bar

サクラ大百科 第三十九巻

Volume 39

bar

3/18〜4/22 収録



なんたってヴァクストゥーム
・レニが女優…?

noahさんのご投稿
 
 
カンナ:隊長、一体何の用だよ? 花組を全員呼んだりしてさ。
大神:今日来てもらったのは他でもない、レニの演技力についてなんだけどな。
レニ:・・・・・・・・・・ボクの?
大神:ああ。レニが女優ってのは、本当なんだろうかって思ってね。
さくら:何言ってるんですか、大神さん。レニはバレエがとってもお上手だってこと、大神さんだってご存知でしょう?
大神:戦闘能力の高いレニが、バレエが得意だってのは、うなずけるな。
アイリス:じゃあ、なんだってゆ〜の、お兄ちゃん! レニはゼンゼン、せりふをまちがったりしないんだよ〜!
大神:ヴァクストゥーム計画で鍛えられた頭脳をもってすれば、暗記だってお手のものだろう。
そうじゃなくて、俺が言いたいのは、台詞の暗記と、演技は別物だろうってことなんだ。
織姫:少尉さんのようなドシロートが、いいとこに気がつきましたね〜!!
マリア:確かに、演技には、人間の持つ最も基本的な感情、つまり喜怒哀楽が必要不可欠だわ。だけど・・・・・
織姫:レニには、そのキドアイラクがケツジョしちゃってま〜す!!
アイリス:も〜う! ふたりとも、ひどいよー!! レニはキモチがオモテに出ないだけなんだよ〜!
すみれ:でも、言われてみればそうですわね。レニ、あなたいつも役作りはどうなさってますの?
レニ:ボクの頭の中には、人間の感情プログラムがダウンロードされているんだ。だから、役の上でそういった感情が必要なときは、そのプログラムを実行しているんだ。
−以上。隊長、他に質問は?
大神:ううっ・・・(なんて非常識な話だ。しかし、相手はあのレニだ。本当なのかもしれん。)
紅蘭:なんやそれ! おもろいなぁ〜!! レニ。頭ン中、ちょっとのぞかして〜な。
レニ:・・・・・・・やだ。
カンナ:うぅ〜ん、なんだか難しくって、ちっともわかんねぇぞ。ホントにそんなことできんのか??
すみれ:あ〜ら、それでしたら、カンナさん。あなたの演技力だって、怪しさ大爆発でしてよ。
カンナ:んだとぉーこのイヤミ女! あたいのどこが怪しいってんだ!言ってみろ!
すみれ:あなたのような野蛮でガサツな人に、演技なんてできまして?
さくら:何言ってるんですか、すみれさん。西遊記の大立ち回りだって、とっても評判がよかったじゃないですか。
すみれ:確かに、カンナさんのように、無駄にデカイ体をお持ちなら、立ち回りだって迫力だけはおありでしょうけど。
わたくしが申し上げたいのは、立ち回りと演技は別物でしょうというこ とですわ。おーっほっほっほ。
カンナ:このやろ〜人が黙って聞いてりゃあ、いい気になりやがって!
紅蘭:でも、すみれはんとカンナはんの劇は、いっつも、途中からただのケンカになってしまうさかいな。
アイリス:さいごまでちゃんとおしばいしたことないもんね。
カンナ:なぁ〜んだ。だったらオメエの演技力だって、十分怪しいじゃねえか!!
すみれ:んなっっ!なんですの! わたくしのようなトッッッッッッッッッップスターをつかまえて、演技力が怪しいだなんて!!
さくら:そうですよ。すみれさんはいつも一人で夜中まで、舞台の練習をしているんですから。
すみれ:さ、さ、さ、さっくらさん!! それは言わない約束ではなくってッ!!??
だいたい、あなたのような田舎娘に演技なんてできまして!?
マリア:確かに、さくらの剣の腕は一流だわ。だけど・・・・・。
レニ:演技に関しては、バックボーンが何も無い。
さくら:うっ・・・・・わ、私は新人という設定だから、いいんです!
そ、そうだわ、紅蘭!紅蘭だって、演劇に関しては新人でしょう!?
紅蘭:なに言うてんの、さくらはん。ウチのギャグセンスを持ってしたら、できないコントなんてありまへん!
一同:・・・・・・・・・・(あのセンスでか・・・・?)
紅蘭:そんなことゆうたら、アイリスかて劇は初めてだったんやろ?
アイリス:ざんねんでした〜。アイリスにはちゃぁ〜んとした設定があるも〜ん!
レニ:幼少期に家族から隔離されていたため、ぬいぐるみを友達や家族と見なして生活していた。そこには別の人間になりきるという、演技の理想に近いものがある。(TV版 サクラ大戦より)
織姫:うぅークライ設定で〜す! そういえばマリアさんはど〜なんですか?
マリア:私? 私も演劇をやり始めたのは、ここに来てからよ。
織姫:つ・ま・り〜チェリーさんと同じ、シロートってことですね〜!
さくら:何言ってるんですか、織姫さん。マリアさんが女学生さんに大人気だってこと、織姫さんもご存知でしょう?
織姫:あれは、マリアさんの宝塚顔負けの外見にだまされているだけで〜す!
つ・ま・り〜・・・・・・・見掛け倒しってことで〜す!!
マリア:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・踊れ、
カンナ:おいおい、ちょっと待て! 落ち着け、マリア!!
紅蘭:ひえ〜霊子力計が針を振りきっとる!! こら、逃げんとヤバイで!
レニ:危険信号、受信。総員退避。
マリア:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死に至る、
すみれ:少尉!何をぼーっとしてますの!危険ですわよ!
大神:(・・・・・いや、でもレニの頭に小型の蒸気端末を埋め込んで、ヴァクストーム本部にあるスーパーコンピューターで制御しているのかも・・・)
織姫:な〜んか超いや〜なカンジ!私のインスピレーションが危険と告げてま〜す! 逃げるが勝ちってカンジ!!
マリア:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ダンス!!!
大神:えっ・・・? あれ、みんなは?

マリア:シェルクーンチク!!!!!!
大神:うっっっっぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!
 
 

 ぷぷぷぷ(^。^;) 冷徹な戦闘マシーンであるはずのレニくんが、かたや心情豊かな演劇をもこなす… ちょっと考えても不思議な設定です。「役が降りてくるんだ」と表現していたレニくんですが、ぢつはヴァクストゥーム本部のサーバからダウンロードしてたってことですか(^^;) だとすると、○モードもびっくりの移動体パケット通信搭載なんですね、すごいー(・▽・)ばくっ。
 noahさんからのご質問を受けまして、さあどうすべやあ…と思っていましたところ、ご自身でさっそく解答編のご投稿をお寄せくださいました。前回の下着ネタでは、書くのに7か月かかってしまいましたからねぇ…(・・;)論外。 noahさん、ご投稿いただいて本当に助かりました、ありがとうございますっm(^0^)m

 
 
 
 
空手は最強と言うけれど
・カンナの霊力は強いの?弱いの?

noahさんのご投稿
 
 
カンナ:隊長、何の用だよ?
大神:カンナ・・・ずっと聞きたかったことがあるんだが・・・聞いてもいいかな?
カンナ:(ドキッ)なっ・・・なんだよ、急にあらたまってさ。
大神:君の霊力は、強いのか?それとも、弱いのか?
カンナ:はぁ?
すみれ:あら、こ〜んな役立たず、霊力だって弱いに決まってますわ。
カンナ:んだとぉ〜この腐れヘビ女!!
すみれ:何ですの!このデカブツ!
マリア:二人とも、やめなさい!隊長も、いきなり何なんですか!今の質問は、カンナに失礼ですよ!
紅蘭:せやせや。花組は、霊力がバカに強い人間の集まりや。そうやないと、光武を動かせへんからな。
大神:それは俺だってわかってる。ただ、花組の中でも、強いのか、弱いのかってことだ。
カンナ:何だよ、隊長!あたいの働きが気に入らねぇってか!?
大神:い、いや、そうじゃないんだ。まず、これを見てくれ。
さくら:『桐島カンナ。他の花組メンバーと比べると、霊力は劣るが、高い運動能力と格闘センスでそれをカバーしている。』
(サクラ大戦2 攻略花暦より)・・・・・・これ、本当なんですか?
大神:俺もそれが知りたいんだ。疑問に思った理由は、3つある。
まず1つ。カンナは、ダントツで強い。ヒロインになると40を超える攻撃力は、頼もしいの一言だ。(光武・改)
カンナ:へへっ、ほめ過ぎだぜ、隊長。
アイリス:ほんとほんと〜カンナ、オニみたいだもんね〜(^0^)
レニ:・・・・・うかつな事は言わない方がいい・・・・・。
大神:つ、次に2つめ(汗)。これを見てくれ。
さくら:あやめさんが、カンナさんの闘いを目の当たりにして一言。「(それにしても、彼女のあの霊力の量はどう!?まるでごうごうと流れていく音まで聞こえてくるみたいに・・・・・)」
(サクラ大戦前夜Aより)
大神:これは、明らかにカンナの霊力の強さを描写したものだ。
レニ:ボクもそう思う。3つめは?隊長。
大神:ああ。3つめは、戦闘中のカンナの攻撃時のグラフィックだ。
さくら:赤いオーラが見えるやつですね!
大神:そうだ。あれは、まぎれもなくカンナから放出された霊力だろう。
それに、ヒロインの時は、行動開始時にオーラが柱になって、放出されるじゃないか!
まるで、天にのぼるがごとき、オーラの奔流・・・・・スーパーサ○ヤ人に変身するのかと思った人は、俺だけではないはずだ!
カンナ:すうぱあ・・・何だって?
大神:いいなぁ・・・かっこいいなぁ・・・男のロマンだよなぁ・・・(うっとり)。
さくら:どうしちゃったんですか?大神さん!
アイリス:お兄ちゃん!あっちの世界からもどってきて〜!
大神:はっ・・・いかんいかん。そうそう、そんなわけで、事の真相を知りたいんだけど・・・。
カンナ:う〜ん、確かにアイリスには負けっかもしんねぇけどさ。桐島流空手は、霊力を使った技を織り込んだ、最強の流派だぜ!
霊力の使い方なんて、それこそアイリスよりもちっちぇえ頃から、親父に叩き込まれてきたんだ。そこの口だけサボテン女よりは、何百倍も役に立つと思うけどなぁ。
すみれ:んなっ・・・なんですってぇ〜!
カンナ:だってそうだろ。攻撃力も防御力も、オメエよりもあたいの方が上なんだからよ(信頼度修正の無い状態)。
すみれ:うぐっ・・・・・あ、ええ、ええ!カンナさんには、かないませんわ。
カンナ:おっ、オメエも分かってきたじゃねえか!
すみれ:そうですわよねぇ。お友達にスーパーサ○ヤ人がいらっしゃるくらいですもの。
わたくしのような乙女では、とてもじゃないけど太刀打ちできません わ。
カンナ:はぁ?
悟空おっす、オラ悟空!おいクリリン、何してんだ、こんなところで。
カンナ:だ、誰だよ、あんた!?
悟空:探してたんだぞ、ほら、早く乗れ。
カンナ:ク、クリリンって・・・確かにあたいはクリリンだけど、今はクリリンじゃなくって・・・って、おい!あたいを変な雲に乗せるなぁ〜!!
すみれ:おさるさんは、おさるさん同士、仲良くなさいな。おーっほっほっほ。
カンナ:あっ!すみれ、テメエ!見捨てる気か!?
悟空:行っくぞーー!
カンナ:やめろ!だからあたいは違うってーーーーーーーーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
アイリス:あ〜あ、行っちゃった。
 
 

 ぷぷぷぷ(^。^;) 声優さんが同じだと、ゲームやりはじめの頃はどうしてもイメージひきづっちゃいますよねぇ。かくいう私はにん玉乱太郎ファンでしたので、しばらくはカンナが出てくるたびに「うひ〜キリ丸だあ(><;)」ともがいていたのが懐かしい…
 さて、カンナの霊力が他のメンバーに比べて弱い、という設定があったとは初耳です。ご投稿でも挙げられていますように、どちらかといえばカンナの霊力は強い、という描写が多いように思うのですが… まあ、公式設定では他界しているはずの鈴野十浪がなぜか花組公演を見ているように描いた攻略本も以前にありましたし(サクラ大百科15巻参照)、おそらくは攻略花暦を執筆したライターさんの思いつきなのでしょう(^^;)
 noahさん、掲載が大変遅くなりまして申し訳ありませんでした。引き続きのご投稿、お待ち申し上げておりますm(^o^)m

 
 
←第三十八巻へ 第四十巻へ→
大百科2 目次へ

ご連絡はこちらまで: takayuki あっとまーく sakura.club.ne.jp