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東海オートモービル企画/細野一紀
ジヤパンミニディ in 浜名湖 2019 2019.11月3日〜4日
国内最大級のクラシックミニイベント、今年は生誕60周年の還暦!!
 
 今年1月、20年ぶりに目覚め(初めての車検を受け)た我ミニ、今日は仲間のミニ君達に会いに行きましょう。
時間的な余裕を見て、朝6時出発。三重県津市から浜名湖の渚園キャンプ場を目指しまぁ〜す。

伊勢自動車道・東名阪道・伊勢湾岸道・東名高速をぶっ飛ばし(1台のトラックを追い越し、99台の車に抜かれて・・・?)舘山寺ICを下り、浜名湖に沿って渚園キャンプ場に9時半到着。(故障しなくてよかったぁ〜)

巨大なアーチをくぐり抜けると、ワオー!
ここは、もうクラシックミニワールド。駐車場はミニだらけ(当然ですが)で全国から2,000台(3,500人)が集まっているとか、凄〜い。

今年の「メモリアルミュージアム」のテーマは、オースチン・モーリスのMkTシリーズとクラブマンシリーズ。早速代表選手を見てみましょう。
オースチン セブン 850cc 1959y モーリス ミニマイナー 1961y    ミニ 1275GT 1970y ミニクラブマン エステート 1,000cc 1975y
おやおや、あそこに見えるのはミニマルヤマ代表取締役の丸山さんですよ。この方を語らずしてミニの歴史は語れません。
以前お邪魔した東京墨田区の老舗ショップでは色々ご案内頂き、故ジョン・クーパーさんとの親交や彼から寄贈されたメッセージプレートー(銘版)付のミニクーパーを見せて頂いた感激は今でも鮮明に蘇ります。
今回はどの様な名車を持ってこられたのかなぁ〜。







この車は1959年8月のミニ生誕以前の試作車として5台(101〜105号)製作された中の2台目(102号車)で、1台目は衝撃テストに使われ消滅。したがってこの車が「世界最古のミニ」となる。設計者のアレック・イシゴニスが所有し、後にスプライトの部品を使用し改造され、社内に保管され、何人かの後にミニマルヤマにより完全に復元されたものである。すっご〜ぃ。


あそこに、やれたまま(失礼、年式相応の)古いミニがありますよ。えぇ〜と、1967年式のオースチンミニ。
お話を伺うと、平成23年に輸入された国内未登録のミニだそうで、現在さび止め作業中。
10歳でミニに乗ることを決め、社会人になって色々なミニで遊び、ミニ暦37年継続中だそうです。
静岡で現役の小学校の校長先生(あっ、これを言ったらダメか・・)だそうで、「この歴史あるミニをお金をかけずに、シンプルで慎ましいたたずまい、そんな最後のミニにできたらいいなぁと考えています。」とは、何と素晴らしいミニ先生ではありませんか。
歴史を積み重ねた、やれたままの姿で登録し、ゆっくり楽しんで頂きたいですね。



福島から来られた素敵なご夫妻に出会いました。
ミニピックアップは本当に少なかったのですが、完璧にレストアされたばかりの1971年式の白いピックアップは、お二人の笑顔を見れば何も説明する必要は無さそうですね。
ご家族には他にもう1台のクラシックミニとニューミニを所有されているそうですよ、うらやまし〜ぃ。お名前聞くのを忘れてしまいました・・・。



場内をうろうろ歩いていると、「アーモンドグリーン」のミニだ! 私はこの色が一番大好きですが、輸入最終年度(1999年)にこの種の色(ヘリテイジカラー)は無く、グリーンの40周年限定車を買いました。
新潟から仲間と参加された広瀬さんによると、1999年式のミニクーパーで、当時注文すればまだこの色が買えたそうです。知らなかったなぁ〜。
外観を改造するのは嫌いだそうで、ボデーカラーはさび防止装置?でバッチリ。内装は好みに応じてセンス良く、ヘッドライトのランプはLEDに交換済み。これで明るく消費電力も抑えられ今回のような夜行は安全になったそうです。(参考になりました。)
今後もず〜っと乗り続けたいそうです。



何処か遠くから来た車はないかなぁ〜。
全国ミーティングで浜名湖の位置からして中部・関西・関東の各県は多く集まっているが・・・
おぉーおー、宮城ナンバーですよ。40周年限定車のミニです。オーナーの恋塚(コイズカ)さんによると仙台から630km!!を走行してきたとの事。ミニにとってこれは大変なことですよ、ここにたどり着いたことだけで目標達成!

外装アクセサリーもフロントグリル、オーバーライダー、ホイールアーチ、ホイール・タイヤ、フェンダーミラーとボディーのレタリング等々、相当な手間暇をかけセンス良くまとめてありますねぇ〜。



何だか多くの人だかり、わー、これが噂の「ミニ・リマスタード」。
イギリス拠点の「デビッド・ブラウン・オートモーティブ」から新たに販売されたミニのカスタムカーである。クラシックミニのエンジン・ミッションとボディーは徹底的に分解整備され、その他部品は全て新品のカスタムカーである。4気筒の1,330ccエンジンは95psで4速MT仕様のFF.。エントリーモデルは£75,000(約1,060万円)、このモンテカルロ仕様は25台限定の£99,000(約1,400万円)、こんなに高いのかぁ〜。


出店コーナーを散策していると、ビッグベアーの看板とイラストのポスターやカレンダーが売られていました。
あれ〜っ、このイラストは何処かで見たことがあるなぁ〜、と横から「ミニと英国車の2020年カレンダーどうですか? サインもお入れしますよ」との声がけがあり、振り向くと温厚そうな男性がカレンダーを手に持ってこちらに差し出されました。

「私が本人の大熊です。」と言われて初めて、えぇー、あの大熊さん、思い出した!イラストレーターの大熊康夫さんだ!!
ミニマガジンで連載している「大熊康夫の英国つれづれ絵日記」を読んでいることや、昨年旅行したイングランドの田舎で泊まったB&Bの話をすると盛り上がり、しばし立ち話に夢中になり、近くにいた息子さんにお願いして、ハイ 1枚パチリ。
勿論、カレンダーも購入させて頂きました。


もっと沢山のミニ仲間とお話がしたかったのですが、オーナーが見えなかったので残念でした。
そうそう、ライブでバンド演奏もありましたよ。(写真右下)

閉会も近くなり、遠くから来たミニ仲間は西へ、東へ帰っていきました。道中故障しないようにね・・・ バイバイ、またね。

写真の右2枚は事務局提供(Facebook).60周年を記念して、ミニ100台で描いた「ミニモジ」と会場の上空撮影。

我々も帰りましょう。近くのホテルまで湖畔に沿って快適なドライブです。帰路を急ぐ多くのミニ君たちと「ピー、プー、」鳴らしながらさようなら〜。





昨日のミニ疲れから、ぐっすり眠り、朝10時ホテル出発。

自宅に帰る前に、愛知県で寄り道をしてから帰りましょう、と選んだ場所は知多半島南端にある「まるは食堂旅館本店」と「えびせんべいの里」。
この2箇所は東海地方の方は知っている人が多いと思うが、愛知の方は全員知ってますよね?
ミニは昼飯目指して、まるは食堂まっしぐらぁー。この店はセントレア(中部空港)にも支店があるので、何度も食べたことがありますが、本店は勿論初めて。


東名・伊勢湾岸道から知多半島道路に入り、半島を南へ縦断。高速の終点から県道、国道を通って到着。浜名湖から150km、うわー、波が打ち寄せる海岸(伊勢湾)沿いにありますよ。
さぁー、食べようと中に入るが、うわー、人で一杯。食券を発行し、呼ばれるまで待つこと何と、1時間10分・・・そうか、今日は連休最終日だぁー。待ち疲れて食べた、名物ジャンボエビフライや刺身は美味しかったがえらかった。

午後3時に昼食を終え、知多半島道路を戻ってえびせんべいの里へ。ここも観光客で溢れていたが、ガードマンの手馴れた誘導でスムーズに入館。せんべいのオートメーション工程を見て感心し、お土産を沢山買い込んで帰路に着きました。(しばらく、食べ物は、えびせんべいばかりだなぁ〜。)

終わり。


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