ぼっちゃんの骨折物語

２００３年４月２６日
かかりつけの病院へ８種混合ワクチンを接種しに行きました。
帰宅して車から降りる時にママの肩から落下　Σ(￣▽￣　　左前足をポッキリ折ってしまいました～
すぐに病院へトンボ帰りしてレントゲンを撮ってもらい、大きな病院を紹介してもらいました。
即手術ということになり、そのまま入院することになりました。

手術の内容は、骨折した部分をプレートで固定し、（プレートは骨にネジでとめる）
骨がついたらもう一度手術をしプレートを外す、というものです。
プレートを外してもネジをとめていた部分に穴が開いた状態になるのでその穴が塞がるまでは注意をしなくてはならないとのこと。
その穴も塞がり、完治するまでは３ヶ月くらいとの説明を受けました。
術後は安静にし、足を使わないようにしなくてはなりません。
プレートが曲がったりネジがゆるんだりするといけないので個体差はあるが５日間くらいは入院が必要、とのこと。
お見舞に来ても喜んで飛び跳ねては困るので面会はできないと言われました。。。
ママは５日間も離れたくないし、普段からケージの中で留守番をしているので入院しているのと状況は同じだ（違うと思うけど）
と、ちょっとゴネてみたがとりあえず、術後の様子をみて・・・ということでその日は病院を後にしました。
そして夜に執刀してくれた先生から、無事に手術が終わったと連絡をいただきました。

４月２７日朝一でママが説明を受けに来ました。
ボクは病院ではとてもおとなしく手術をした足も使わなかったので、この分なら退院してもいいだろうということになり
入院１日で晴れて退院することができました！
運動量の多いコにはギブスのようなもので固定するらしいのですが、ボクはそれも必要ないだろう・・・と判断し
傷口にバンソウコを貼っただけで帰宅させてもらいました。

ところが、家へ着いたら嬉しくて嬉しくて、
つい足を使って遊びだしてしまいました。
足を着いたときに痛くて｢キャンッッ｣と
悲鳴を上げてしまいました。
ママはすぐに病院へ連絡し、
またまた病院へトンボ帰り。
レントゲン撮影し、プレートに異常がないのを確認。
やはり、念のためギブスのようなもので
固定することになりました。

５月７日抜糸と術後の経過を診てもらいに病院へ行きました。
レントゲンを撮ってみると・・・プレートが曲がっていました！！　（￣□￣；）
足を固定したので普通に足を使ってもよい、ということだったのですがボクは普通以上にハッスルして使っていたみたいです。。。
というか、そもそも“普通”の見解が先生とママとでは違っていたのだと思います。(´ﾍ｀;)
足先が出ていたソフトタイプのギブスをしていたのですが
足先まですっぽり包み込むようなハードなギブスをすることになりました。

７月１２日まだまだ骨はついていませんが、
多少は骨が再生されてきた、ということでハードなギプスから
最初につけていたタイプのソフトなギブスに戻してもらいました。

やっと足先が見えて嬉しいのとギブス生活にすっかり慣れたため（？）
ギブスを破壊する技＆ギブスを脱ぐ技が身についてしまいました。r(^^;)　

７月１９日一週間でぼろぼろになったギブスを
交換してもらいに病院へ行きました。
.留守番中にギブスを破壊してしまうことを相談すると
破壊できないようにと、カラーを貸してくれました。
この日から足かせ＋首かせの
憂鬱なお留守番がはじまりました・・・┗（-＿-;）┛

８月に入ってやっと骨がつきました～＼(^Ｏ＾）／
プレートを外す手術は９月頭にすることにしました。
骨はついたのにギブスはとれません・・・
プレートのねじの部分から骨折する危険もあるということで
大事をとってギブスをしておくことになりました。
それはボクが暴れんぼうのせい！？

ギブス状態でオフ会へ行く時は汚れないようにバンダナを
巻いて遊んでいました。
この頃にはボクのバンダナ姿はすっかり定着して
トレードマークになっていました。

これがプレートを外した後のレントゲンです。

先生が
｢今まで骨折の手術はたくさんしてきたけれど、こんなコは二人めです｣と言います。
ママ｢プレートが曲がっちゃったコですか？｣
先生｢それもあるけど、プレートを外してもギブスをしなきゃならないコ・・・｣
ママ｢・・・・・・｣　Σ(￣▽￣

でもね～こんなに大きな穴が開いてるのにギブスをしないなんて怖いよね。
他のわんちゃんて家の中で狂ったように走りまわったり
ぴょんぴょんジャンプしたりしないのかな(?_?)

１０月４日プレートを外して約１ヶ月。
まだ穴は完全には塞がっていないものの、だいぶ塞がってきたということで晴れてギブスから解放されました～（*＾▽＾*）
毛はまだ生え揃ってなくてみょう～に細くて痛々しいんだけどとっても身軽です♪　
完治まで３ヶ月の予定が倍の半年もかかってしまいましたが再骨折することも、再手術することもなく順調に治って良かったです。
それもこれも、ボクの活発ぶりを考慮して念入りに治療を進めてくれた先生のおかげと感謝しています。