川西N1K2-J局地戦闘機　紫電改

紫電改は、日本海軍戦闘機の末尾を飾るにふさわしい傑作戦闘機です。前作紫電が中翼配置であるため、視界不良や長大な脚のトラブルに悩まされたのを、胴体を全面的に再設計して低翼配置としこれを解消、性能的にも紫電をはるかに上回った戦闘機となりました。紫電改は松山基地の343空に重点的に配備され、呉軍港を中心とした西日本各地の防空戦闘に活躍しました。

データ：乗員1名、全幅11.99m、全長9.35m、全高3.96m、全備重量4200kg、エンジン：誉21型、出力1700hp／6400m、最大速度611km／h／6000m、武装20mm砲×4