米田: | 騒げ騒げ。ど〜せ舞台がはねたあとは、疲れてても体が興奮して眠れねえもんだ。
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カンナ: | よお〜し、今日は朝まで盛り上がろうぜ!
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みんな: | オーッ!!
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紅蘭: | ちょっとまったぁ! (-_☆)キラン
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みんな: | ギクッ
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紅蘭: | こ〜んなこともあろうかと、うちが発明した「ばんそうくん改」や!
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すみれ: | ちょっと紅蘭! また爆発させるおつもり?
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米田: | まあかてえこたぁ言うな、今夜は無礼講だぁ。(#^_^#)
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紅蘭: | いややなぁすみれはん、今度は絶対大丈夫やって。ほんならいくでー、スイッチオン!
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みんな: | キャーーッ!!
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| ちゃーらちゃんちゃんちゃん♪ メ〜トロで行こおぉーうぅ〜
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さくら: | ‥‥ほっ。
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すみれ: | とりあえず、爆発だけはまぬがれたようですわね。
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アイリス: | うわー、めずらしいんだ〜〜。
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カンナ: | ハハハッ、ほんとだこりゃ雪も降るぜ。
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紅蘭: | こらこら〜! みんな素直にほめんか〜い!
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米田: | なに〜? おれのろぉきょくがききたいってぇ〜? よし、かしてみろ。
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紅蘭: | よ、米田はん。これはうちの歌やってな、うちが歌うさかい‥米田はん?
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米田: | なああぁぁぁ〜〜〜にいいぃぃぃ〜〜わあああぁぁぁ〜〜〜のおおおおぉぉぉ〜〜!!
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みんな: | キャーーーーッ!!!
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カンナ: | だ、だれか止めろぉー!!
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織姫: | んもーセンスさいてーデース!!
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米田: | ♂♀#・〜〜†♯〓♭〒・〜〜☆※♂♀♪・・・・・〜〜〜〜!!
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アイリス: | おじちゃんうるさい〜〜〜っ!!
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さくら: | 大神さん‥‥な、なんとかしてください。(T-T)
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レニ: | こんなに苦しい誕生日は‥‥初めてだ。
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すみれ: | も、もとはといえば紅蘭が悪いんですわ!!
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紅蘭: | う、うちのせっかくの発明があああああぁぁ!!! (ToT)
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大神: | こ、この服はもしや‥‥かえでさん? いかん、からだが勝手に風呂場の方へ‥‥。
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米田: | ん? な〜にやっとるんだ大神。 こ、これは‥‥大神、のぞきはよくないぞぉ。
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大神: | そんなこと言って、支配人だってしっかり見てるじゃないですか。
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米田: | ええい、もっとそっちへ寄らんか! 湯気で見えん!
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かえで: | そこにいるのは誰!
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二人: | しまった!
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かえで: | ‥‥まったく、花組隊長がのぞきだなんて、聞いてあきれるわ! 支配人もお若いことで!
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二人: | こ、これは、その‥‥。
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かえで: | ‥‥まあいいわ。今回だけは許してあげます。
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| 〜直後の廊下にて
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大神: | ほっ、助かった。…だけど、やけにあっさり許してくれたな。
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| ‥‥あれ? この足跡はかえでさんの靴じゃないか。なんで薔薇組の部屋に続いてるんだ?
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| 〜薔薇組の部屋
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琴音: | で、どうだった?
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斧彦: | もったいぶらずにはやく教えなさいよ〜。
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かえで: | ‥‥も、もう少しでした。
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大神: | [部屋をのぞきながら] (あれ? なんでかえでさんが‥‥‥‥げっ! 顔がとれた!!)
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菊之丞: | ふう、暑かった。
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大神: | (き、菊之丞?!)
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琴音: | なるほど、それは惜しかったわね。
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菊之丞: | 途中で米田中将さえこなければ、うまくいったのに‥‥残念です。
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斧彦: | でも紅蘭ちゃんの発明した変声器「ものまねくん」はすごいわね。
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琴音: | あら、かつらや覆面は私があつらえたのよ。
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斧彦: | 今度は私が試してみようかしら? ああ、一郎ちゃんにのぞかれたいぃ〜!
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大神: | あ‥‥悪夢だーーー!!!! ....(o_ _)o パタッ
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紅蘭: | 見くびってもろたらこまるなー。おんなじ聖獣ロボゆうたかて、そこら中に新発明とおニューなアイディアをつめこんだ、旧光武の頃と比べたら段違いのパワーを誇るスーパーロボなんやで、これはー。
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大神: | うーん、そりゃ、必殺技のビジュアルは確かに変わってるけど… 攻撃特性とか効果レベルとか、はた目にはあんまし違いがわかんないんだけど。
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紅蘭: | うーん… たしかに、今回の聖獣ロボにつこた発明はウチの企業秘密やさかい、人に見せたこともないからなー…。よし、誤解とくため、大神はんには大サービスや! 特別に改造の目玉部分見せたる! こっち来てみぃ。
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大神: | やったっ! そうこなくっちゃ、紅蘭!
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織姫: | んもー、少尉さんったらどこいっちゃったですか〜っ。少尉さーん、少尉さ〜んっ!!
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紅蘭: | ああー、こんなあられもない格好、人に見られたんはじめてや。大神はんやから特別なんやで。
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大神: | いや…そんなことないよ紅蘭。とってもすごいよ…。
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織姫: | ・・・・!?
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紅蘭: | ああ、大神はん、そんなとこ触ったらあかん…
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大神: | いいじゃないか、もう少し奥のほうまで…
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織姫: | し、信じられませぇん、こぉれだからニッポンのオトコどうしようもなくいやらしいでぇすっ!! 少尉さんっ!!! そんなトコでいったいなにやってるですかーーっ!!!
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紅蘭: | は? どないしてんな織姫はん。
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大神: | 何してるって、紅蘭が聖獣ロボ・改のメカを特別に見せてくれるって言うから、光武改を解体して中覗いてただけだけど。
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織姫: | こ、こうぶ・・・??
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大神: | ああ。さすがは紅蘭だよ、すごいぞ、このメカの構造は。
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紅蘭: | でもあかんでー、これ以上奥は取り扱いがものすごい微妙なんや。大神はんはここまで。
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織姫: | も、もうーーーっ!! ふったりともこんなトコでまぎらわしいコトするんじゃないデース!!
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紅蘭: | は? …まぎらわしいコトって、なんやいな。
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織姫: | も、もういいデースなんでもないんでーすっ!!(*--*;)
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| すったかたったった。
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ふたり: | …はあ。
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