SS版『タクティクス』のキャストは以下の方々です(取扱説明書より)。
 役名が書いてある人は、オープニングで名前と役名がテロップで表示される人。

佐々木望(デニム・パウエル)
冬馬由美(カチュア・パウエル)
関俊彦(ヴァイス・ボゼッグ)
子安武人(ランスロット・ハミルトン)
井上和彦(カノープス・ウォルフ)
堀内賢雄(ウォーレン・ムーン)
有本欽隆(ジュダ・ロンウェー)
速水奨(ランスロット・タルタロス)
松村安雄(ブランタ・モウン)
佐々木るん(セリエ・フォリナー)
相沢正輝、那波一寿、岡本麻弥、立木文彦、八戸優、大沢つむぎ、金月真美

                                                                                                                 

 以下、私の知っている声優さんについて書いたものです。
 この人について書こう、とペンを取り、思いついたままに書きました。ただの思い入れを文章化したものです。特に推敲もしてません。読みにくいのはご容赦。


 佐々木望さん。『タクティクス』の主人公デニム役。
 この人で真っ先に思い出すのは『銀河英雄伝説』のユリアンくん。学力優秀、スポーツ万能、家事全般は専業主婦並み、軍事的戦略センスあり、と一家に一人は欲しい人。
 他には『ガンダムX』のあやしい兄弟の弟オルバ・フロスト。弟というのはデニムと一緒ですが残念ながら彼にいるのは性格ヤバメの「兄さん」でした。ちなみに『タクティクス』序盤で彩雲のオルバというボスキャラがいます。彩雲とは字からもわかるとおり美しい雲のこと。ただ、このオルバ、クラスがウィザードのため髭モジャのおじいちゃん。彩雲というよりは羊雲のオルバという感じですが、さすがにひつじぐもではかっこうがつきませんか。
 『ビバリーヒルズ青春白書』というアメリカのドラマでデビットという役の吹き替えをやってます。この人、ケリーという義姉がいます。おっ、デニムのように「姉さん」というセリフが聞けるかな? と思いきや、こやつ、アメリカ人のくせに姉のことを「姉上」とお呼びしやがる。なんじゃそりゃ。関係ないですが、ケリーはキレイどころの色っぽいお姉さんなのですが、声が「ポケモン、ゲットだぜ!」と同じと知ったときは笑わせてもらいました。

 冬馬由美さん。デニムの姉、カチュア役。
 好きな声優さんです。私の好きな二つの作品でヒロインをやっていたから。
 一つはOVA版『ロードス島戦記』のディードリット。エルフのお嬢さんです、160歳なんですけど。永遠にお嬢さんな人。テレビ版では声優さんが変わっていてショックを受けました。
 もう一つは『機動戦士ガンダムF91』のセシリー。あっ、そういえばこのセシリーも・・・・・・でした。『ターンAガンダム』にもテテス役で出てました。そういえば『機動戦士Vガンダム』にも出てましたね。一話しか登場しない人でしたが。
『ガンダム』で演じた人は、三人ともパイロット。ディードも含めてみんな「気の強いお姉さん」という性格の人です。もちろん、気が強いだけではありませんが。さて、カチュア・パウエルはどんな人なんでしょうか。

 関俊彦さん。デニム、カチュア姉弟の幼なじみヴァイス役。
 『YAWARA!』で松田耕作記者を演じてました。結婚しても、あの二人は「柔さん」「松田さん」と呼び合うんでしょうね。
 スタジオジブリアニメ『海がきこえる』で主人公の親友、松野豊役。高知弁、難しそうでした。存在が浮いてる、という意味の「ういちゅー」というセリフがやけに頭に残ってます。
 PCエンジンの名作ゲーム『エメラルドドラゴン』の主人公アトルシャンもやってました。「世界中が、敵になったとしても、君を守り抜いてみせる」と真顔で言ってました。本当に愛する人に言うのなら恥ずかしくともなんともないんでしょうね。似たような名前のエルトシャンは『ファイアーエムプレム聖戦の系譜』。ずっとエトルシャンだと思ってました。これはよくあること。『ファイアーエムブレム』のジョルジュをジョルジョと勘違いしてたし。気づいたのはSFC版『FE紋章の謎』をやってるとき。ファミコン版の彼はずっと「名前違うよ」と不満に思っていたんですね。
 ちなみに映画『天空の城ラピュタ』で、ティディス要塞にて気絶してしまったシータのおさげ髪をつかんで「おい、起きろ」と言った兵士を演じたのはこの方。

 井上和彦さん。有翼人カノープス役。
 ラストまで役立つ人です。大切にしましょう。愛鳥、と言ったら叱られますが。
 『銀河英雄伝説』のアッテンボロー役。最強のセリフ「それがどうした」を引っさげる、提督にして革命家にしてジャーナリスト志望にしてゲリラ戦を得意とする青年軍人。アッテンボロー=ユリアン、カノープス=デニムという間柄は似ていないこともない。ただ、カノープスは戦闘で使える割にはさほどストーリーにからんできません。それが残念。
 『機動戦士Zガンダム』ではジェリド・メサ役。この人というとガブスレイを思い出します。ちなみにガブスレイの型式番号は「RX-110」
 『赤毛のアン』ではギルバートを演じてました。このアニメ、昭和54年の作品。実力、人気ともになければ20年も第一線で声優やってはいられないでしょう。
 ロボット系好きの私にはとてもなじみのある方。『ダグラム』のクリン・カシムや『レイズナー』のアルバトロス・ナル・エイジ・アスカ(多分あってます)とか。

 堀内賢雄さん。ウォーレンレポートが便利なウォーレン役。
 すぐに思い起こされるのが『ふしぎの海のナディア』のサンソンさん。かなり年下の奥様をもつことになった優しい力持ち。相棒のハンソンと一緒に言う「がってん」というセリフが印象的。上司? にグランディアさんがいて、彼女のことを「姐(あね)さん」と呼ぶ。残念ながら「姉(ねえ)さん」ではない。なぜ、私がこんなにも「ねえさん」にこだわるのかは不明。
 あとは『ZZガンダム』のマシュマー・セロ。この人の声を聞くと、「どこか」勘違いしたすっとこどっこいの騎士を連想してしまうのはこの役のせい。憧れのハマーン様にいただいたバラだからといって、あそこまでする?
 『銀英伝』にも、確かアントン・フェルナー役で出ていたと思います。オーベルシュタインの副官は、この人以外誰ができたでしょう。というより、この人以外誰もやりたがらなかったでしょう。

 速水奨さん。ローディスの暗黒騎士団団長ランスロット・タルタロス役。
 OVA版『ロードス島戦記』で、怒ると怖いバーサーカー、オルソンを演じてました。『タクティクス』のバーサーカーはどんなに怒っても「リィィィィィ!」なんて言いません。昔のサウンドドラマではセシルという美形の魔術師をやってましたが、はっきりいって合ってないです。大昔のはパーンもディードも声が違いますが。
 ゲーム『エメラルドドラゴン』でサオシュヤントという弓使いを演じてました。そう言えば、カノープス役の井上さんはハスラムという剣士、カチュア役の冬馬さんはそのハスラムに密かに恋する修道士ファルナとして出演されてます。このロールプレイングゲームの最終パーティーは、アトルシャン(関さん)、ハスラム(井上さん)、ファルナ(冬馬さん)、サオシュヤント(速水さん)、それにタムリンという女の子です。この人は笠原弘子さんという人が演じていて『タクティクス』とは関係なし。ですが、ここまできたんですから無理やりこじつけてしまいましょう。この人『銀河漂流バイファム』で、カチュアという女の子を演じてました。どうだっ!

 

 とりあえず、こんなところで。