愛知九九式艦上爆撃機11型(D3A1)
1939年(昭和14年)12月に制式採用された99式艦上爆撃機は初飛行から実に2年近くを経過しての採用であり、愛知にとっては予想以上の難産であった。このD3A1(11型)は昭和16年12月8日歴史的なハワイ/真珠湾攻撃において97艦攻、零戦とともにその真価を発揮し、一躍名を上げることとなる。ハワイ作戦いご、ソロモン、南西太平洋、インド洋を、第1航空艦隊の転戦先で、D3A1は零戦、97艦攻とともに、持てる性能をフルに生かして活躍した。そして、この頃が99艦爆の生涯の絶頂期であった。乗員2名、全長9.80m、全幅12.65m、全高4.14m、主翼面積30.19F、自重2878kg、全備重量4717kg、エンジン:ライトR-1820-52空冷星型9気筒1000hp、最高速度402km/h、巡航速度244km/h、武装12.7mm機銃×2、7.7mm連装機銃×1(旋回)、爆弾545kg、
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