ダイビング虎の穴 in GBR



直行便があり、時差も1時間。
11ダイブできるダイブクルーズはクルーズ中の全食がついて15万円と、実は手軽なGBR。
1月は真冬の日本から一路、真夏の南半球へ・・
青く抜けるような空!
カンカンに照り付ける太陽!!
これぞまさに南の楽園・・!!!
との予想に反して、ケアンズ空港についてから、帰る日まで、雨の降らない日は1日もなかった。
そう、雨季・・

ただし、研究してみると、雨季だったから安かったわけではなかった。
年末年始とお盆、ゴールデンウィーク以外はそんなに変わらないので、ツアー料金と、ベストシーズンとは必ずしも連動しないようだ。
つまり、リサーチを怠らなければ、安い料金でベストシーズンを満喫することだって可能なのだ。
いずれにせよ、私が、1年でもっとも天気の悪い時期に行ってしまったのは確かだ。
それでも、よかったぞ!
(負け惜しみではない)

クルーズ中はスライドショーやバーベキューなど、毎晩いろいろなイベントが開かれる。左は日本語ペラペラのグラント。ソーセージをイェー!コアラーズペニス!!といったら大ウケしてた。下ネタは万国共通だなぁ。 真中は松本さん。帰国後写真を送ってもらうなど、大変良くしてもらいました。

今回は、5泊7日(うちクルーズ2泊3日)の行程。
クルーズ船はMike Ball Dive Expeditionのスーパースポート号である。
日本にスポートツアーズという代理店があり、航空券の手配から前後泊まですべて手配してもらえる。
パラオスポート号とともにダイビング雑誌に毎月広告が載っていて、よく記にもなっているメジャーなクルーズである。
スーパースポート号はカタマランタイプ(双胴船)で、「横揺れに強い」というウリ文句だ。
まったくそのとおりで、縦揺れにはなすすべがなかったようだ。
雨季のGBRは海況も厳しく、半数以上の人が吐きまくっていた。

曇天。海上から船が見えない!波が荒くて船に近づけない!!

しかし海の中に入ると状況は一変する
まさにグレート!!な珊瑚礁が広がり、ナポレオンやポテトコッドの出現に興奮しっぱなし。
私はサイパンでCカードを取り、その1年後サイパンへ行ったきり、後は国内近場でアドバンスを取っただけだから、この時の興奮度は尋常じゃなかった。
ロウニンアジやオニカマスなどのヒカリモノもぞくぞくと出現。
Angel Shark やホワイトチップ、スティングレーも我が物顔。
CRUM BED ではオオシャコガイがたくさん、そこはLITTLE MERMAIDの世界。
もちろんチョウチョウウオ系、キンチャクダイ系の常連たちもたくさんいたが、当時は(あ、今もか・・)あまり区別がつかなかった・・・
とにかくスゴイ、キレイで終わってしまった。
しかし、今回のダイブクルーズで、相当のスキルアップができたように思う。
そのワケは・・

コッドホールの餌付け。ナポレオンがこっち見てる!なのに、貴方は何を撮影してるんですか・・?

ポテトコッドもフレンドリー。チェックダイブの間、我々を遠巻きに見ていた。

朝7時半ごろ、スタッフの「ダーイブ・ターイム!」の声で起床だ。
寝ぼけ眼をこすってデッキに降りると、既に器材はセッティングされていて、有無を言わせず、ブリーフィング。
この時のビデオを後で見ると、ネグセというより爆発した頭で、目は大仏のように半開き。
思考回路が半分も働いていないんじゃないかと思わせる隙も無く7時45分にはエントリー。
目が覚めたと思ったらエクジットして、朝食。
で、2本目→昼食→3本目→おやつ→4本目→夕食→就寝というサイクルで一日が終わる。
次の日も水深15メートルくらいで目を覚ますのである。
まさに「くう、ねる、もぐる」を地で行っているのである。
うまくなるよねー、スーパースポート。
まさにダイビングの「虎の穴」!

透明度はそんなに良くなかった。

      

保険外交のスイス人女性とジャーナリストのドイツ人男性。国境を越えた遠距離恋愛らしい。


ケアンズ・ピアマーケットと
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