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サクラ大百科 第七巻

Volume 7

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8/29 収録


★EDを聞きながら

 「ふうっ・・・やっと終わった、コーヒーでも飲んでいっぷくするかー
  って・・・えっ、なに、これ?」


貴官ノ戦闘指揮秀逸コレヲ賞ス
・13話って何・・・?

NAKIさんのご投稿
  しかも挿し絵つきっ♪


ノートに描くな〜(^^;


*舞台は13話の夜、大神の部屋から・・・

ボロロン・・・


大神:ハッ、このウクレレの音は・・・・・
   バコーン
大神:あいたたた・・いきなり殴ることないだろ加山
加山:これのどこがウクレレだ。これはギターだギ・タ・ー お前の目は節穴か!
大神:怒るなよ、ほんの冗談だ
   バタン(ドアが開きさくらが来る)
さくら:大神さんどうしたんですか? いまの音は・・
大神:あっ、さくらくん
加山:さくら隊員か、いやー久しぶりだなー
さくら:あっ、あなたは・・・・誰でしたっけ?
加山:は・・ははっ、花組は冗談が好きだなー(こめかみがピクピク動く)
11話、ミカサ発進の前、降魔と戦った月組隊長・・・
さくら:あっ、か、加山さんでしたっけ・・・ そのせつはありがとうございました
加山:いやーたいしたことはないよお   ボロロン・・・
大神:どうしたんだいさくらくん、こんな夜中に・・
さくら:ごめんなさい、あの、これを渡そうと思って(恥ずかしそうに手紙を出す)
大神:これは・・・
さくら:あの・・恥ずかしいから船の中で読んでください・・・(顔を赤らめるさくら)
   コンコン
大神:誰だい?
すみれ:失礼いたしますわ少尉・・・っと中尉でしたわね
大神:すみれくん、いいよ呼び方は何でも、まだなれてないからね
すみれ:では一郎さん・・あのう、わたくしお手紙を書いたんですの、船の中で読んでくださいな
さくら:ちょっとすみれさん、いきなり大神さんを「一郎」だなんてどっかの野球選手でもないのになれなれしすぎません(ピクピク)
すみれ:あ〜ら、さくらさんも居ましたのね、オホホホ・・・昔から恋人同士は名前で呼びあうものですわよ、ねえ、そこの琵琶ほうしさんもそう思いますわよねえ
すみれくん〜 下書きですわ

加山:ちょっと待て、オレは琵琶ほうしではない。それからこれはギターだあ
さくら:こ、恋人どうしですってエ〜(めらめら)
   バタン
アイリス:うえええ〜ん、聞いたよお兄ちゃ〜ん、りゅうがくしちゃうの? 遠くへいっちゃうの? 帝撃やめちゃうのー?
大神:アイリス・・・
アイリス:ヤダヤダそんなのやだ〜
   バタン
大神:あっ、紅蘭
紅蘭:おまっとうさん、大神はんできたでー超遠距離キネマトロン
これならフランスだろうとアルプスだろうとくりあーな画像が見れるっちゅーすぐれもんや。あっ原理はきかんといて、ウチにもようわからんしなあ
大神:(何だよそりゃ?)
紅蘭:これで大神はんとも毎日会話ができるっちゅうもんや。でんわをかけても誰もでんわ、なーんてこともないしなあ、アッーハハハ・・・
   シーン
   バタン
ソレッタ:中尉さーん、できたでーす、ついにパパの絵が完成したでーす、あした一緒に見にいくでーす(といって大神に抱きつく)
大神:お、織姫くん(タジタジ)
ソレッタ:ついでにママにも婚約の報告するでーす
一同:こ、婚約〜
ソレッタ:恋人や若夫婦が肖像画を描くのは、欧州ではよくあることでーす。お城なんかに飾っておくアレでーす
ソレッタ織姫くん〜 ケ・セラ・セラでーす

アイリス:ダメーお兄ちゃんはアイリスの恋人なんだよー、お城だったらうちだって持ってるもん
ソレッタ:きせいじじつがあればいいのでーす、早いもの勝ちでーす。そこの吟遊詩人もいわうでーす
加山:どうしてこのカッコウが吟遊詩人なのだー
すみれ:別にいいですわ、わたくしの才能でこの夏には欧州公演にこぎつけてみせますから
さくら:大神さんは夏はわたしの実家に来るんです、お正月にうちのお墓に入ったんですからもう真宮寺家の人間です
すみれ:それはあなたがかってにしたことでしょう、うちだっておじいさまは一郎さんのことは認めているのですよ
ソレッタ:この世は愛でーす、愛こそすべてでーす
さくら:一郎さんって呼ばないでよ、あなたのものでもないくせに!!
すみれ:んまぁ、わたくしが何と呼ぼうとわたくしの自由ですわよ!!
   ドッタンバッタン(とっくみあいのケンカとなる)
ソレッタ:中尉さんここは危険でーす、とりあえず私と逃げるでーす
アイリス:そうはさせないもん
ソレッタ:アイリスそこどくでーす、でないと赤い風が吹くでーすよ
  (指を前にだす)
アイリス:べ〜だ、こわくないもん、アイリスすぐに回復できるもん、強くはないけど負けないもん
ソレッタ:ムウッ、地中海の・・・
アイリス:ふえろ、ジャンポール(必殺技のごとく増えるぬいぐるみ)
ソレッタ: ああっ、へんなぬいぐるみでーす
アイリス:行け、ジャンポール
紅蘭:うちのチビロボみたいやな
ソレッタ:ムギュー、ぬいぐるみが多くてじゃまでーす
アイリス:キャハ、お兄ちゃんはだれにもわたさないぞお
ソレッタ:中尉さーん助けるでーす、ムギュ、べサメムーチョ、アンチョビ、パスタ
紅蘭:ええでっか、周波数は374649・・(みなよろしゅう・・)
ちょっとズレると、うちが歌う少年レッドが聞けますねん・・・
大神:ふむふむ
すみれ:こらこらそこー、かってに取り説しないでくださる!
さくら:大神さんも聞いてないでください!
ソレッタ:カルボナーラ、ムギュ!!
アイリス:うふふっ、夢の世界でいやしてあげるう・・・
アイリス〜 お兄ちゃんにジュ・テーム

さくら:だめですお盆にお墓まいりしないとお父様が化けて出ます、鬼王が復活します
すみれ:だったらあなた一人でおまいりすればいいでしょう 
ソレッタ:ムギュ、ムギュ、ナカタ、ペルージャ、セリエA・・・
紅蘭:あんたもどうでっか?月琴をもったあんちゃん
加山:ああ、もう知らん・・ ここの連中はギターを見たことがないのか
おい大神、お前は一体誰でクリアしたのだ、ヒロイン決めてなかったのか
大神:う〜ん、前回のデータが強力に残っていたのかも・・・
加山:バグか?
大神:たぶんね
加山:しかしこのような展開になるとは・・・月組の情報網でも予想できなかったなあ、ボロロン・・・
レニ:さわがしいね・・・
大神:レ、レニ・・・ いつの間にそこに
レニ:隊長に文書を渡そうと来たんだけど・・・ これじゃ収集がつかないね、
武器をもってくるよ・・・スタスタスタ
大神:(危ない!)
加山:(危なすぎる!)
加山:では大神オレはこれで失礼する。後はよろしく、トウッ・・
大神:あっ、待て
   ガンッ、バキッ
加山:イテテ、足をつかむな、このー
大神:自分だけ逃げるなんてずるいじゃないか
加山:ああいったタイプは表情に出さん、おまえ隊長だろ、何とかしろ
大神:おまえだって隊長だろ
   バタン
かえで:ちょっと静かにしなさい、隣で報告書が書けないでしょう
   バタン
米田:バカヤロウ!何時だとおもってんだ。下は支配人室なんだぞ、おちおち酒も飲めねーじゃねーか
カンナ:みんな、なに集まってんだ?おもしろそーだな、ハハハ
マリア:隊長、夜の見回りの時間ですが・・・

   Erster(エアステン)・・・

加山:いかん、もう扉の外に来ている・・・
大神:霊力が上がってきてるぞっ
すみれ:さくらさん、今日こそ少尉の前で決着つけさせていただきますわ
    スチャ(長刀を出す)
さくら:いいわ、のぞむところよ
    シャキーン(刀を出す)
大神:そんなもんどっから出したんだー
ソレッタ:アイリスいいかげんにするでーす、ムグウッ、イル・フラウト・・・
アイリス:べ〜だ、いたいぞォ・・・
すみれ:神崎風塵流・・・
さくら:破邪剣征・・・・
加山:霊力反応増大中・・・
大神:やめろー、劇場が消滅する!!
加山:大神、オレをかばえ、相殺してダメージクリアーできるはずだ!
大神:何いってんだ(男)ヤローをかばうコマンドは存在しない
加山:なにいー
 
ダス・ラインゴルトー
フラウト・マジコー
飛竜の舞いー
百花斉放ー
ポワッ(一部お花がまう)
 
大・加:ぎええー
ガシャ・グシャ・ゴシャがらがら
グワ〜ン




 (崩れた劇場、ガレキの中から顔を出すボロボロの大神と加山)
加山:これがホントの・・・・・
    ・ ・ ・
大神:帝国過激団だ・・・・・

         バタッ

おあとがよろしいようで




 NAKIさんより、とってもかわいい挿し絵つきのご投稿を頂戴しました〜(^o^) いつもの私のガチガチした文章とはまた違う、独特の間とほのぼのとした雰囲気がいいですよねー、みなさんお楽しみいただけましたか〜?
 さて、各話の戦闘で一定以上の戦績を上げた(というか、ふつうにやってれば全優ですよね)大神くんに授与される後日談、第十三話。遠く異国の地に旅立つ彼に、ヒロインから一通の手紙… 「実際の13話が上のような話・・・だったらおもしろいかなあ、と思う今日このごろです」ほんとに(^^) しかし出発の前日までこの調子でどたばたでは、さすがの大神くんも身が持たんな(ばく) にしても、織姫くん、ナカタペルージャセリエAってな(^^; やっぱこのお話でイチオシは彼女でしょう! なんと言おうと、ケ・セラ・セラでーす(ばくばく)
 NAKIさん、元気のあふれるご作品を、ありがとうございましたー(^o^)/




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