フィリピン4島をめぐる旅、ラストを飾るのはヒルトゥガン島。
セブ・マクタンに近いが、ここでもサンクチュアリ(聖域)と称して漁船を禁止・ダイビング船を制限しているため、侮れないスポットだ。
常にロウニンアジやツバメウオの群れに遭遇できる上に、その他の魚種も豊富。
満足のいく、締めの一本となった。
3月6日
#8 SANCTUARY
[46分/最大水深14.6b/透明度15b/水温27℃]
ここには居着きのロウニンアジがいることで有名。
ダイバーを恐れず近寄ってくるのをみると、その昔は餌付けされていたような気がしないでもないが・・
ツバメウオのすさまじい群れ。
突っ込んでバラバラにしてもいつのまにかまた、集まって寄ってくる。
不気味だ。
その他、魚影が非常(異常?)に濃く、全く飽きないダイビングだった。
ヒルトゥガンに限らず、セブ島周辺の海域一般にいえることだが、普通のリゾーターの間ではあまりメジャーではないのに、ダイビング関係ではすこぶるメジャーである理由はひとえにこの魚影の濃さがあげられるだろう。
この海の実力は、フィリピンという国自体が抱える様々なマイナスイメージを補って有り余るほど、素晴らしいものであった。
左)単体だが大型のバラクーダ(オニカマス)。
中)深みに逃げこむ大型のアヤコショウダイ。
右)コブがないナポレオンのこども。迫力ゼロ