装甲騎兵ボトムズ


「装甲騎兵ボトムズ」1983年全52話日本サンライズ
「装甲騎兵ボトムズ ザ・ラストレッドショルダー」1985年全1巻日本サンライズ
「装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル」1986年全1巻日本サンライズ
「装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント野望のルーツ」1988年全1巻サンライズ
「装甲騎兵ボトムズ 赫奕(かくやく)たる異端」1994年全5巻サンライズ



リアルロボット系の作品の極北とも言うべき作品でしょう。
まあ、ロボットアニメにおけるガンダムシリーズを陽とするなら、陰って所でしょうか。
暗く重いストーリーに無口な主人公、そして動けなくなるとすぐに乗り捨てられる主人公メカ(^^;
簡単に言えば、こんな感じのアニメなんですが、何となく引き付けられるものがあります。

この作品のウリといえば、やっぱATでしょう。
個人的に好きなのは、OVA「ラストレッドショルダー」でのスクラップを寄せ集めて無理矢理ATを組み上げる、ところです。
で、組み上がったATを見て浮かれる仲間に対して、無表情に一言。

「当てにならねえ部品がざっと50ほどある」

おお〜、格好いいぞ(爆)
とは言っても、欠点がないわけでもなく、1983年の作品なだけあって、
作画は決して褒められたレベルではありません(OVA除く)。
また、ストーリー展開に無理のあるところがあったりしますし、
思わずツッコミを入れたくなる時もあります
(装弾数3発のアーマーマグナムを連射しているときとかその他諸々(^^;)
だがしかし! そんなものが気にならないからこそ好きな作品なのです(爆)

お気に入りのキャラは主人公のキリコをはじめとしてたくさんいます。
グレゴルー、バイマン、ムーザのレッドショルダー残党組とかクメンの最強傭兵トリオとか。
その中でも好きなのはキリコのライバルとして登場したパーフェクトソルジャー“イプシロン”です。
人造人間の哀れさというか、戦うことでしか存在意義を見出せない所とかが好きでしたね(オイオイ)
しかし、そんな相手と戦うときにも、「戦いに意味など無い」と相手を全否定するキリコは鬼ですね(^^;
(そんなもん分かっても肯定できるわけないだろうが(^^;)

機体の方ではどれも好きなんですが、特にと言われれば
スコープドッグターボカスタムとブラッドサッカーを挙げますね
スコープドッグことスコタコはどれも好きですが、ターボカスタムが特に好きです
やっぱ「ラストレッドショルダー」の時が格好良かったですからね
スクラップから再生してチューンするところとかふくらはぎからブースターがせり出し、
思いっ切り加速をつけて突撃するところとか格好良すぎッス
ブラッドサッカーは同じく「ラストレッドショルダー」で、レッドショルダーの残党が使用していた機体で、
全身黒ずくめの機体だが、右肩だけ赤い、まさにレッドショルダーの機体です。
(暗いところだと、右肩だけが赤く光って格好いいんですよ)
作中ではキリコ達にゴミのように殺られてたのだけが残念ですね(^^;



PS.ローカルネタ
四国の某県では最初の放映日の四○新○に、
「装甲騎兵ポトズム」
と訳のわからん誤植になっており、私の回りでは「ポトズム」「ポトズム」としばらくネタになってました(爆)



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