『宇宙の騎士テッカマンブレード』用語集



テックランサー

テックランサーは、テッカマンブレードの両肩に内蔵された“光=物質交換機能”によって、生成、造り出される強靱なランサー(槍)である。
テックランサーは中央部から分割することが可能で、先端の二枚刃は独自に飛ばすことも出来る。
ブレードと同じく、エビルもまたテックランサーを所持している。ブレードのように二つに分離することは出来ないが、通常のほかに十字型にして使うこともできる。
先端の刃の部分はやはり分離させることが可能で、誘体ワイヤーによって本体と結ばれ、常時回収される。


テックシールド・ワイヤー

通常、テッカマンブレードの腰の後ろに設置されている小型の盾がテックシールドである。
先端には、テックワイヤーと呼ばれる射出式のワイヤーが装備されており、離れた敵への攻撃のほかに無重力空間での移動や、ランサーの回収などに使用される。


ボルテッカ

ボルテッカは、両肩のパーツを開いて発射されるテッカマンブレード最大の必殺技である。
凄まじい破壊力を兼ね備えているものの、一回のテックセットで一発しか発射できないという制限のほかに、発射後はほとんど戦闘不能となってしまうという欠点も持ち合わせている。


クラッシュ・イントルード

頭部、腕部、肩部、腰部、脚部等身体の各部所を変形させてスリムな形態をとり、脇腹のバーニアを全開することによって通常の数倍のスピードによる戦闘を可能にするテッカマンブレードの能力。
複数の敵に囲まれた集団戦や、弾幕の強行突破の際などに使用される。


ラムショルダー

エビルはランサーを投撃した際や失ってしまった時のために、代わりの武器として、両肩にラムショルダーを装備している。
ラムショルダー内部にはランサーと同等の剣が内蔵されており、パーツ自体が腕部にそってスライド、手に固定され剣が出る仕組みになっている。


PSY(サイ)ボルテッカ

ブレード同様、エビルにとっての最大の必殺技。
ボルテッカのエネルギーである反物質素粒子を、エビルがその意志によって自由にコントロール出来るため、ボルテッカの軌道を自由に操作でき、エネルギー量の調節によって一回の変身で二回以上撃つことも可能で ある。


フェルミオン砲

ソルテッカマンに装備された対ラダム用新兵器。
テッカマンのデータから唯一地球側の科学水準で再現できた「反物質の封じ込め」を利用して作られた兵器である。
その原理はブレードのボルテッカと同じく、反物質の対消滅を利用したものである。
強力な威力を誇るフェルミオン砲ではあるが、「反物質の封じ込め」の再現は完璧ではなかった。
そのため、反物質をコントロールするのに大型の反物質制御ユニットを背負うことになった。
しかも、二十四発分の反物質しか貯蔵できない。
フェルミオン砲は反物質制御ユニットから反物質の“弾”をランチャーに装填して発射する。
また、制御ユニット自体は交換が可能になっており、反物質を消費したソルテッカマンは、反物質補充のために帰還する。
ソルテッカマン一号機改は、フェルミオン砲を大幅に改造され、制御ユニットに直接回転式の砲を搭載している。
そのため、側面及び背面の敵にもそのまま攻撃することが出来る。


レーザー発振機

ソルテッカマンの右腕に装備されているレーザー発振機は、通常、レーザーライフルとして使用される。
だが、フェルミオン砲発射時には出力を落として加速器に連動させ、レーザー発振機として使用する。
弾が少ないため、正確な照準が必要だからである。
大幅に改造されたソルテッカマン一号機改は、レーザー発振機を所有しておらず、サブアームとしてレーザーガンを所有している。


全方位超ボルテッカ

ブラスター化にあたってブレードの必殺技、ボルテッカも更なるパワーアップを遂げた。
両肩のほかに十基のボルテッカが装備され、その名の通りあらゆる方位にボルテッカを撃ち出すことが可能になった。
もちろん収束させて発射することも可能で、その威力はハイコート・ボルテッカ以上である。
ただし、あまりにエネルギーを消耗してしまうため、超ボルテッカ発射後は強制的にブラスター化が解かれ、通常のブレードの姿に戻ってしまう。




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