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C//DTD HTML 4.0 Transitional//EN"> bk_yogo 「青の騎士ベルゼルガ物語」用語解説

「青の騎士」はオリジナルの展開をしており、ボトムズ世界の設定を独自に解釈したり、
新たに作られた設定が多い。ここではそれについてフォローする。主にホビージャパン
別冊「青の騎士ベルゼルガ物語」、ＨＪ別冊「ＢＬＵＥ　ＫＮＩＧＨＴⅡ」の用語集から引用した。

異能者	高度に進化したコンピューター文化に適応した新人類の事を指す。三千年前に頂点に達したクエント文明に発生し、旧人類との間に激しい戦いが起こった。　この戦いで、異能者以上に強靱な肉体をもち、強烈な破壊本能をもつ旧劣等種に敗れた異能者は各地に分散、追放された。しかし、異能者は絶滅せず、文明が発達するにつれ、コンピュータを通じて文明を裏から操作するようになった。　後に分散していた異能者はクエントに集結するが、種として寿命がつきており、滅びかけていた。そこで原型質保存装置によって記憶と意志を保存、意識集合体ワイズマンを生み出した。クエントの遺産を掌握したワイズマンは戦争を操作、管理し、後継者となる異能者を生み出そうとした。ここからはボトムズと一緒。
旧劣等種	こう書いて“ベルゼルガ”と読む。　ベルゼルガというのは、クエントの神話で異能者を追放した男の名前で、現在のアストラギウス銀河の人類の祖先とされている。また、クエント製ＡＴの名前の由来となっている。　もう一つの意味としては、種としての限界に達し、肉体的に脆弱になりつつある現在のアストラギウス銀河の人々に対して、祖先と同じく強靱な肉体と代謝機能を持つ種族。基本的にギルガメスとバララントの混血に発現することが多いが、その能力を活用し得た人間は少ない。　中でもケイン・マクドガルは、異能者を追放したベルゼルガの生まれ変わり、とされており、旧劣等種の中でも異常とも言える強靱さと戦闘力をもっている。
パイルバンカー	クエントでしか精製できない単結晶合金で作られた槍。これをアームパンチ用の液体火薬カートリッジ３発で射出するのが、パイルバンカーである。ＡＴの近接戦闘用の兵器としては最大の攻撃力を誇る。　基本的にクエント製のＡＴ“ベルゼルガ”にしか装備されていないが、パイルバンカーのコピーを装備した機体は存在する。　「青騎士」では、この兵器は、旧劣等種のベルゼルガ（人名）がクエントからレグジオネータを追放する際にキューブと共に使用したのが起源なのであろう。
融機人	異能者の中でも衰えた能力を補うために自らを改造した者を融機人と呼ぶ。　人体改造によって異能者と遜色無い能力を持ちうるが、異能者からは異端者として、排撃され、追放された。それ故に、異能者を異常に憎んでいる。　その後、三千年間宇宙船で各地を放浪していたが、ワイズマンに操作されたメルキア軍の急襲を受ける。その際、絶滅寸前まで追い込まれるが、融機人として覚醒したクリス・カーツが戦艦ギ・グロリーをもって帰参したことによって復活、バララント陣営中枢に入り込み、全アストラギウス銀河の支配を目論む。
ラストバタリオン	クリス・カーツが編成した融機人の部隊。バララントの次期主力ＡＴポッドベリーを配備しており、全ての機体に融機人対応型の操縦システムが組み込まれており、ポッドベリーの性能と相俟って戦闘能力はかなり高い。
異能結社	融機人による秘密結社。武器商人を隠れ蓑にしており、ギルガメス、バララント両軍に深く関わっている。クリス・カーツを総帥とし、実戦部隊ラスト・バタリオンを保持している。
ＦＸ	「青騎士」オリジナルのメルキア軍次期主力ＡＴ。“フェックス”と呼ぶ。耐弾性の高い複合装甲と高出力のマッスルシリンダーの開発により、新規に設計された新型ＡＴの総称。　Ｌ（ライト）級は、従来のスコープドッグの役割を継承、オールラウンドに使用できる普及機として位置づけされている。機体サイズが小さいためアームパンチと降着機構がオミットされているが、性能は従来型のミッド級ＡＴを全てにおいて上回っており、ＦＸのスタンダードタイプと位置づけられる。　代表機はノビィガゼル。　Ｍ（ミッド）級は、従来の役割をＬ級に奪われ、対ＡＴ戦用の機体として特化。それとともに、機体も高出力、大型化し、サイズは従来型のＨ級ほどになった。代表機は、カラミティドッグシリーズ。しかし、名機スコープドッグをＦＸ仕様にリファインしたノーマルドッグも兵士からの評判がよく、量産された。　Ｈ（ヘビー）級は、汎用型のＬ級と対ＡＴ戦用のＭ級の確立によって、このクラスの機体は対要塞、対艦戦仕様となった。機体はミッド級と共に大型化、スーパーヘビーとも言えるほどの機体となった。代表機はフィアダンベルとハウリングベアだが、同じＨ級でも両者の設計コンセプトは大きく異なる。フィアダンベルがソリッドシューターを内蔵し、ロックガンを装備するなど、火力を重視したのに対して、ハウリングベアはＨ級の大きさをパイロットの安全性を重視する方向に利用、装甲を厚くし、運動性を強化して、パイロットの生存性を向上させた。
メルキア騎士団計画	レグジオネータに洗脳されたロリンザーが実行した人類再生計画。　種として限界に達したアストラギウス銀河の人類を一掃し、メルキアに肉体的に頑健な旧劣等種の遺伝子を組み込んだレグジオネータを操るに足る新たな人類を生み出す計画である。そのためにクローニングが可能な生体コンピューターによって稼働するＡＴ「ウォリアー１」が必要だった。　レグジオネータはこれと同様の計画をアストラギウス銀河において三度行っており、異能者もそうして生み出された人類の一種だった。

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