公主嶺戦車学校の九五式軽戦車と戦車兵。公主嶺戦車学校は満州における戦車の研究と教育のため昭和15年末に設立された。
満州での冬期戦車訓練。湿地の多い満州では地面が凍結する冬は戦車の機動に適していたが、エンジン始動の困難さやオイルの凍結など満州の厳しい寒さによる問題もあった。
雪上に整列した戦車兵。これから射撃訓練を行うところである。満州に戦車学校を設立した理由の一つには、内地では射撃訓練を行う場所の確保が難しかったことがある。(写真提供:鉄獅子氏)
夜間訓練中の九七式中戦車。日本陸軍では戦車による夜襲を戦術として採用しており、戦車の夜間訓練を重視していた。