四式作業車


二式軽戦車を改造した工兵作業のための発電車。30Kwの発電機は戦車のエンジンを使用して発電し、工兵作業に使用するポンプ、ノコギリ、削岩機などの電動工具に電気を供給した。砲塔には夜間作業のための投光器が装備されている。約25輌が製造されたが、部隊配備には至らなかった。


上記発電車をさらに改造して製作されたのが四式作業車である。四式作業車には飛行場整備に使用することを想定して、ドーザーが装備された。昭和19年度整備実施計画案では50輌が整備される予定だったが、車輌が完成したのは19年末で、実際に整備されたかは不明である。

2014年06月02日 16:20