5050系、最後の春。もう二度とこの桜を見ることは・・・ 国谷


国谷 駅員さんが遮断機の代わり。どこかの地方鉄道のような光景。「ミニ国鉄」東武


満開の桜と30000系。5050系の運用は2006年12月16日で終了しています 国谷


早朝のみ、6050系もピンチヒッターとして運用に就きます
栃木
春日部区から送り込まれた10000系。約一年間、宇都宮線専属として使用されました

新栃木


栃木 貸し出されていた30000系を返却させるべく、続々と送り込まれた8000系


 長らく運用されてきた3070系が引退したのは1998年4月。あれから約10年で、これほどコロコロと車両が変わる路線があるでしょうか。とくにここ1年間は異常なほどの変わり様でした。
 数年前から危ないと言われ続けてきた、大手私鉄最後の吊り掛け電車5050系。新鋭50050系のデビューにより、一気に淘汰が加速したのも原因でしょう。2007年10月末からワンマン化され、4連の8000系専用車が行き来するだけで、唯一の「華」となるのが、一日一往復の350系「しもつけ」。すっかり寂しくなってしまいました。しかし、国谷駅の見事な桜の木は健在。これからも行き交う電車を見守り続けることでしょう。

Back