スミダP型トラック。石川島自動車製作所が製造した6輪自動貨車で、満州事変で使用された。九一式広軌牽引車のベースになった自動貨車。
支那事変における日本軍の車列。自動貨車はフォード1937年型。乗用車はフォード1936年型。
フォード1938年型ダブルキャブタイプ。荷台側面に書かれている建設総署と言うのは華北政務委員会(汪兆銘政権)の機関。それが日本陸軍の星のナンバープレートを付けているのは奇妙だが、日本軍から譲渡されたときのままなのだろう。
マニラでの戦勝記念パレードにおけるトヨタGB トラック。パレードのために三八式野砲を荷台に搭載している。
同じくマニラ戦勝記念パレードでの日産81型トラック。こちらは山砲を搭載している。フィリピン攻略戦では貨車山砲と呼ばれる山砲を搭載した自動貨車が使用されたが、それとは搭載方法が違うのでこれもパレード用であろう。
手前が日産80または81型トラック