名前が気に入ったようだ。
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一同: | 気に入るか〜!!
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大神: | お、紅蘭。こんなおそくまで整備かい?ごくろうさま。
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紅蘭: | ああ、大神はんか。この子たちはうちの子供みたいなもんや。機械も人間と同じように食事をしたり、お風呂に入ったり、うちが面倒みたってやらんとあかんのや。
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大神: | ははっ、紅蘭らしいね。きっと光武もうれしがってると思うよ。
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紅蘭: | 光武だけに 「よろこうぶ」 なんてな。ハハッ。
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大神: | ピキーン(凍結)
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紅蘭: | あれ、大神はん、どうしはったんや? 大神はん、大神はん! ‥‥あかん、緊急事態や! だれかきてや〜! 大神はんが、大神はんが〜!!
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カンナ: | ったく、うるせーな。どうしたってんだ? あっ! た、隊長!!
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さくら: | キャッ!!
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マリア: | こ‥‥これは‥‥。
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すみれ: | 少尉が‥‥凍ってますわ!!
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レニ: | 体温低下、意識朦朧、このままだと失命の恐れあり。
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すみれ: | 少尉、今助けてさしあげますわ。神崎風塵流、連雀の舞!
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| シューシュー(解凍)
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大神: | ふう、助かった‥‥。
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カンナ: | いったいどうしたってんだ? こんな夜中に。
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紅蘭: | いや、それがうちもわからんのや。これこれこうなってな‥‥。
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マリア: | ‥‥なるほど、そういうことね。隊長、ちょっと‥‥。
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大神: | やれやれ、今度はなんだい?
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マリア: | (とりあえず紅蘭抜きで話しましょう。)
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大神: | (はぁ)‥‥‥‥紅蘭、さっきトマトがカラスに襲われていたよ。
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紅蘭: | なんやて!? そら一大事や、はよいかな!! ドヒューン!(紅蘭去る)
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大神: | これでいいかい?
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マリア: | さすがは隊長、みごとな機転です。‥‥さて、さっきの紅蘭の件ですが、範囲、威力ともに私のピーカヴァヤダーマを超えていました。実戦で使ってみてはいかがでしょう。
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レニ: | 同感。戦いに武力は欠かせない。
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大神: | ちょ、ちょっとまってくれよ!そりゃ俺だって死にかけたけど、紅蘭には雀牌ロボがあるし、だいいち あんないつでるかわからないようなギャグ、コントロールできるわけないじゃないか!!
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マリア: | 紅蘭の光武が機能性に劣るのは隊長もお気付きのはず。これは花組全体の士気にかかわることなんですよ。‥‥大丈夫です、隊長。私の言う通りにすればきっとうまくいきます。
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さくら: | 私もマリアさんに賛成です。大神さんならきっとできますよ。
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大神: | さくらくんまで‥‥とほほ。
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紅蘭: | なんやなんやー! カラスなんておれへんかったで〜! だいいち鳥は鳥目やからこんな夜中にトマト襲うわけあらへんがな!
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大神: | ゴメンゴメン、俺の見間違いだったよ。(まさか本当にひっかかるとは‥‥)
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紅蘭: | もう、気をつけてや大神はん。
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| ビーッ!!ビーッ!!
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カンナ: | これは!!
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すみれ: | 敵襲ですわ!!
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マリア: | さくら、すぐにアイリスと織姫を起こしてきて! 他のみんなは指令室へ! 隊長、さっそくあの作戦を使う時がきましたね。
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大神: | ああ、(こうなりゃヤケだ)頼むよ、マリア。
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| 〜〜戦場
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木喰: | フォッフォッフォ、おぬしらの行動はすべて計算ずくじゃ。
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カンナ: | カーー! またやっかいな奴がでてきやがったぜ。
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紅蘭: | ふんっ! あんな奴、うちの雀牌ロボで一撃や!
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マリア: | (隊長、予定通りお願いします。)
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大神: | (ああ、わかってる。)‥‥紅蘭、今日の光武はいつもよりステキだね。
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紅蘭: | そらそーや! 今日はいつもにも増して手をかけて手入れしたったからなー。
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大神: | なんというか、その‥‥魅力を感じるよ。
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マリア: | 今です隊長! 耳をふさいで!!
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紅蘭: | 霊子甲冑だけに「かっちゅうい〜」なんてな。
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| ピキーン
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木喰: | こ、この攻撃は計算外じゃ〜! チュドーン!!
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大神: | やったぞ、紅蘭!
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紅蘭: | ‥‥‥‥大神はん、今耳ふさいどったやろ。
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大神: | え? 何のことかな〜?
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紅蘭: | とぼけても無駄やで! つまらんかったらつまらんってはっきり言えばええやろ! うちはショックや!!
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大神: | ちょ、ちょっとまってくれ! これはマリアが! 話せばわかる!!
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| 雀牌ロボ〜!! チュドーン!!
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大神: | (ToT) 何で俺ばっかこんな目に〜!!
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アイリス: | アハッ、おにいちゃん焼き鳥みた〜い。
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織姫: | やっぱり花組のみなさんって、コメディアンだったでーす。
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