大神: | 翔鯨丸で帰れば早いし、帰りのバス代もいらないし、 よいことずくめじゃないですか! |
米田: | あ〜ん? |
大神: | だ・か・ら! 熱海の戦闘の後、 どうして翔鯨丸に乗せてくれなかったんですか! |
米田: | そ、そらぁおめぇ、 俺だったら乗せてやるところだけどよ・・・ |
大神: | なんですか?(むすっ) |
米田: | 熱海での戦闘は、かえでが指揮を取っていたんだぜ? 俺ぁ、帝劇で戦果の報告待ちだ。 |
大神: | う。確かに・・・(光武から通信しても かえでさんの声しか聞こえなかった) |
米田: | それとも何か? 病み上がりのこの俺に、 翔鯨丸に乗ってこいとでも言いたいのか? |
大神: | い、いえ。そういう訳では・・・ |
米田: | そうかいそうかい。 お前ぇの気持ち、よぉく判ったぜ。 傷口が開いて死んじまえと思っているんだな。 |
大神: | そ、そんな事、一言も・・・(汗) |
米田: | うるせぇ。俺は飲む! |
大神: | いや飲むって(汗) |
米田: | ちくしょー、なんて悲しい酒だぁ! |
大神: | い、いや、あの・・・ 自分が言いたいのは、なんで翔鯨丸で帰還するように 命じなかったのか?って事でして・・・ |
米田: | (ぎくっ!) や、やかましい!何が悲しくて 男の顔見ながら酒飲まなきゃならんのだ! さっきも言ったが、かえでに一任してあるから、 支配人室に怒鳴り込んで来る前に かえでんとこ行け。かえでんとこに! |
大神: | は、はい!失礼しました! |
バタン! | |
大神: | (そんなに怒ることないじゃないか。 だいたいいつも酒の相手させるくせに・・・) おっと、かえでさんの部屋だ。 (トントン) かえでさん。いますでしょうか? |
かえで: | あら?大神くん? いらっしゃい、鍵は開いているわ。 |
大神: | 失礼します。(ガチャ) 実はお聞きしたい事がありまして・・・ |
かえで: | なあに?またあやめ姉さんの事? |
大神: | (また・・・って(T^T)) 単刀直入にお聞きします。なぜ熱海での戦闘の後、 我々花組も乗船させてくれなかったんですか? |
かえで: | 大神くん。本気で聞いているの? |
大神: | ええ。もちろんです(むすっ) |
かえで: | そう。分かったわ。なら話すわ。 熱海には帝国歌劇団花組として行っているのよ。 それがバスも使わず、美女9人+コブつきが 荷物をまとめて急にどこかへ行ったら大事じゃない。 |
大神: | コブつきってのは釈然としませんが、一理ありますね。 でも、それなら・・・ |
かえで: | それなら? |
大神: | バスで旅館を出たあと、 適当なところでで翔鯨丸に乗れば よかったのではないかと。 |
かえで: | それはダメね。 |
大神: | いいっ!? なぜ駄目なんです!? |
かえで: | だって、花組の熱海旅行は3泊4日よ。 まだ1泊残っていたじゃない。 それとも大神くんは、私達には1日待機させてでも 翔鯨丸で戻りたかったの? |
大神: | い、いえ。そうゆう訳では・・・ |
かえで: | そう。そうなの。 大神くんの気持ち、よぉく解ったわ。 花組のみんなが休暇を取っている間、 私は働いてなきゃいけないのね。 |
大神: | そ、そんな事、一言も・・・(汗) |
かえで: | 大神くん。私は悲しいわ。 |
大神: | そうじゃなくて(汗) |
かえで: | ああ姉さん! 姉さんもこんな厳しい部下を持ってたのね! |
大神: | い、いや、あの・・・ 自分が言いたいのは、花組が熱海に来ていることが 黒鬼会にバレてしまった以上、 すみやかに帝都に戻った方が良いんじゃないのか? って事でして・・・ |
かえで: | (ぎくっ!) も、もういいわ! 大神くんは、組織運営に不満があるようね。 加山くん!大神くんは自室に戻りたいそうよ。 |
加山: | はっはっは!大神ぃ、さぁ自室に行こうか。 |
大神: | 加山!いつのまにそこに!? いてて!腕を引っ張るな〜! |
加山: | 大神ぃ。お前のXデーを楽しみにしているぞ。 |
大神: | な、なんだソレは!? |
かえで: | 加山くん。大神くんを頼むわね。 |
大神: | ああ〜!かえでさ〜ん! |
バタン! | |
かえで: | (さて。どこに飛ばしてあげようかしらね? やっぱり名目上、欧州あたりかしら?) |
こうして大神のXデー(左遷)は また1歩近づいていくのであった(嘘) |
マリア: | 帝国華撃団花組、全員揃いました。 |
米田: | うむ。実は、ちょっと皆に見せてやりてぇもんがあってな。 |
かえで: | みんな。今日はとてもいい知らせよ。巴里華撃団の公式映像が届いたわ。 |
カンナ: | おっ。てことは隊長もちゃんと映ってんのか。 |
アイリス: | わーい☆ 早くみようよみようよっ。 |
米田: | あっちの華撃団もれっきとした霊力部隊だ。いずれ共同作戦てこともあるかもしれねぇから、隊員の顔もよーく覚えとけ。 |
さくら: | 当然ですっ。あたしたちの大神さんはあたしたちが守るんですっ! |
すみれ: | 中尉は優しい方ですから、悪い虫とか、悪いキンパツの女にコロっとだまされてしまうのですわ。今のうちに怪しい虫は要チェック、ですわ。 |
織姫: | ぽっと出のパリ娘なんかに中尉はわたせませーん。われわれセンパイでーす、ネンコージョレツでーす。 |
レニ: | …再生、早く。 |
かえで: | わ、わかったわ。あちらのスクリーンに出すわね。 |
米田: | (おいかえでくんよぉ、こいつらの殺気と結束力は何なんだぁ) |
かえで: | (やっぱり大神くんが触媒、ってところでしょうか。意味は違いますけど) |
ちゃ〜ら〜ら〜ら〜ら〜ら〜…♪ | |
紅蘭: | うわ、フルオーケストラ。なんかすごいかっこええで。 |
すみれ: | 田中先生、ずいぶんと力をお入れになりましたわね。 |
さくら: | あ、あたしのゲキテイ…(ToT) |
カンナ: | おっ。これ、たしかエリカとかいうあっちの主人公じゃなかったか。 |
マリア: | そうね。修道院の新人シスターと聞いているわ。 |
紅蘭: | それにしても、なんかエリカはん、ちっちゃいで。 |
織姫: | パパとママに囲まれて…昔の回想シーンですネー。 |
レニ: | 迫る自動車、光球、爆発… 間違いなく霊力の持ち主。 |
すみれ: | ああもう、ちゃらちゃらと字幕がじゃまですわね。 |
カンナ: | いや。案外重要な情報が書いてあるかもしれないぜ。かえでさん、あれ、読めないか? |
かえで: | ご愁傷様、私は姉さんとは違うのよ(ToT) (第36巻の4コマ参照) |
紅蘭: | はっ。そういえば。 |
アイリス: | ふーん♪ |
すみれ: | そこのガキンチョ! あれを読んでちょうだいっ。 |
アイリス: | ええーっ。こんな小さい字見えないよーっ。 |
さくら: | ほらアイリス、上のほうの大きい字だけでいいから… |
Une soeur novice dans un monastère 修道院の新米シスター | |
すみれ: | んなことは分かってますわっ! |
アイリス: | ぐすん。だってー。 |
レニ: | 小さい字は完全につぶれてる。この投射機の限界だね。 |
紅蘭: | いや、ちょい待ち。かえでさん、今のとこ、もういっぺんコマ送りしてや。 |
かえで: | え、ええ。 |
紅蘭: | ほんでやな、ここんとこ拡大して…ぽぽんのぽんと。アイリス、これでどや? |
アイリス: | んーと、んーと… なんか、ちょっとだけなら、わかるかな… |
Abandonnée sous un pont alors qu'elle était encore un nourrisson, まだ乳飲み子の頃に橋の下に置き去りにされ | |
elle a été recueilli par les époux. 彼女はある夫妻に引き取られた | |
Fontaine -- élevée par ce couple -- -- propre fille. フォンティーヌはその夫婦に -- 実の娘 -- 育てられた | |
Mais elle sait un fait qu'elle n'est pas -- vraie fille. でも彼女は、自分が本当の娘でないことを知っていた | |
Afin de ne pas être davantage un fardeau pour ses parents adoptifs 養父母にとってこれ以上の重荷となることを避けるために | |
et parce qu'elle craint également que les étranges pouvoirs (spiritisme) dont elle a pris conscience depuis sa petite enfance n'attirent des catastrophes qui puissent nuire à son père et à sa mère adoptifs, また、幼少の頃より自分に現れた異常な能力(心霊術)は、養父母を傷つける大惨事をもたらさないかと恐れたために | |
elle décide d'entrée au couvent. 彼女は修道院に入ることを決意した | |
一同: | ………(・0・;)(・0・;)(・0・;) |
カンナ: | お、おい、何かしょっぱなからヘビーな設定だぞこりゃ。 |
さくら: | エリカさん、捨て子さん… だったってことですよね。 |
マリア: | 生みの親が、超常の力を怖がって置き去りにした… と想像できるわね。 |
レニ: | 超能力を恐れられていた、アイリスの境遇と似ている。 |
さくら: | そして、せっかく優しい方に拾われたのに… 迷惑がかかるからって、また… |
マリア: | 強い霊力を持つがゆえの不幸… やるせないわね。 |
すみれ: | それにしても、捨て子は橋の下というのは、日本だけの伝統かと思ってましたわ。 |
さくら: | すみれさん、そんなことに感心してる場合じゃありませんっ。 |
織姫: | あ、次はグレシーヌっていうひとでーす。 |
カンナ: | かー、乗ってる車で歩行者に泥水ぶっかけても眉ひとつ動かさねえぜ。どっかのヘビ女といい勝負してらあ。 |
すみれ: | 失礼な。岡村はあのような運転はいたしませんわ。それに、わたくしでしたら「ごめん遊ばせ」くらい申し上げましてよ。 |
さくら: | ほらアイリス、今度はちょっと字が大きいわ。これなら読めない? |
アイリス: | んーと、ちょっとまってねー。 |
est de trouver pour sa famille un homme "parfait et sans le moindre défaut". 一族のため"完璧で欠点のない"男を捜すために | |
Sa mission, dictée par le destin, 運命に指図された使命 | |
Contrairement à son allure digne et splendide le sang de Vikings qui coule dans ses veines la rend pleine de bravoure et de fierté. 彼女の威厳ある華麗な外見とは裏腹に、勇気と誇りに満ちたバイキング一族の血脈が流れる | |
さくら: | ち、ちょっと、「一族のために男をさがす」って…!!!! |
アイリス: | ぐ、ぐぇ、さくらー、ぐるじー。 |
織姫: | どう考えても、おムコさん捜しってことでーす。 |
すみれ: | んまーっ! 新人の分際でよくまあいけしゃあしゃあと! |
さくら: | かえでさんっ、このままじゃ大神さんが、大神さんがっ。そうだわ、とにかく至急電で… |
かえで: | 大丈夫、そのあたりの事情は大神くんも心得てるから、落ち着きなさい。 |
さくら: | でもー、でもー! |
紅蘭: | それにしても一大事や。ウチらも絶対気ぃ抜いたらあかんで! |
かえで: | はあー、やっぱり見せないほうがよかったかしら… |
レニ: | …映像、次の人にいってる。 |
カンナ: | おおっと。ええと、たしかあっちで唯一の日本人隊員だったな。 |
マリア: | 名前は北大路花火… 北大路男爵のお嬢さんね。 |
紅蘭: | 墓石をぐるっと回り込むカメラワークがかっこええなー。このお人もなんか過去がありそうやけど… かー、また字が小さすぎてつぶれとる。 |
アイリス: | …すみれ、おこらない? |
La fille de la maison des barons japonais Kitaoji 日本の北大路男爵家の娘 | |
すみれ: | だっからそんなことは分かってますわっ! |
アイリス: | うえーん、やっぱりおこったー。 |
紅蘭: | よっしゃ、もういっぺんコマ送りやな。きゅるきゅるきゅる… 拡大拡大、ぽぽんのぽん。これでどや? |
アイリス: | あ、なんか見えてきたよ。フィリップが…んとね… |
Il y a un an Hanabi devait se marier avec son fiancé, Philippe de Malebranche. 一年前、花火は婚約者フィリップ・ド・マールブランシュと結婚するところだった | |
Toutefois, le paquebot de luxe sur lequel il était embarqué a sombré le jour prévu pour leur mariage et だが結婚式当日、彼の乗船した豪華客船は沈没 | |
Philippe a perdu la vie pour protéger celle du Hanabi. 花火を守るため、フィリップは自らの命を投げ出した | |
一同: | ええーっ(・0・;)(・0・;)(・0・;) |
カンナ: | この歳で結婚、そのうえ船が沈没ってか。こいつもすげぇなこりゃ。 |
さくら: | エリカさんも、花火さんも、どうしてこんなに壮絶な過去ばかり… |
マリア: | 男爵家なら、両家の意向だけで結婚が決まってもおかしくないわね。それにしても、これは… |
織姫: | ようするにタイタニックですネー。 |
レニ: | 織姫、それ、ミもフタもない。 |
紅蘭: | てことは、あのお墓はフィリップっちゅうフィアンセはんの。 |
すみれ: | おそらく間違いないですわね。今度、おじいさまに顛末を伺っておきますわ。 |
さくら: | きゃっ。あ、あれ、凶悪そうな紅蘭がっ。 |
紅蘭: | どーゆー意味や、さくらはん。 |
さくら: | だってほら、眼鏡かけてるし、髪も紫っぽいし…。 |
マリア: | 次はロベリア・カルリーニ。巴里はじまって以来の大悪党との噂だけど… |
レニ: | サクラ世界は性善説。必ず何か過去がある。アイリス、字幕。 |
アイリス: | りょーかい☆ |
qui a perdu ses parents à cause de cette vie "à la dérive" "漂流"生活が原因で両親を失い | |
pour com-mettre ses crimes des crimes pour survivre. 生きるために罪をかさねる | |
parcourt toutes les régions de l'Europe et commet ヨーロッパ中をまたにかけ | |
Il se retrouve sur une mauvaise pente et 彼はよからぬ道に入りこみ | |
utilise d'une manière
malintentionnée ses pouvoirs surnaturels 超常の力を悪い目的に使う | |
さくら: | 漂流って、どういう意味でしょう…? |
レニ: | 投げやりな生活、ということかもしれないけど、わからない。 |
カンナ: | いずれにしても、何かわけあっての悪行ってことみたいだな。 |
すみれ: | やっぱり、あかほりさとるは根っからの悪人は出しませんわね。 |
アイリス: | うーん、でもこのひと、男の人じゃないよね。なんでー。 |
さくら: | え? アイリス、それどういうこと? |
レニ: | 主語が「彼」になっているんだ。ロベリアは女性のはずなのに… |
紅蘭: | え、それってどういうこっちゃ。 |
マリア: | 凶悪な盗賊ゆえに、男性と勘違いされていたか… |
カンナ: | はてまた、女だと思ってたら実は野郎でした〜っていう逆レニパターンかもな。 |
すみれ: | うええ、なんだか背筋が寒くなってきましたわ。 |
織姫: | オカマはカンベンしてくださいデース(><;) |
さくら: | あ、そして出てきましたよ、コクリコちゃんっ。かわいーっ。 |
カンナ: | ベトナムは美女が多いことで有名だしな。ま、アイリス以下の歳じゃあ「かわいい」ってとこだな。 |
Quoi qu'il advienne, ne n'abandonne jamais son sourire. 何があっても、微笑みを絶やさないで | |
Au marché, elle est prisée de tous. 市場では、彼女はみんなの評判 | |
Mais derrière ce sourire se cache un secret... でもその微笑みの背後に隠された秘密... | |
Une tristesse qu'elle ne peut jamais révéler à personne. 誰にも明かすことのできない悲しみ | |
Dans ce pays étranger où elle n'a aucune famille et où elle ne peut survivre qu'en dépendant d'elle-même. 家族もなく、独り立ちしなければ生きてゆけないこの異国の地で | |
Coquelicot a décidé d'arborer son plus beau sourire. コクリコは、もっといい笑顔を作ろうと決意した | |
Même dans les circonstances les plus tristes, 最も悲しい状況にあっても | |
elle a décidé de ne jamais pleurer et de continuer à sourire. 決して泣かず、微笑み続けようと彼女は決意した | |
アイリス: | だめー。チカチカしてよく読めないー。 |
カンナ: | 無理すんなって。けどよぉ、こいつも並大抵の苦労どころじゃねえみたいだな。 |
マリア: | ベトナム生まれで、独りでパリへ… 境遇が気になるわね。 |
さくら: | でも、コクリコちゃんの強さが感じられる文章ですね。 |
いざ立ち上〜が〜れ〜♪ | |
すみれ: | 申し上げるのも、なんだか野暮ですけど… |
さくら: | 声、ジャンくんそのままです… |
紅蘭: | デュエットしたけりゃ、ナディアもちゃんとおるしな… |
カンナ: | お、戦闘シーンが始まったぞ。こいつら、生身で戦ってんのか? |
織姫: | なんだか、ディズニーアニメみたいな雰囲気ですネー。 |
レニ: | アニメと3Dの融合技術も、最近のディズニー映画と同レベルだね。 |
紅蘭: | へー、今度の敵は動物人間かー。このへんも何かディズニーっぽいなー。 |
アイリス: | あっ。お兄ちゃんの光武だよー! |
すみれ: | あの銀白色、間違いないですわ。随分と卵のような丸形の光武ですけど。 |
マリア: | 隊長、いい動きしてるわね。 |
カンナ: | あぁ。あたい達と戦っていたときよりもいいんじゃねぇの? |
紅蘭: | すごい機動性やぁ(*▽*) こらあかん、さっそくあっちから設計図とりよせて勉強しなおしや。 |
さくら: | アイリス、今はなんて字幕でてるの? |
アイリス: | えーとね。たぶんこれ、歌詞だとおもうよ。 |
Levez-vous 立て | |
allez debout! 立ち上がれ | |
Essuyez vos larmes 君たちの涙を拭いて | |
Même si notre route たとえ我らが道が… | |
est un véritable chemin de croix, nous avançons... まことに十字架の道(苦難の道)でも、我らは進む | |
Nous suivons notre voie en défendant nos amis, 我らは友を護り、我が道を行く | |
Sous la bannière de l'amour, les jeunes
filles se réunissent, 愛の旗のもとに、少女達は集う | |
Fredonnant un air sous les marronniers. マロニエの下で歌を口ずさみ | |
Dans la capitale des fleurs 花の都の中で | |
s'épanouissent 開花する | |
leur courage et leur bravoure, 彼女たちの勇気と勇敢さ | |
Ô admirable groupe Fleur du Paris. ああ、見事なるパリ花組 | |
Tu célèbres le rêve, l'espoir, l'avenir et la justice!
君は夢と希望と未来と正義をたたえる | |
注:水色の部分は画面に出てきません(心斎橋浪漫堂のポスターで確認) | |
すみれ: | なるほど、たしかに日本語の歌詞とだいたい同じですわね。 |
カンナ: | おっ。エッフェル塔の上に全員勢揃いだぜ。 |
さくら: | どうして皆さん、横並びに立ってるんでしょう。塔の上に何かあるんでしょうか。 |
レニ: | Gメン75や大江戸捜査網の隠密同心と同じ。意味不明な横並びはヒーロー・ヒロインの基本。 |
紅蘭: | …どっからそういう知識がはいってくんねん。 っておおーっ、フランス版轟雷号やんかっ。かっこええーっ! |
un Vapo-monstre est apparu sur les champs-Élysées シャンゼリゼに蒸気怪獣出現 | |
Confirmation d'un appel de détresse 救難信号を受理 | |
Ouverture de la porte principale. メインゲートオープン | |
Faites passer le signal de connexion du jaune au vert 経路信号接続、黄から緑へ | |
Augmentez la pression de la porte de 80 à 85% ゲート圧力、80から85%へ増加せよ | |
Canon-Express "Éclair" prêt. 弾丸急行「稲妻」準備完了 | |
さくら: | あの… エクレールを操作しているの、カフェテリアの人たちですよね。 |
すみれ: | ですわね。わたくしたちの風組と同じなのでしょうけど… どうしてエプロン姿のまま操縦してますの。 |
紅蘭: | 男性諸氏の、煩悩のせいかもしれへんな(−−;) |
prêt! En avant! 準備完了! 前進! | |
じゃんじゃんっ♪ | |
カンナ: | ふあーっ。なかなか見ごえある映像でよかったぜ。 |
すみれ: | いいえ。わたくしは納得がゆきませんわ。 |
かえで: | あら、どうして。 |
すみれ: | 華撃団のメンバーやその仲間達はしっかり映っているというのに、肝心の中尉が映っておりませんわ。 |
さくら: | そう! そうですよねっ。 |
カンナ: | そういえばそだな。かえでさん。隊長はどうなったんだ? |
マリア: | かえでさん。グレシーヌの一件もあります。このままでは私たちが自ら巴里へ赴かなければならないかもしれません。 |
紅蘭: | 翔鯨丸の整備はばっちりでっせ! あとはかえでさんの腹ひとつ。 |
織姫: | 有休とって、ツェッペリン号の旅もいいでーす。 |
アイリス: | イリス号だと、時間かかりすぎちゃうもんねー。 |
レニ: | 貯金しといて、よかった。 |
かえで: | はあ… どうしてこういう展開になるの? どうして? |
(^0^) 三枚目 (^0^) サクラシリーズのお約束といいましょうか、サクラ3のDisc 3にはちゃんとオープニングの二番が入っていました(^0^) で、新しく出てくる字幕ですが…
|
そのあまりにインパクトのある内容ゆえ、本家サクラBBSから2chまで幅広くご紹介を頂いたこのお話。その後、より正確な情報がWeb上で得られるようになりました。まずはフランス発、Les Chattes NoiresさんのLe Française dans Sakura Taisen 3(2002.2.25現在アクセス不可)では、フランス語のみですが全文がきっちり掲載されています。そりゃネイティブには負けるわな(>▽<。) さらに、かに光線さんの仏蘭西語テロップ日本語訳では、フランス語の教養をお持ちの方がより正確な訳を披露してくださってます。まあ、サクラ3設定資料集に全文が掲載された今となっては、あまり希少価値のない情報となってしまいましたが… 何はともあれ、大きな訳し間違いがなかったことを知ってほっとしています(・。・;)ゞ |