【硬券〜初乗り乗車券】
晩年は硬券乗車券も特急・急行券とのセット発売が主流となり、初乗り切符の取り扱いは、
日光・鬼怒川地区と赤城駅(平成10年で廃止)のみになりました。その後、平成12年10月の
パスネット導入を控え、順次自動改札機の導入が進み同年3月で廃止されました。
気軽に購入できる硬券乗車券だっただけに、大変ショッキングな出来事でした。
【東武日光】
大人・小児とも発売
【鬼怒川温泉】
大人・小児とも発売
【鬼怒川公園】
小児用入場券は存在せず


















【硬券〜高額乗車券】
初乗り乗車券などの低額切符が廃止された後も、特急・急行券発売のときに限って使用される
高額切符(ほとんどが自駅から浅草・北千住までの往復分)の発売は継続されました。
しかし、平成14年3月限りですべて廃止されてしまいました。
 東武で一般的な同一料金区間の最遠駅までを表記するタイプ。  例外的に金額を表記するタイプも存在しました。  行き先が分かれるタイプも。現在自動券売機券でも存在します。
 新栃木駅では日付刻印機がないため日付はゴム印になってしまいます。  特急・急行券と一緒に発売された場合、証明スタンプが押されます。  「電車ごっこ」の切符のような乗車券。惜しまれつつも販売終了しました。
【硬券〜そのほか】
珍品や現在でも入手可能な硬券乗車券をご紹介します。
 有人となった場合の大師前駅では硬券乗車券が発売されていました。  旧国鉄への連絡乗車券。  往路が自由解散となる場合に配布されます。動物公園は途中下車可能。
 北千住駅優等ホームの設置に伴い登場。見送りなどの場合に備えて存在。唯一入手可能な硬券入場券です。  振り替え輸送となる場合に配布。他社が軟券へ切り替えるなか、東武は依然として硬券で存在しています。  乗車券の発売が困難となった際に配布され、乗客は着駅にて運賃を支払う。そのための乗車証明書です。

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