増加装甲付砲塔の新砲塔チハ

アメリカにある増加装甲が砲塔に付いた新砲塔チハは現在、インディアナ州のRopkey戦争博物館が所有しています。


この戦車の砲塔がチヘ砲塔なのかは以前から議論されていますが、チヘ砲塔は砲架右側にボルトが1本ですが、新砲塔チハにはボルトが2本あります。



下のボルトは、肩当て照準の新砲塔チハは砲身が自由に動くため、輸送時などに砲身が振れないように固定するためのものです。ハンドル照準のチヘでは砲身が自由に動かないため、チヘの砲塔にはありません。Ropkeyの新砲塔チハの写真を見ると、ボルトが2本あります、


ボルトが2本と言うことは、これは一部で言われているようなチヘ砲塔ではなく、新砲塔チハの砲塔に増加装甲を追加したものだと言うことになります。

2013年12月15日 17:29