浸食対策とサーフスポットについて

永年の浸食対策の結果ですが、漁港入り口に、毎年、3000立米程の砂が体積する様になりました。
漁業関係者の皆様のお話によると、海水浴場東側に砂をつけるには、裏パークよりの岸に近い場所の投入がベストとの事です。

そこで、市内の基幹産業であるサーフィン業界の為に、漁業関係との連携の上で、波が出やすい場所に投入して良いと考え、市民経済部長以下に、産業の育成の観点から物理的に可能な範囲での対応をお願いしました。

内諾は頂いたので、本来の趣旨である環境団体では無く、企業として、サーフィン業界から要望書を提出して頂く様に手配いたしました。
21度予算から浚渫費用が計上されます。勿論、要望書の手直しはいたしましたが・・


    侵食対策に関するご報告!!!



シーズンオフに砂を大量投入中
漁港入り口に体積した砂3000立米と相模湖や河川から27000立米を中海岸へ投入しています。
3万立米とは、どの位の量でありましょう。10トンダンプで5500台分の砂であります。

地元の漁師さんに伺ったところ、砂が大分定着している様で、漁港入り口の浚渫を毎年行う見通しとなった。この砂については、なるべくT-よりの岸近辺への投入が効果的だと思っているので、アドバイスしたよとの事。


そう言えば・・・最近地形が良いような・・・・


       

10年近くに渡り、約30万立米の砂を投入した結果、水深4〜9mの間に砂が堆積している事が判りました。春一番や周期の長い優しい波で、地形が戻るとの事であります。ろくにデーダを見ないで、思い込みで「何もしてない!」なんて発言しては、ダメ出しであります。詳しく知りたい方は、「藤沢土木」で検索して、「海岸」から「なぎさ通信NO、16」をご覧下さい。多くの市民方が関心を持った結果でありまして、一部の人の声で取り組んでいる訳ではありません。

また、神奈川県・茅ヶ崎市の担当職員の大いなる努力にも、心から感謝と評価をしなくてははけません!そしてやっぱり最後は、市民の力に感謝です。


  
中海岸の計画であります。サンドバイパスは金がかかるので、浚渫してダンプで運んだ方が安上がりとの事。漁港に溜まった砂は、毎年、計画的に地元漁師さんやらと、効果的な投入を10年近く行っています。最近の話と言う方がおりますが、認識不足であります。

新年会で河野議員から、「随分と昔から、海のスポーツが好きだった柾木さんから、侵食について熱く語られた覚えがありす。当時は、一分の市民の方や漁業関係者しか関心が無かったが、今は多くの市民が関心を持っている。国もあの当時から真剣に対応していたら、現在はどうだったのでしょう?」とご挨拶頂いたのですが・・・皆が、問題意識を持つ事が、政治の始まりです。関係団体の皆さん、GO・Goでがんす!





平成12年ごろに一般質問で「大雨時に下水道がオーバーフローすると、水路からウンコやら汚物が海に放出されるが、抜本的対策を!」と提案して事と「工事の際、良い砂が出てきた場合、侵食対策として海に投入する事」が予算化されました。

134号線下に浜須賀から中海岸まで直径3.7メートル〜2.6メールの貯留管を埋設します。一番汚い最初の汚水を、この貯留管に貯めて、ピークを過ぎたら、処分場で処理するシステムであります。一期工事は中海岸〜パーク下までであります。ついでに、掘り起こされた良質な砂、2万立米の内、洗浄した1万立米を侵食対策用に使用します。公約完了です。

地球と海!漁師さんやサーファーにとっては、嬉しい内容であります。シールド工法で出た良質の砂は、洗浄して海に戻します。柳島海岸に簡易処理システムを設置します。しばらく間、同地区の皆様にご不便をおかけする訳ですが、ダンプ2000台分の砂は魅力であります。砂投入後には、現況に戻します約束もしてありますので、ご理解下さい。お願いします!


侵食対策・・・中海岸砂入れ決定続報!続報

菱沼海岸養浜は、20年2月下旬から3月下旬まで工期で行われます。数量は調査中です。中海岸で現在行われているものは、水路東側の浜一帯で、相模湖から27.000立米と漁港西側から3.000立米であります。

中海岸侵食対策用の砂については、相模湖からの物です。前回より良質で、サラサラした砂ではありませんが、臭いも無く漁師さんの目からみてもOKとの事です。
前回は、ヘドロに近く質が良くなかったので、嬉しいかぎりです。若干、行政側の内容と一致しない箇所もあるので、確認後、更に詳しくご報告いたします。

冬場の山砂の投入は、海が濁りますが、生態系には、あまり影響が無いとの事!

しかし、海が濁っている!との苦情が寄せられるので、困るとの事です。大雨や台風の時の海を見たこと無い方や過敏な方当然と思いますが、漁協関係者は、海で飯を食べている訳で、彼らが、侵食対策としての山砂投入はOKとしている訳です。この時期にセッセと砂浜を増やすです。濁っても自然の物です。夏までにきれいに浄化されます。

毎年、毎年、地道に砂入れをしています。そして、夏が来て台風が襲来すれば、一発でえぐられるのです。

一部に、県や市は何もしてないとの意見もありますが、砂投入については毎年行っています。データでは、少し沖合いは大分浅くなり効果はてきめん!との事。中海岸などは、とっくに護岸オンリーになっているのです。
波の力を沖で減衰させる一方で砂を投入する。これが最良かもしれません。サーフリーフと砂入れの併用は良いと思うのですが・・・・構造物ダメとの運動もありますし・・・砂も税金だし・・・むずかしいところでありますな。

12年前から、議会で侵食の危機を2〜3名の議員さんと訴えてきましたが、「俺が始めた」と語っている人がイッパイいたりして・・誰でも良いよ!と思います。

私の発言は公の発言となる為、政策等で風説や思い込みで発言したり、陽動したりして後で「すいません。」とは言えません。・・・正確な情報を市民に伝えて下されば誰でも結構!良い事です・・・

確か、サーフリーフを河口に造ってサーフィンを観光誘致にと言う計画が和歌山県であり、GOサインが出たのですが、それより津波対策を優先しろとペンデイグになっています。その土地によって、議論の内容が変わります。政治は生き物と言う事ですな。

投入場所については、来週、漁師さん達と協議するそうです。もう少し待って下さい。

侵食対策の取り組み報告のコーナーを設置しようかな!
と思っています。