Windows Media Player9 の歌詞表示機能を使ってみました
☆本題に入る前に
まずはどんなものか、ちょっと見てみましょう。
以下がプレイ時の画面です。
画面構成は、8の時と変わっていません。
・左:操作タブ
・中央:上から曲情報、視覚効果、インフォメーション(または歌詞)
・右:上からメディア情報、再生リスト
・下:スライドバー、操作パネル
のようになっております。
左のパネルを選択すると表示モードが切り替わりますが、その時のメモリ使用量は以下の通り。
・メディアガイド表示時:13,416KB(13.1MB)
・メディアライブラリ表示時:6,000KB (5.9MB)
・プレイビュー表示時:5,300KB+α(5.2MB)(+αは読み込んだデータに依存)
メディアガイドはまるまるIEエンジンを使いWeb表示しますので、重くなります。
ほか、CPU使用率はこんな感じでした。(視覚エフェクト:アンビエント)
・5〜8%(MP3再生時)
・3〜6%(WMA再生時)
・5〜10%(mpeg1再生時)
・5〜8%(WMV再生時)
ここで注意して欲しいのは、デュアルCPUでの計測である点。
タスクマネージャーを見ると処理が分散されているため、シングルではもう少し負荷が上がります。
使用率の大半は視覚エフェクトです。
(アルケミーなどにすると一気に20%台に上がります。)
使用ソースは以下の通り。
MP3:160kbps:VBR
WMA:150kbps:VBR
mpeg1:平均1200kbps:音声はMP3(ハピレスのOP付近)
WMV:348kbps(というかPia3劇場版予告編)
さて、歌詞表示機能ですが…。(画面は上のものを参照。)
(注意:この機能はWindowsXPのみ使用可能です。)
左右を分けるセパレートバーは可変ですが、歌詞欄は大きさを変えられません。
右側のリストとCDイメージ表示位置は変化するのですが。
実際のところ、真ん中のエフェクトは必要性を感じないのは今まで通りです。
どこもあんまり取り上げないので、歌詞の同期機能について触れたいと思います。
まず、歌詞の同期表示を行うために、歌詞を入力します。
歌詞入力欄はこれ以上大きくならないので、普通のテキストエディタで作っておくほうがいいでしょう。
1回に表示させられるのは1行。うまく改行しておきます。
また、空行は入れても入れなくても問題ありません。
「追加」を押すことにより、別の言語の歌詞を埋めることもできます。
入力が終わったら、表示タイミングの調整です。
で、実際のエディット画面ですが…(以下の画面)
マウスだけでやるなら、下部のバーを左右にスライドさせて合わせます。
再生を押すとフォーカスされている部分から始まりますので、微調整をその都度行えるわけです。
ただし、マウスで調整できるのは250msec単位。
それ以上は歌詞欄のところを直接編集します。
ダブルクリックで編集可能にならないのが、ちょっと不便。
編集欄自体は上下左右に大きくできるので、それで調整しやすくするべきです。
はっきり言ってスクロールバーがある状態では、操作ミスを起こしやすいです。
下の波形が役に立つかは…あんまりです。
波形欄の上にあるメモリよりは役に立つかも。
結論としては…
・やるなら歌詞はテキストエディタで準備
・タイミング調整は大きな画面で
・微調整はカンで数値入力
これが苦にならない人なら十分使えます。
…MP3のエディタのほうがいいやついっぱいだべ。
Last modifyed : 2003/03/06